渋い時ほど今後に繋げて!・湾フグ釣り教室
前回の湾フグ釣り教室では、釣果も良く白子率も高く、その2週間後の同じような潮回りの5月20日(日)、羽田のえさ政さんにて湾フグ釣り教室を開催させていただきました。
釣り教室では、宿での受付けの後、釣り座決めのくじ引きをさせていただいております。
出船時間の30分前を過ぎるころから、船上でレクチャー開始です。
今回は24人もの湾フグ釣りファンにお集まりいただきました。いつも多くのご参加ありがとうございます。
レクチャーでは、湾フグ釣りは外房のフグ釣りと一線を画すこと、ショウサイフグの名前の由来、タックル、釣り方などについてお話しさせていただきました。
レクチャー終了後に出船、当日は北北東からの風がやや強い中でしたが、岩越船長は一路大貫沖に向いました。
ポイントまでの航行中には、初めての湾フグ釣りの方を中心に、個々に大切なエサ付けのご説明をさせていただいております。
ポイントに到着して早速釣りを始めますが、予報より強めの北風が寒いくらいの中、皆さん誘い下げを繰り返します。
船中ファーストヒットは冨永さん。カットウがベストな位置に掛かっています。流石!
お父様とご参加いただいたのは古川 航くん。初めてのフグに嬉しそうな表情が印象的ですね。
こちらもお父様とご参加いただきました大久保 美空さん。チラシバリに食わせてカットウも掛かっています。これではフグは逃げられません、お見事です!
ここのところ、釣り教室のお手伝いもしていただいている神保さん。んっ・・? 右が神保さんで左が・・・・、いやいや、失礼いたしました(笑)
湾フグ釣りの名手、浅石さん。風の強い中、正確な誘いのルーティーンで仕留められました。掛かり所もバッチリ、お見事でした。
通常は中盤に差し掛かるころから、皆さまの間に入らせていただき釣り姿をご覧いただくのですが、当日は北北東の風が12m位は吹いていただしょうか、オマツリなどの原因も考えスパンカーの下でロッドを出してみました。
ロッド:メタリア 湾フグ
リール:エアド レッドチューン
シンカー:紅牙遊動テンヤ+ TG SS Saq Sasカットウ
角度はあれど風向きとなじむ方向に向かう下げ潮が、45度程東向きに流れる変な潮で、潮色は良いのですがアタリがかなり少ない状況でした。
しばらく誘い下げを繰り返しますがアタリがなく、船中を回らせていただいてはまたロッドを出してみました。
前日の午前中は、かなりの南風が吹き、その影響で底荒れしたかのようにアタリが少なく、緩めに流れる下げ潮が止まる前の13時頃からがチャンスタイムかと予想し釣り進めてみました。
すると昼前頃、船中ポツポツとフグが上り出しますがそれも続かず、そしてこの頃から潮色が濁ってしまい、活性の低い当日のフグの視覚も奪ってしまう状況となり苦戦いたしました。
そして今回アミノエビプリに切り分けたアカエビを漬け込んで試してみました。
当日の模様ではまだ何とも言えませんが、プリッとした状態が保て、タップリのアミノ酸に今後も期待して使って行きたいと思っています。
さて、そんな状況の中、右舷大艫、湾フグ初挑戦の戸田さんが釣り上げました! MCゲームをお使いになり、取り込むまでのロッドのしなりを楽しんでおられました。
塚田さんは渾身の1匹を釣り上げられました。ハードコンディションの中頑張りました、おめでとうございます。
諏訪さんにヒット! 諏訪さんは、レクチャー中メモを取りながらお聞き頂いたりと、その熱心さにいつも脱帽させられてしまいます。
大河原さん、やりましたね~~。この日は難しかったですね。また一緒に修行いたしましょう。
ご熱心な鈴木さんは、メタリア湾フグで釣り上げられました! ご自分で結んだSaq Sasカットウで掛けて一塩ですね!!
胴中の釣り座で頑張っていただいた荒谷さん。こんな日もあります・・。これに懲りずに是非またご参加いただけたらと思います。
山内さんも激渋を攻略、釣りに対するその熱意がアタリを導き出しましたね。
北風が強く、肌寒いというよりは寒い1日、ご参加の皆さんは頑張っていただきました。
帰港するとソコリ(「底る」とも。底が見えている下げ潮の状態)で、桟橋に船が着けられず、多摩川にアンカーを入れて当日の状況説明をさせていただきました。
その後は恒例、ヨリモドシ掬いを開催。沢山取りましたね~!
ステッカーを賭けたジャンケン大会!
今回は船上で集合写真を撮らせていただきました。
ご参加の皆さま、ありがとうございました。次の釣行に繋がるものはありましたでしょうか。
えさ政さん、大船長、女将さん、岩越船長、矢内さん、神保さん、今回もたいへんお世話になりました。
まだまだ湾フグの白子シーズンは楽しめそうです!
追記
船で写真を撮り忘れてしまった為追記にてお知らせさせていただきます。
モバイル釣行で便利、進化したクーラーであるクールラインキャリーについては前回書かせていただきました。
クールラインキャリーにはベルトが附属品としてありますが、それとは別に、先にクールラインキャリーを購入した釣友に教えてもらったのですが、別売でハンドルを取り付けることもできます。
それは、クールラインαのハンドルで、パーツとして小売価格は税別2000円、クーラーの取り扱いが楽になること受けあいで、附属のベルトを付けたままご使用いただけます。