アングラー:林 良一


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2022.5.7

お手軽な カサゴ⇒シロギスリレー

荒川の鹿浜橋の上流から出船する松陽丸さん。

今回は小学2年生の中村 優太くんを含む5名での釣行、無風、段々と気温が高くなって行く船上で期待が高まります!

 

釣りの準備が済んだ頃、間門船長よりカサゴ釣りのレクチャーがありました。

 

舫を解かれた船はスローで航行、鹿浜橋を潜り荒川河口へ、そして先ずはカサゴのポイントへ向かいました!

 

さて、カサゴのエサは宿で用意してくれるサバの切り身です。

 

そのエサをちょっと加工してみます。

キッチンバサミなどを使って厚さを均一にカットし、水中でヒラヒラとたなびき、カサゴにアピールするようにします!

 

今回カサゴには、穂先から穂持ちがたおやかなコンセプトゲーム MCを使ってみることにしました。

 

リールはスムーズな巻き心地のバサラ、ラインは12ブレイドの2.5号にリーダー6号を1m結節しました。

 

湾奥寄りのポイントから開始、まず「みっくん」こと光希望くんが良い型を釣り上げました!

 

お兄ちゃんの陽斗くんも続きます。お手製の捨てオモリに工夫が窺えます。

 

お父さんの中村さんにもヒット! 今回は良い型のカサゴ中心に上がってきます!!

 

優太くんも釣り上げました。1年振りの船だそうで、カサゴの引きを楽しめたかな!?

 

 

ここでちょっと移動、もう少し南のポイントを目指します。

 

大きな船が停泊する埠頭の近くで開始です!

 

今回幹イトに快適D-ビーズ マーキングを使ってみました。

 

自宅で仕掛け作りをするときも、根掛かりなどでハリを失った時も、ビーズにブルーとレッドのマーキングがあり、仕掛け作りはスムーズに、素早くリペアできるビーズなのです!

今回そんな自作の2本バリの仕掛けを使ってみました。

オモリが着底し、その2本のハリが自然に馴染むのを待ちます。

馴染めば下バリは底に着いていることになり動きではカサゴにアピールできません・・・

上バリはといえば、僕の仕掛けでは底から30㎝程上にハリ=エサがあることになり、こんな誘いをしてみることにしました。

それは・・・

穂先を10㎝下げて1秒、その後跳ね上げるを数回繰り返すのです。

すると上バリのエサは一瞬ユラユラと沈んで行く刹那、勢いよく上方にピンッと動きます。

これを数回、あたかも瀕死のイワシ≒エサが息絶え絶えに泳いでいるのを模してみて、思わずカサゴが飛びつきたくなってしまうイメージです。

そんな誘いで上バリに大型を、そしてダブル、連荘と数を伸ばせました。

 

さて、ひとしきカサゴ釣りを楽しんだ後はシロギス釣りのポイントに移動です!

 

シロギス釣りは砂地を狙い、遠投でき広く探れるスピニングタックルが有利ですが、カサゴで使ったコンセプトゲーム MCのリールをアドミラに取り替え置き竿としてみました。

 

キャストして「サビいては止め」を繰り返したり、強弱を付けたりとその日のヒットパターンを探します。

 

当日は底潮が冷たい?のか、通称「パックンチョ」と呼ばれるイトヒキハゼも多く掛かりました。

パックンチョとは、ハリを外す時に指に噛みついてくるのでそんなニックネームになったのでしょう。

海底ではテッポウエビに巣穴を掘ってもらい、その作業を見張りながら共生しているのだそうです。

 

 

やや長いアタリとアタリのインターバルでした。

やはり広範囲を探るためにキャストし、ラインを張ってロッドを倒しラインとロッドを直線にします。

そこで小刻みに上下に振り、ドウツキ仕掛けのハリに付けたイソメが小刻みに動きながら底からフッと浮くイメージです。

アクションを入れた直後にアタリが集中しました(写真は置き竿にヒットしたシロギス)。

 

緩い北風が釣りを終えてみると心地よい南風になっていました。

 

 

そんな南風に押されて航行、荒川河口から鹿浜橋の桟橋を目指し遡ります。

 

今回も楽しい釣りで、最年少の釣り友達もできました。

松陽丸さん、間門船長、お世話にあなりました。

中村さん、陽斗くん、光希くん、勇太くん、楽しい釣りをありがとうございました。また行きましょうね!

 

今後の松陽丸さんはシロギス主体で出船、状況をみてカサゴとのリレー、6月からはエギタコも始まります!