アングラー:林 良一


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2022.5.2

今季は好調!? アナゴ釣り教室

毎年4月に開幕する東京湾の夜アナゴ釣りですが、今年は久方振りに豊漁との情報があり、教室の告知をするとその人気も相まって早い段階で満船になってしまったのでした。

 

朝出船の船が帰港後お客様が下船、その喧騒が無くなった頃、えさ政さんのテラスにはご参加の皆さまがお集まりになってきました。

釣り教室ではくじ引きで釣り座を決めさせていただいており、ご予約時に連座でお受けした方々にも対応させていただいております。

 

そうして受付けをしていると、エキスパートの方は味のある手バネの和竿を持参、江戸前の釣りの証でもあります。

 

 

出船前のレクチャーでは、アナゴはどんな魚なのか? アナゴを釣るためのタックルは? 仕掛けは? 釣り方、小突き方、アタリの出かた等をお話しさせていただきました。

 

レクチャー終了後女将さんのお見送りで出船、東風が残る中岩越船長は船を木更津沖へと向けました!

 

航程45分程でポイントに到着、アンカー(碇)を入れて船を固定し早速釣り開始です!

すると、開始早々アナゴがヒット! 早い段階からポツポツ釣れ出しました!!

 

さて、当日は大潮回りで17時位に満潮、そこから下げになる潮見でした。

ですのでポイントに到着すると良い感じで潮が流れていて、開始早々はアナゴの活性が高かったものの、赤クラゲや千切れたアマモ等の浮遊物が多く、それらがラインに掛り潮下に流されてしまい釣り辛い状況でした。

そんな日没間際のチャンスタイムがひと段落した時にロッドを出してみました。

 

仕掛けは遊動丸オモリの2本バリ仕掛け、ハリにはイソメをチョン掛けして3~4㎝で切り房掛けにします。

左右全く同じタックルで小突き始めます。

右左、右左と1秒ずつ、オモリが僅かに底を切る位に持ち上げては底に置くといった、いわば「小さな聞き上げの連続」を交互に行って行きます。

その僅かにオモリを持ち上げた時の違和感=重さの違いを察知、イソメの先だけ咥えている=前アタリを出しているアナゴにハリ先が口の中に入る本アタリに変わった時にアワセを入れます。

 

ロッド:アナゴX

リール:フネ X

 

ライン:12ブレイド 0.8号

 

さて、数本釣り上げたところで再度船中を回ってみます。

皆さん浮遊物に苦戦されているものの、船のどこかでアナゴが上がっているといった様相でした。

 

段々と凪いで行った木更津沖で定刻迄アナゴ釣りを楽しむことができました。

帰港後は宿のテラスにて、状況をお話しさせていただきました。

 

ご参加の皆さま、ありがとうございました。また是非また釣行していただけたらと思います。

えさ政さん、大船長、女将さん、岩越船長、中川船長、この度もお世話になりました。

 

アナゴ釣り教室の追加日程は今週末(満船御礼)、人気のアナゴ釣り、リクエストがるようであればもう1日程教室を企画しようかと思っております。