アングラー:林 良一


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2026.7.29

極鋭カワハギEX MC & 極鋭湾フグ EX

今年8月発売のダイワのカワハギロッドである極鋭カワハギEX MC

 

約30㎝程の長めのSMT(スーパーメタルトップ)が特徴であるこのロッド、その先径は何と0.5㎜に削り込んであるのです。

この30cmのティップをから手前は割と硬調となっており、この部分で集寄や中オモリを揺らしてステイ、それらの重さでやや入り込む繊細なティップでカワハギの吸い込みアタリ、首を振るアタリを探す釣りが代表的でしょうか。

一方「繊細なティップ」と書いていて個人的に思い出すのは湾フグ釣りで、その頂点にあるロッドは極鋭湾フグ EXとなります。

極鋭湾フグ EXのティップ計は0.6㎜、MCと比べて0.1㎜太いわけですが、両者のティップを比べてみるとどちらも柔軟なのです。

MCのティップは削り込んでの先径が0.5㎜ですが、湾フグのティップはあまり削り込んでなくスローテーパー、言うなれば細い竹ひごのような曲がり方で、ティップを指で曲げてみても戻ろうとする力が弱いのが特徴なのです。

この両者を是非湾フグ釣りで使ってみたいと思い立ち、個人的ではありますがそのインプレッションを書かせていただこうと思いました。

 

 

平日のえさ政さんのフグ乗り合いは学船長、聞くとここのところは大貫沖を攻めているとのことでした。

 

リールはどちらのロッドにもアドミラをセット、ラインは12ブレイドの0.6号を巻いてあります。

 

当日は9時半頃が下げ止まりの潮見でした。

北東の風で大貫沖、序盤は右舷艫側が有利な展開が予想されますが、それからは舳側が潮先になると思い左舷舳の釣り座にいたしました。

でも次第に風が弱まり、中盤の頃から船は潮なりに・・・、終始艫側が有利な展開となってしまうのでした・・・(涙)

 

さて、序盤は船下にかっ込む潮の流れで、やや風もありオモリ8号で何とか釣りになる感じでした。

極鋭カワハギEX MCの長く柔軟なティップがやや曲がりながら定点に仕掛けを止めてアタリを探しました。

ティップが長い分曲がり代があるので、もっと早潮の時に重いオモリを使う場合などに適しているのではと感じました。

また、アタリからアワセは、そのティップが曲がり切ってから硬めの穂持ちのパワーを使って掛けに行くので、湾フグロッドに比べるとアワセの俊敏さはほんの一瞬ではありますが遅れるのではと考えられます(ただこれは、そう大きな体感はありませんでした)。

 

バッチリ! いいところに掛っています!

 

潮が緩くなってくるまでに3匹程釣り上げロッドチェンジ、極鋭湾フグ EXに持ち替えてみました。

潮止まりを挟んだ1時間程はアタリが乏しかったですが、潮が動き出すとアタリが出始めました。

当日はサバフグのアタリも多く、それも派手なアタリから「このアタリは絶対にショウサイ!」といった微細なアタリまで様々で、ロッド特製を試すにはある意味良い条件だったのです(ショウサイ7匹、サバフグ15匹の釣果でした)。

極鋭湾フグ EXは専用ロッドですので、目感度アタリを出すトップガイドの振幅、アワセ迄のタイムラグを極限まで減らしたSMT、アワセを効かす穂持ち、引きをいなす胴中と理想な調子なのです。

ひときは微細なアタリを掛けに行くとショウサイフグ、横っ走りを楽しみながら抜き上げました。

 

釣友の「たけちゃん」こと武田さんと背中合わせで乗船、彼も良型のショウサイフグを釣り上げていました。

 

 

 

サバフグの猛攻にズタズタになってしまったチラシバリ仕掛けを2組混ぜて使用、こんな状態でもスイッチが入ったフグはアタリを出してくれるものです。

 

さて、極鋭カワハギEX MCは記すまでも無くカワハギ専用ロッドなのですが、繊細なティップで目感度アタリを表現するところは湾フグロッドある極鋭湾フグ EXも同様なところがあります。

SMTの長さはそれぞれ約30㎝と23㎝、MCの方が約1.3倍の長さがありそれぞれ特性が違っています。

全長はMCの178㎝に対して湾フグは177㎝でそう変わりはなく、自重の55gは同じなのです。

穂持ちから手前のパワーは、カワハギロッドであるMCに比べ湾フグはやや劣っており、やや大きなフグを抜き上げる場合など、ロッドとラインをなるべく鋭角にしないように抜き上げています。

そういった、いわば近しい差異がある両者ですが、どちらもカワハギにも、湾フグにも使えると思います。

具体的には、オモリ負荷4~15号の湾フグもカワハギ釣りに使え、オモリを切った平打ちもでき、釣り方としては湾フグ釣りのようなゼロテンの釣りで威力を発揮します(前記しましたが抜き上げ時は注意してください)。

 

そういった2本のロッドでしたが、今回はサブロッドとして極鋭 湾フグを船に持ち込んでいました。

このどれもが繊細なSMTを搭載していますので、自宅での準備、車での移動、車から宿まで、船までなど、その大切なティップを3本束ねてティップカバー(A)で保護しています。

 

そしてリールシートの少し上をロッドベルトで纏めておけはOKなのです(リールは外した方が良いかと思います)。

 

夏空の下晴れながら、曇りながらの釣行、真夏もこの位なら過ごしやすい日並みでした。

 

たけちゃんと会話しながらの楽しい釣行でもありました。

 

えさ政さん、大船長、女将さん、学船長、ありがとうございました。

 

追 伸

このラッシュガードハイネック、日差しが出てくると伸ばし、曇れば首まで下げます。

この夏重宝しております!