尻上がりに好釣果・マルイカ釣り教室
6月8日(土)、神奈川県佐島の海楽園さんにて、今季最後となるマルイカ釣り教室を開催させていただきました。
前日の予報では強風でしたが当日は微風となり、早目にお集まりいただきました皆様は艀に乗り船に移動、出船前のレクチャーとなりました。
レクチャーでは、ここのところの好調な釣況のこと、タックル、スッテ、仕掛け、ゼロテン釣法、聞き上げ釣法などについてお話しさせていただきました。
レクチャー終了後、田中船長が舵を握る船は、港前の定置網周りをチェックしやや南下しながらマルイカの反応を捜索いたしました。
ところが・・・
前日は71杯と絶好調な釣果にもかかわらず、当日は出船から1時間で、船が止まり開始の合図が出たのが僅か3回だったのです。
「夜雨が降っていたものの、他にそう大きな変化もないし、何故だろう? イカが一晩でいなくなってしまったのか?」など考えながらの、群れを探しながらのクルージングが続くのでした。
こんな時、釣り人の集中力ややる気も削がれがちになるのですが、一番神経をすり減らしているのは船長で、逆により集中し、神経を研ぎ澄まして操船、群れを探しているものなのです。
それからしばらく経って、EX MCでマルイカを釣り上げられたのは中尾さん。その後も順調に釣り上げられ、かなりの釣果を上げていらっしゃいました。
大畑さんはタタキを入れた後ピタッと止め、見事アタリを捉えられました! ギョクロに乗りましたね。
マルイカ釣りに熱心な吉澤さん。このサイズを掛けられるようになるともう上級者ですね!
嬉しそうな表情は高沢さん。実はこのマルイカが船中1杯目でした。その後「楽しい~~!!」を連発しながら好釣果でした。
開始から2時間位経ち、ようやく盛り上がりをみせ始めました。
状況としては、下げ潮の流れ始めだったことがあり、潮色は薄濁りと、マルイカにとって良い潮でした。
それから早潮になって少し苦戦しましたが、下げ潮がきき、それが緩み始める頃、釣りやすくなるのと同時にウネリも治まってくると、途端にアタリが出始めたのです。
良い流しでは30分流しっぱなし、8連荘もありダブルも2回ありました。
ロッド:極鋭マルイカ レッドチューン AGS MC リール:スパルタン RT TW ライン:12ブレイド0.6号 シンカー:ドラゴンシンカーTG 50号 スッテ:ミッドスッテ
さて、後半潮が更に緩くなり、ウネリも落ち着いてくると、途端にアタリが続きました。
初めてマルイカ釣りに挑戦された杉本さんは、船中最大のマルイカをGET! 「ティップランとはまた違った面白さ、難しがありますね」とはご本人談。
須田さんは、ゼロテンション時にちょっとロッドが曲り過ぎていました。そのロッドテンションを抜きアタリを出しての1杯でした。
「マルイカ釣りには、ちょっと自分なりの課題がありまして」とお話し下さった金井さん。自分の間合いに入れて獲ったマルイカに満足げな表情をされています。
「久し振りのマルイカ釣りで、釣り方忘れちゃったよ」と、はにかむ笑顔でお話し下さった小林さん。勘を取り戻せばこの通りでした!
釣り教室常連さんの鈴木さん。この日も目標杯数を掲げ見事クリア、いやいや、上方修正をクリアでした! 流石の一言でした!!
この日スロースターターだった大内さんですが、リズムに乗り釣り上げて行きますがタイムアップ。「ここのところマルイカ、あまり釣りに行っていなかったから・・」とは本人談、来期に繋げて行きましょう!
沢山のご質問をいただきました天野さん。船が移動しながらのタタキ、そしてアタリの取り方、是非次回以降の釣行でお試しいただけたらと思います。
トップシーズンでもあり、前日の好釣果を受けての出船でしたが、前半は反応が無く、船長も苦労されていましたが、中盤以降は尻上がりにアタリが増えた1日でした。
下船後は宿の前にて、その日の状況をお話しさせていただいており、次回以降の釣りのヒントにしていただいております。
RYO’S METHOD ステッカーを賭けたジャンケン大会!
参加賞のスッテ、今は絶版のアタリスッテも多数!!
今季のマルイカ釣り教室は、海楽園さんにて5回に渡って開催させていただきました。
今回最後のマルイカ釣り教室となりましたが、ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。何か得ることはありましたでしょうか。
海楽園さん、大船長、田中船長、矢内さん、この度もたいへんお世話になりました。
今後海楽園さんでの釣り教室は、9月からのカワハギ釣り教室を予定しております。