アングラー:林 良一


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2017.6.29

前日好調のカワハギへ!

晩秋がトップシーズンのカワハギ釣りですが、去年の年末より好調が続き、5月末まで釣り教室を開催させていただいておりました。

釣り教室は、剣崎沖が解禁となる8月からまた再開の予定ですが、6月24日(土)のマルイカ釣り教室の翌日、竹岡沖で大型中心に20枚の釣果が出ていた巳之助丸さんに行ってきました。

 

当日は朝から雨・・・。

梅雨ですので仕方がないのですが、前日の絶好調のマルイカ教室の余韻と、大型カワハギに心はウキウキ、一緒に現地近くに泊まった矢内さんと巳之助丸さんに向いました。

シトシトと雨が降る船上で、久し振りにアサリの殻剥きをしながら談笑、毎週のように巳之助丸さんのカワハギ乗り合いに通っていた頃が蘇りました。

 

今回のロッドは、エサをあまり動かさない「ゼロテンションの釣りを通そう」と、穂先が柔らかで穂持ちからはパワーがある 極鋭カワハギ EX ZEROを、リールは、ZEROとデザインがマッチしていて、個人的にもお気に入り、汎用性が高い スパルタンRT TWを、ラインは 紅牙 12ブレイドの0.6号を用意しました。

P6250051

 

さて、予報通り? 雨が強くなる中、開国橋を潜り下浦方面へ、風はほとんど無く、雨粒が叩く無数の波紋を見ながら、厚い雲の下船はポイントに到着しました。

下浦沖は竹岡沖と似ている底質で、この産卵時期特有の誘いが功を奏すことが多いのですが、今日は「ゼロテンションの釣りを通す」ため、誘った後は「忍」の一字、集中が途切れないよう釣り進めました。

 

開始して間もなく、矢内さんに大型がヒットしますが、とても写真を撮っていられない雨、雨、雨・・・

風は無くとも土砂降りに近い雨に叩かれながらの釣りでした。

 

潮色は雨による濁りが強く、良い感じで下げ潮がきいているのですが、雨天とも相まって、海底付近の光量は少ないと思われ、夜光のシンカー、やスカートを付けるも、カワハギからの、そしてゲストからの反応も乏しい状態でした・・・

そんな状況の中、潮止まり付近を狙って竹岡沖に船を向ける浩喜船長、「前日好調だった竹岡沖、釣り座は舳、緩い北風で上げ潮ならば・・」と期待するも、到着するとかなりの濁りが入ってしまっていました。

 

インターバルの長いアタリ、それも、お腹一日のカワハギがチョコンと、エサをつつくような初動で終ってしまったりと、かなりの苦戦を強いられました。

そんな中お見事! 雨の切れ間にパチリ!

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1回目のアタリを見送り、身構えて2回目のアタリが来たところに掛けに行きました!

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今回、下浦も竹岡も濁ってしまっていて低活性、エサを目で探すカワハギのこと、厳しい釣りになりましたが、目的を持っての釣行でしたので、データ的に得るものは幾つもありました。

 

巳之助丸さん、大船長、女将さん、浩喜船長、お世話になりました。

 

「ゼロテンションの釣りを通す」の真相は、お伝えできる時がきましたら、この場で発信させていただきます。