スレた難敵マルイカの攻略は!?
4月1日(土)、神奈川県佐島の志平丸さんにて、マルイカ釣り教室を開催させていただきました。
今回ご参加いただきましたのは16名様。いつも多くのご参加ありがとうございました。
釣り教室では、釣り座の公平を規期すために、早朝の宿でくじ引きにて釣り座を決めさせていただいております(連座可能です)。
皆さん、出船の1時間前位にはお揃いになり、レクチャーの前に永津船長とパチリ!
桜が開花しているのにもかかわらず、当日は冷たい雨・・・。船外機付きのボートで船に渡る前に、宿の前でレクチャーをさせていただきました。
レクチャーでは、マルイカ釣りのタックル、釣り方、大切な投入器の使い方などをお話しさせていただきました。
レクチャー終了後は、ボートに移り船へと移動します。ポイントは亀城根周辺の70mより浅いライン。小雨が降り北風が強い中、どういった展開になるのでしょうか。
ポイントでは、反応を捉えギアを中立に。そこからゴースタンで、ひときは高鳴るエンジン音と共に開始の合図です!
早々に掛けたのは大内さん。ミッドスッテ・ライトブルーハダカに乗せました!
蝦名さんが釣り上げたのはニセイカ。ムギイカより大きく、スルメイカより小さいものを指す呼び方ですが、柔らかで美味しいのです。
仕掛け作り教室でも利用させていただいたいる、「酒舞」さんのマスター秋本さん。色々な釣りに精通されていて、この日もマルイカをGET!
マルイカ釣り初挑戦の中尾さん。投入器の扱いにも慣れ、ズシリと重い中型のマルイカを釣り上げました。
「松ちゃん」こと松永さん。この大きさになれば、アワセを入れた時の手応え、巻き応えがありますね!
さて、冷たい小雨が降り北風の強い中、朝一よりは反応が無くなってきたのか、やや纏まり加減だった船は散り散りに、クルージングの時間も長くなってきました・・・
それでも一生懸命反応を探す船長。開始の合図と共に投げ込まれるシンカー。
皆さん一生懸命釣っているのですが、マルイカの顔を見ない流しが続きました。
マルイカ釣りでは、反応が上から見て大きく、横から見て高さがあることが良いのですが、反応が小さく低くなってしまった場合は魚探で捉えにくいばかりか、何度も叩かれて(釣られて)、スレてしまっている場合が多いものです。
そんな時は、食欲ではほとんどスッテを襲ってくるようなことは無いようで、もっぱらリアクション、反射でスッテを抱かせる作戦を取ることになります。
着底直後の乗りが無かった場合、スッテがあたかも、瀕死のベイトを演出するように動きを与える為、激しくタタキを入れます。
直結には、メタルのスッテを配すことで横の動きが生まれ、直ブラにして動きを出すことも考えながら釣り進めます。
そんな工夫をしながら、タタキを入れて止めた直後の変化に掛けに行くと、小型ではありますが作戦成功、マルイカを釣り上げることができました。
リール:スパルタンRT TW
ライン:紅牙12ブレイド 0.6号
スッテ:ミッドスッテ各種
シンカー:ドラゴンシンカーTG
右舷大艫の井上さん。ミッドスッテに良型を掛けました! とりあえず、晩酌の肴キープですね(笑)
藤松さんは、制度の高いタタキとゼロテンションで、難しい局面でもマルイカを掛けていらっしゃいました。
春とはいえ、防寒を着込んでいても、たいへん寒い1日でした。
ご参加の皆さま、条件の良くない中ありがとうございました。
志平丸さん、永津船長ありがとうございました。
志平丸さんでの、次回のマルイカ釣り教室は4月22日(土)となります。
よろしくお願いいたします。