アングラー:林 良一


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2016.10.30

DKO 2次予選

DKO1次予選を重量勝負で辛くも勝ち上がり、迎えた2次予選は予定通り、10月29日(土)に開催されました。

受付けが始まると、開国橋脇の大会会場には、受付の後、釣り座を決めるくじ引きの列ができます。

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僕も列に並び、引いた釣り座は・・・、「山下丸・左–11」、左舷大艫の釣り座でした。

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当日は、北北東の風で、概ね10時前まで下げ残りがあり、それからは上げ潮となるので、セオリーでは、下げ潮では右舷の艫が、上げ潮では、左舷の舳が有利な釣り座となりますが、さて、どうなることやら・・・?

そして、こんな、どよよりとした空の下、釣りの準備をしながらの航行では、北よりの風を左舷に受け、僕の釣り座はびしょ濡れなのでした(苦笑)

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ポイントの竹岡沖に到着するとエンジンはスローに、釣り開始の合図と共に、各選手が一斉に仕掛けを振り込みました。

ここからは状況を・・・

 

潮はユックリと、右舷艫に流れていたので、僕の釣り座では、前方にキャストするより、真後ろにキャストして、新たに船が入って行く場所を探りました。

4~5枚までは順調に、そう、1時間経たずに釣ることができたのですが、潮が緩くなるに従って、アタリが遠のき、ゲストも静かな状態に・・・

潮止まり付近は宙を探ってみるも不発、カワハギ釣り教室でお伝えしている「夏パターンから秋パターン」の、カワハギがエサを追う早さに仕掛けを揺らすことを念頭に、ワンタッチシンカーの重さ、位置を小刻みに替え合わせて行きました。

この数日、冷え込んだこともあったのか、水温も緩やかに低下、それまでの竹岡は、カワハギは群れてはいないような感触でしたが、一月前よりは秋パターンに近づいてきていて、そこに合わせて行くことが当日のキーとなったようでした。

 

揺らす中オモリの、定期的な 弛ませる⇔沢山弛ませる の中で、リズムが崩れる≒カワハギのアタリ を、1455 AGS のティップは、目感度で出すときもあれば、手感度だけのときもあり、たとえば目感度では、より大きくティップが曲る=ハリ先が口の中に当たっている と捉え即アワセに。

逆に、アタリが出ても「?」のような時は、中オモリを送り=仕掛けにたわみを出し その余裕分を吸込ませるイメージで、夏から秋への変遷期の、アタリからアワセまでの変化を付け対応してみました。

潮が止まり、動き出し・・・

左舷全てが側が潮先になる流しが続くこともあり、ポイントによっては、カワハギがやや固まり加減のポイントもあり、連荘、ダブルと数を伸ばして行きました。

ただ、型がまちまちで、半数はコッパ~小型だったのですが、1/4は大型、残りの1/4は中型と、ハリの選択に戸惑いましたが、ハリを飲ませ、フトコロまで刺すことを意識し、大型は4回、タモ入れをしたり、していただいたりしながら、小バリで通してみました。

 

終ってみれば29枚、満足、納得の釣果を得ることができ、決勝に進出することができました。

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ご参加の皆さま、お疲れ様でした。

山下丸さん、巳之助丸さん、山天丸さん、お世話になりました。

ダイワスタッフの皆さま、ご苦労様でした。

 

決勝は来月26日、万全を尽くして臨みたいと思っております。

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