アングラー:林 良一


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林 良一さんの記事
2013.3.12

〈林〉スーパーリチウムバッテリー

以前も水深100mからの挙動というタイトルでアマダイ釣行を書かせていただき、その中でスーパーリチウムバッテリーの有効性についても触れました。特筆すべきはその容量が9.2Ah≒長い持続時間で、実際にタチウオ、オニカサゴ、アマダイの3回の釣行後でも残量があり、先日のヤリイカ釣行半ばでインプティとなりました。

「何もバッテリーを持って行かなくたって、船に電動リール用の電源があるじゃない」とお思いの方も多いかと思います。確かにもっともなことかも知れません。でも、先日途中でリチウムバッテリーが切れたとき、当然のように足元にある電源にコードを付け替え事無きを得たのですが、何かおかしいのです・・・

それは空巻きの時、リチウムバッテリーのときよりもリールの巻き上げスピードが上がらず、それも速度が変動しながら巻き上げているのです。船長の「はい、上げてください」の合図と共に複数の釣り人が一気に、それも高速で巻き上げを開始するのですから、電圧の低下?といった症状なのか、そんな状態のまま最後まで釣りをしていました。当日はウネリの中「大切な獲物を掛けた後、そのような巻き上げ速度の変動があったら・・・」なんて思ったものでした。

 

そして今年はシーボーグ150など軽量で高性能な電動リールが、それもハンドルが左右選べ、なおかつシングルハンドル、ダブルハンドルのチョイスも可能(もっと細かなスペックの差異も有)となってきていて、コンパクトなコードレスリチウムバッテリーを直接リールに取り付けても良いし、BMホルダー(B)にコードレスリチウムバッテリーを入れウエストタイプのライフジャケットなどに装着、これまた軽量のBM AIRコードを繋げると、コードの重さによるストレスも最小限に抑えられ、より丁寧な誘いや微細なアタリの感知に一役買いそうです!

小型軽量でもハイパワーの電動リールの登場、その高性能を最大限に引き出すリチウムバッテリー≒麻薬の電池!? 一度お使いにあるときっと手放せなくなると思います。

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