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福田 豊起さんの記事
2019.02.28

内房ライトウィリーイシダイ

2月26日内房保田港の国丸さんにお邪魔した。ターゲットはイシダイをメインとしたライトウィリー五目。3月を間近に内房のライトウィリーイシダイは終盤戦。今シーズン私はまだ一度も挑戦していないので滑り込みでの釣行となった。

今回のタックル

ロッド:リーディング73Mー190

リール:シーボーグ200J-L

PE:メガセンサー12ブレイドEX+Si

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今回の注目は新しくなったシーボーグ200J-L。リミテッドモデルで好評のアルミ製ジョグを採用。手返し勝負のライトウィリー。コマセで汚れた手でも確実な操作を約束してくれる。また、ハンドルノブもアルミ製となり感度、握りやすさ共にアップしている。

そして私が最も気に入っているのが、目に見えない部分。それは手巻きギアの新札により手巻き感が格段にスムースになったこと。この手巻き感を実釣で体感すべく今回はライトウィリーをターゲットに選んだ。とくにイシダイの場合、状況に応じて様々なシャクリを試してパターンを探る釣りとなる。時にはジギングさながらの激しいシャクリが功を奏する場合もあるほどなので手巻きの快適性は重要。また、アタリの出方やタイミングも非常にトリッキーなので、アタリからアワセのレスポンスも向上が期待できる。

私は右舷トモに釣り座を構えて6時に港を離れた。工程は10分もかからないので港でしっかりと準備を済ませる。2月中旬まで数、型ともに堅実な釣果を出していた保田のライトウィリーイシダイだが、一昨日から水温が低下しており、かなりタフコンディションが予想されるとのこと。船長さんももっと早く来ればよかったのにとちょっと残念そう。

とは言うもののライトウィリーイシダイはそのポイントでの流し始めが勝負。たいてい始めはアタリが多く、イシダイがコマセを食べて飽食してくると途端にパッタリとアタリが無くなることが多い。第一投は水深25メートルの浅場のポイント。朝一くらいは活性が高いだろうと高をくくっていた私はハリス2号2.5メートルの仕掛けで早いシャクリをしていたのだが全くアタリが出ない。

そんな中ミヨシの釣り人がいきなり良型イシダイを取り込む。25メートルの浅場ではちょっと予想外の良型の登場に俄然気合が入るが船中後が続かない。そこで私はハリスを1メートルたして仕掛けを即席の全長3.5メートルとして誘い続ける。この日の船長さんの指示は底から10メートル+。早いシャクリのまま誘い続けているといきなりカウンターでガツンとヒット。鋭い突込みは良型イシダイに間違いなさそう。ここはせっかくなので手巻きで引きを味わう。時折ドラグを滑らせる場面もあって頬が緩む。ATDの良さを実感する瞬間だ。上がって来たのは本命のイシダイ。小型の数釣りも面白いが、この型の一枚の方が私は嬉しかったりする。

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しかし、この後が続かない。船長さんはこの後も転々とポイントを攻めてくれるが、どこも活性が低いようだ。急いでハリス1.5号4メートルの食い渋り仕様の仕掛けを結んで気合を入れなおす。

早い連続シャクリの後の長い止の間で竿先にかすかなアタリ。即アワセでフッキングに成功。

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数釣りが出来る時はこのサイズが多い。

この後も同様の誘いを続けるが連続ヒットとはならない。そして忘れたころにもう一枚同じサイズ。

さらにタナ上限までシャクリ上げたのちのポーズで小気味の良いアタリ。アワセに成功すると中々の手応え。ハリスは1.5号なので無理は出来ない。ロッドでタメ切らない引きはドラグでいなす。

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水深40メートル付近で食わせたにも関わらず水面まで抵抗を見せたのはメジナ。ウイリーシャクリの好敵手だ。

この後はさらにエサ取りの活性まで低くなりオキアミも取られない状況となる。それにも関わらず船中では忘れたころにドスンと良型のイシダイヒットするしびれる状況。

ならば思い切って良型イシダイに的を絞った狙い方で攻めることに。付けエサはオキアミをメインとして底付近を丁寧なシャクリでネチネチを攻めてみる。仕掛け、付けエサ、誘いともフィネス仕様。エサ取りが多い普段の状況ではなかなか出来ない攻め方だ。すると、竿先に重さを感じる様な、いかにもと言うアタリがポツリポツリだが出始める。フッキングには至らずもどかしい状況が続いた。が、ついにハリ掛かりに成功。

ATDが時折滑るヤリトリを今度はジョグメインで楽しむ。操作性のアップしたジョグと粘りつくようなATDの組み合わせなのでハリスが細くても不安はない。上がって来たのは本日2枚目の良型イシダイ。

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この日は数的には本命イシダイが合計4枚とかなり渋い釣果となってしまった。だが、型により魅力を感じる私にとって良型2枚は上出来。ましてや2枚目の良型は苦心惨憺の末に狙って獲っただけにうれしさもひとしお。

しかし何より一日が非常に短く感じたことが驚きであった。それも手巻き,ジョグともに操作感がアップしたシーボーグ200J-Lのおかげで釣りに集中できたからかもしれない。とくに手巻きのスムースさは、あらゆる誘いを一日試行錯誤したのでしっかりと実感することが出来た。ウイリーシャクリに限らずタチウオなどリズムをとりながらシャクリを繰り返す釣りでは同様に違いを感じるはずだ。また、マルイカでもマイクロの乗り感を判断する手助けになるだろう。

今シーズン内房のライトウイリーイシダイはもう終盤となってしまった。来期はぜひハイシーズンにこのタックルで挑戦したい。