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アングラー:福田 豊起


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福田 豊起さんの記事
2018.12.16

スリルゲームで楽しむコマセマダイ

いよいよ冬も本番。マダイも冬にそなえて最も脂の乗る時期をむかえた。また数、型ともに狙えるベストシーズンも終盤を迎える。そこで今回は小湊港の鯛丸さんを訪れた。

朝、5時40分に宿に集合。受付を済ませて乗船。私は右舷ミヨシに釣り座を構え、6時過ぎには船は港を離れた。船は一路東に向かう事約20分。水深60~65メートルのポイントに到着した。

ロッド:リーディング スリルゲーム73 MH-225

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事前に船長さんに相談したところマダイに加えてヒラマサの可能性もあるそう。ただし水色が澄んでいるのでマダイ仕掛け(ハリス3、4号)の方がチャンスが広がるとの事。

ならば正調のパワータイプのマダイロッドが最適とはおもうが、今回は遊び心を優先してリーディングスリルゲームをチョイス。225は195よりもさらにどこまでも曲がり込む調子。さらにカーボンソリッドの強度を生かしてガッツリとショーとロッドの曲がりを楽しむ目論見だ。

リール:シーボーグ300j

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200番で事足りる釣りだが今回は新しい300jのアルミジョグレバーの操作性を確かめるためにチョイスした。

PE:メガセンサー12ブレイドEX+Si

ビシ:MDビシⅡL80号

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MDビシには調節キャップが付属しており、今回は穴を3つ残した。マダイオンリーであれが穴2つ残しでも良いだろう。いずれもオキアミコマセがポロポロとこぼれるイメージだ。

鯛丸さんでは一度ビシを着底させてからタナを取る方式。今回は10ないし9メートルの指示ダナが沖上がりメイン。それに対して私はハリス10メートルを選択。

一流し目はエサ取りの洗礼を受ける。すぐにビーズ類のアクセサリーを外して付けエサのオキアミのみで勝負する。

二流し目、コマセを打ち換えようとキーパーに竿を掛けたままジョグで巻き上げると。。。なにやら様子がおかしい。竿を手に取ると中々の手応え。どうやら電動巻き上げが誘いになったようだ。上がって来たのは食べ頃サイズの本命マダイ。

 

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巻き上げで反応するのであれば誘いが有効なのでは?と竿を大きく動かして誘ってみるが思ったようにアタリが出ない。ならば奥の手とキーパーにセットしたまま300jのデッドスロー巻き上げで誘いを入れる。巻き上げ表示4ないし5で誘い上げる。するとすぐにモゾモゾギューンとスリルゲームが曲がった。

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4号ハリスなので強気のドラグ設定でスリルゲームを存分に曲げてヤリトリを楽しむ。ショートロッドだとマダイの段引きがよりダイレクトに感じられて非常にスリリングなヤリトリが楽しめる。

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上がって来たのは2キロ級の綺麗な本命。このサイズでもドラグをほとんど滑らすことなく、ロッドのいなしでヤリトリすることが出来た。スリルゲームで強気のヤリトリは格別の楽しさがあるものだ。

釣り続けているとやはりコマセマダイの一番のチャンスである、コマセを振ってからハリスが馴染むまでの数十秒にアタリが最も出ることを再確認させられた。このチャンスをより多く生かすため手返しよく釣っていると、この日のマダイは素直に答えてくれた。今度はさらに一段とスリルゲームがたわわにしなる。

この日は単独釣行で写真が無く申し訳ないのだが、エンドグリップに左手を添えて右手で300jをパーミングしながらジョグを操作する。このポジションがスリルゲームを最もガッツリ曲げることが出来る。すなわちスリルゲームのポテンシャルを引き出せるフォーム。この姿勢で引きに耐える。今度はドラグが引き出された。滑り出しはあくまでスムーズながら、あくまで必要最低限の滑りを実現できるのがATDの真骨頂だ。ドラグまかせにして引きをかわすのではなく、竿で魚の頭をこちらに向けてヤリトリをする。あくまで魚をこちらがコントロールし続けることで自然と間合いが詰まって取り込みになる。これが私の考えるヤリトリの理想像だ。

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上がって来たのは本日最大の2.8キロ。

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その後もアタリは続き大きなタライが良型のマダイだらけに。

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最後はイシダイも追加。後日、刺身と鍋に。脂の乗りにビックリさせられた。

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この日は大ダイこそ出なかったものの良型のふっくらしたグッドコンディションのマダイが揃い望外の好釣果となった。

鯛丸さんではこの水深でのマダイ釣りはシーズン終了となり100メートルラインの大ダイ狙いに移行するとの事。そちらも非常に気になるところ。また、スリルゲームで挑戦しようかと計画中だ。