アングラー:山口 武久


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山口 武久さんの記事
2018.12.24

大阪湾テンヤタチウオ

先々週も先週も今週も・・・毎週大阪湾テンヤタチウオに魅せられ通っています。本当にゲーム性が高く、楽しいです。

本日は、大阪泉南・岡田浦港の湊丸さんへ伺いました。

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天気予報はあいにくの荒れ模様。洲本沖の風速計はこの時で風速11m。そして、朝から満ち潮が速く、そして北風です。潮と風が逆向きの俗に言う「ケンカ潮」です。

そして潮も濁っているだろうという事で、いつもの洲本沖ではなく、加太の地の島沖へ・・・・。

ポイントに着くと、やはり強風です。そして私はミヨシの釣座だったのですが、バッタンバッタンと体が浮いたり沈んだり・・・です。

水深70mで釣り開始。薄暗いので良く分かりませんが、濁りはそんなにひどくはなさそうなので、底まで落としてから誘いを開始。もちろん、大きな潮回りなので基本はスローな釣りを組み立てます。

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ロッド:極鋭タチウオテンヤSP EX AGS 178 

リール:シーボーグ200J

ロッドキーパー:ライトホルダーメタル 

バッテリー:スーパーリチウム11000WP

ロッドは今回は波の上げ下げに追従しやすく、そしてそのような時でもSMTの穂先によるアタリの取りやすさを考えてEX178を選択。

そして、本日のテンヤはこのテンヤのみを使用。

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テンヤ:船快適タチウオテンヤSS 早掛けSP

私の今までの経験上、このテンヤは特に潮の大きな時に効果を発揮します。ですので、今回も効果を検証するべく早掛けSPで一本勝負です。考えられる理由として、大きな潮の日はアタリが少なく、そして当たった後の追い食いが乏しい傾向に有ります。

特に一度当たった後の追い食いが乏しい場合、特にこの小針のテンヤが効果を発揮する事が多いです。やはり針が小さく魚に違和感を感じさせにくいと理由だと考えますが、ノーマルのテンヤと比べて長い距離を追い、そして果敢にアタックしてくる確率が高いと思います。

 

そして開始約3分。底から約30mほど上の水深40m弱の所で、軽く食い上げ・・・・。若干の微速巻きを入れるも軽いまま。

そう、当たった後にそのまま食い上げています。そして軽くフッキング!!決まりました。幸先の良いHIT!!

思いのほかあっさりGETで自分自身が一番びっくり(笑)

そして2尾目も直ぐでした。

しかし、やはり波高、強風ですのでアタリが取りずらく、ステイがきちんとできない為に私の誘いも雑になり、なかなか思ったようにアタリを出せず。

そして、船長も見るに見かねて、紀淡海峡を越えて由良沖へ・・・・。

そしてこちらで、アタリが先ほどよりは明確に出るようになりましたが、やはり時合いと言うほどでもありません。当たり棚も底から10mぐらいの所で出たり、そして水深の半分辺りででたりと不安定。

完全に大きな潮の日の特徴が出ています。

凪の日ならロングステイを多用する所ですが、波高、強風の為にロングステイをするとラインが弛んだり穂先が浮いてしまったりしてアタリを逃す可能性が高い為に、ほぼ一日ずっとシーボーグのジョグパワーレバーで4あたりを入れながらの釣りでした。

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地の島沖→由良沖→地の島沖のコースをたどり、最終釣果は5尾という寂しい結果に・・・・。

でも最後まで早帰りもなく、釣りが出来た事に感謝しますーー。次の釣行時には爆釣を期待して帰港しました。

そして、真冬のような体感温度。

身も心も凍え切ったので・・・・帰りに温かい食べ物を・・・・・。

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やはり私はテンヤタチウオに来た帰りは、コレで〆たいですね(笑)