今期初マゴチ!爆風の中、価値ある1本を!
4/15(土)は千葉県富津港の川崎丸さんから今期初マゴチに行ってきました!
アタリが出てから食い込みまでの緊張感、食い込むか離すか見極めながらの引っ張り合いっこ、勝負に勝った時のガツンという確かな手応え!
独特な釣趣が魅力のマゴチ釣り、私の大好きな釣り物の一つです。
去年は下写真の67cmの特大マゴチ(通称マーゴン!)と出会えたので、今年も60アップ、いやいや夢はでっかく70アップを狙っていきたいですね!
しかし、この日は予報がズレて朝から南西爆風…時には海ほたるで22m/sにもなる1日でした。
富津岬が堤防代わりになってくれている富津沖ではなんとか出船可能ということで、価値ある1本を求めて出船!
今回使用したタックルはこちら
ロッド:マゴチX210 リール:ライトゲームX ICV150H-L ライン:メガセンサー8ブレイド1.5号
水深は10m前後と浅場の釣りなので、お手持ちの手巻きリールにPE1〜2号が50mほど巻いてあれば十分使えます。
硬いマゴチの口周りを貫通させるため力強くアワセを入れるので、アワセ切れを防ぐために古くなったPEや0.8号以下はNGです。
マゴチ釣り専用竿でエントリーモデルのマゴチX、コストパフォーマンスが良くとても使いやすい竿ですよ!
他にもアナリスターマゴチや今年新発売のメタリアマゴチなど専用竿もありますし、2m前後の汎用ゲーム竿でも楽しめると思います。
基本は手持ちですが、置き竿釣法のためにロッドキーパーがあると便利ですよ。ライトホルダー メタル90CH
仕掛けは三日月オモリの15号に、ハリスは5号1.5m、ハリはエサによって違うのですがサイマキの場合はマゴチ針17〜18号、安定させるためにヒューズを巻きつけます。
(ヒューズの巻量は研究中…この日は大荒れだったので安定させるためにやや多く巻いています)
吹き流しの釣りなのでオマツリすることもしばしば、オマツリが解きやすいように三日月オモリの前後はスナップスイベルが良いと思います。
エサは活き餌のサイマキエビ(小型のクルマエビ)。
角を折って、口の角の付け根辺りに向けて刺し、ハリ先が少し出る程度のところで留めます(写真を撮り忘れてしまった…)
投入する時や投入後も時々上げてみてサイマキの活きを確認して、足がパタパタと動いているようならOK!ピンピンと飛び跳ねているなら更にOK!
横にぐったり倒れたり、足が動いていなかったり、アカクラゲの触手が絡まって弱っているようだったら、どんどん交換することがオススメです。
弱ったり死んだサイマキは捨てずに!クルマエビですし、ジップロックに入れて持ち帰れば美味しい食材になりますよ!
さて、釣りの方は、爆風と大きなウネリの中…でも船中時々上がるような状態だったので、確実にいる!
ウネリで穂先が上下する中で、ちょっとした違和感があったら集中どころ、その後コツっというアタリが!
ここからはマゴチとの真剣勝負。引っ張りすぎず、送り込みすぎず、コツッからコンッという少し強めのアタリが続き、でもまだまだ我慢。
その後、ゴゴンッというアタリと同時に穂先が大きく引き込まれるタイミングが来たので「ここだ!えいや!」っと頭上まで力強くアワセを入れると…
ガツンとした確かな手応えと共に、竿がキレイに弧を描きます!
これこれ!この感触がたまらなんです!
マゴチの引きを楽しみながら慌てず巻き上げると、40cm程のマゴチ、感無量です!
じっくり待ったとは言え、掛かりどころは写真の通り、上顎の硬い部分ギリギリセーフといったところ。
もう少し早くアワセていたら唇の軟らかいところに掛かって抜けてしまっていたかもしれないですね。
後半に同じような状況でもう1本出会え、爆風と大きなウネリの中で価値ある2本になりました!
川崎丸さんでは神経〆のサービスもやってくれますよ!
翌日の日曜日は64cm含むトップ6本、月曜日はトップ9本!と好調のようですので、興味がありましたら是非チャレンジしてみてください。
私も60アップ70アップを目指して、また行かねば!
川崎丸さん、同船の皆様、ありがとうございました!