富津沖水深15mの夏タチ超浅場ゲームが開幕!
ついに東京湾タチウオが浅場にやって来た!
富津沖の水深15m、指示ダナ10m〜水面までの超浅場ゲームの開幕です!
6/26(日)は先週に続き千葉県富津港の川崎丸さんからタチウオ。
この日も誘い合わせたかのように知り合いの釣り仲間が集まります。しかも皆さん凄腕のハンターばかり!連日絶好調のタチウオですから皆さん気合満タン!
前半は連日反応のある金谷沖へ、徐々に船が集まりだしあっという間に大船団に!
指示ダナは30〜100mと幅広く、浮いたり沈んだり。
流し変えの度に船長の指示ダナに耳を傾けながら当たりのタナを探していきます。
タックルは極鋭ゲームMH-195AGSとシーボーグ200J-DHの電動セットと、極鋭ゲームM-175AGSとライトゲームX ICV150Hの手巻きセットを使い分けます。
流石凄腕のタチウオハンターの皆さん、バリバリ釣るんだからみんなで情報共有しながらアタリダナとパターンを探していきます。
前半戦は何本か取れるものの、餌を取られたりすっぽ抜けしちゃったり、時には周りはバリバリ釣れているのに全然アタリが出せなかったり…
ほんのちょっとしたシャクリの幅や間の違いだけで、こうも反応が変わるものかと痛感。
例えば、同じピッチだけど、シャクリとシャクリの間を気持ちちょっと(0.5秒とか、そういう世界)空けるだけでアタリ数がすごく増えたり、20cmだった振り幅をもう少し多めに30cmにするだけで急にアタリ出したりと…
たかがシャクリのパターンと思うなかれ、細かな調整がこれほどまで釣果に影響するのかと改めて感じたのでした。
魚の活性や潮加減を100%把握するのは無理だと思うので、釣り人から仕掛けていかないと。何事も雑にならず丁寧に根気よく、トライ&エラーの繰り返しなんですね。
さてさて、今回の釣行の目玉は冒頭に書いた通り超浅場ゲーム。
ここからが凄かった…
ぼちぼち終わりの時間を意識する頃に突如、船長から「富津沖に向かいます」とのことで急行!これはもしかして…水深15mの超浅場ゲームの予感!?
東京湾でタチウオが産卵のために浅場に上がってくるポイントとして代表的なのは大貫沖や富津沖など、今年は早速第一陣が始まったようです!
相手は幽霊に例えられる好敵手タチウオ、消えることもあれば「いつの間にそこに!?」と出現して驚かしてくれるんですね!
実はそんなこともあろうかと、上記の2タックル以外にもう1本、超浅場用タックルも用意しておいたのです。
ロッド:リーディング73 MH-160 リール:エアドレッドチューン100SH-L ライン:メガセンサー12ブレイド0.8号
去年の超浅場タチウオゲームでとってもお世話になったリーディング73 MH-160
水深は15m〜水面まででオモリは30号の超浅場ゲームでは、ラインのたわみの影響をほぼ受けず活性もバリッバリで突進というかアタックしてくるようなアタリが多いので、違和感を与えてしまう硬い竿だと、すぐに弾かれたり餌の下半分だけキレイに取られたりしてしまうんです。
そこで超浅場ゲームには専用タックルがあると面白いですよ!
パワー表記はSやM、7:3調子か6:4調子の軟調竿といった感じでしょうか。(リーディング73 MH-160はMH表記の7:3調子ですが、実はティップからベリーにかけて長さがあり全体的に柔らかい印象の竿です。リーディング73MH-200をお使いの方は「バットが短いMH-200」と表現すると伝わるでしょうか。)
他にも超浅場用ではこんな竿がオススメだと思うというのをいくつか挙げてみます。
・極鋭ゲームS-150AGS、MC-150AGS、MC-180AGS (沼津の浅場夜タチウオでは既に実績ありです!永田さんのロッドインプレッションはこちらから)
・リーディング64 S-190、64 M-190、73M-200、73 M-185MT
・アナリスター ライトゲーム64 S-190、64 M-190、73 M-190
他にもライトアジ用やマルイカ用でも楽しめると思いますので、皆様色々とチャレンジしてよろしければ結果を教えて下さい!
リールは軽量小型の手巻きリール、PEは1号前後、オモリを指示オモリ(30号程度だと思います)に変えるだけで、天秤やハリス(1.5〜2m)、ハリ(1/0や2/0)はそのままで問題ないです。
残り1時間、超浅場用タックルに変え富津沖で激アツの後半戦が始まります!
指示ダナは10mから上、投入開始1投目の数シャクリもしないうちにあちらこちらで竿が曲がる曲がる!いました、群れは確実に浅場に来てます!
シャクリ幅とシャクリスピードは20cm程度でチョンチョンと穂先を跳ねさす程度、ハンドルの巻取り量は1/4回転程度、シャクリの間は空けずにチョンチョンを連続的に。
アタリや穂先の変化があったら、巻くのをやめて数回シャクリ、再度巻取りだすとゴゴゴゴーンっと穂先が水面に突き刺さるような本アタリが出るのでそこでスイープにフッキング!(早合わせは厳禁、しっかりと食い込んでからアワせて十分間に合います)
1投1本の連チャンモード、大興奮で思わず「あー!楽しー!!!」と叫んでしまう!
1時間で20本追加と怒涛の入れ食いを堪能でき、こんな日に釣りが出来て海の自然に感謝です。
翌日も絶好調の模様、超浅場ゲームを堪能できる今がチャンスです!
とは言え、幽霊タチウオですからいつ反応がなくなってしまうかわからないです、超浅場用/浅場用/深場用など可能であれば状況に合わせたタックルをご準備いただき楽しんでください。
川崎丸さん、船長、同船の皆様、そしてスーパーハンターの釣り仲間さんと東京湾No.1のスーパー先生にご指導いただき、とっても楽しい1日が過ごせました。
アツいアツい東京湾タチウオ、みなさん週末は是非チャレンジしてみてください。吉報をお待ちしております!