アングラー:高槻 慧


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2020.7.28

東伊豆アカハタ40up!船ブラと胴突きで楽しむ!

久しぶりの船最前線ブログアップ!

先日、東伊豆は宇佐美の二階屋丸さんからアカハタ釣りへ!

SFA大島匠くんと楽しんできました。

 

春からシーズンインして、夏になると浅場で数・型ともに楽しめるアカハタ釣り。

関東でも伊豆半島をはじめ房総半島や三浦半島でも徐々に増え始めてきたハタ類、ルアーマンの間では関東のグルーパーゲームとしても盛り上がっていますよね!

メインのアカハタはもちろん、オオモンハタやアオハタなど多彩なハタ類が混ざっているようなので、今後の関東グルーパーゲームは楽しくなってくる釣り物の一つです。

 

そんなシーズン真っ盛りの東伊豆のアカハタ、今回は宇佐美にある二階屋丸さんにお邪魔しました。

4時半出船〜12時帰港、さてどんな釣りになるでしょうか?

 

今回は大島くん考案の船でやるブラクリ「船ブラ」と、オーソドックスな根魚五目釣り仕掛け「胴突き2本バリ」の2つの釣り方で楽しみます。

大島くんから借りた船ブラのタックルはこちら↓

ロッド:紅牙テンヤゲームMX MH-240  リール:セルテートLT3000  ライン:メガセンサー12ブレイド1.5号

船ブラの仕掛けは、中通しオモリとムツバリを使ったとても簡単な仕掛け。

誘導テンヤや餌テキサスリグとも呼べそうな釣り方ですが、特徴やメリットはこちら↓

・仕掛けは6〜12号中通しナツメオモリ、ハリはムツバリを使う誘導仕掛け

・エサはサバやコノシロの切り身

・テンヤ竿などスピニングタックルを使用

・がっつりキャスティングして広範囲に探る

・シャクリからのカーブフォールで誘い、ゼロテンでしっかり食わせる

・オモリが軽く根掛かりづらいハリなので根回りをタイトに攻められる

・簡単な仕掛け、タックルなので手軽

という感じで、湾フグやカワハギのキャスティング釣法に近いイメージなので、これ系の釣りが好きな人はハマること間違いなし!

 

胴突きのタックルはこちら↓

ロッド:極鋭コンセプトゲームL M-160AGS  リール:ティエラIC 100XHL ライン:メガセンサー12ブレイド1号

胴突きの仕掛けは根魚五目の一般的な仕掛けと同様、胴突き2本バリ仕掛け、オモリは25,30,40号を複数持っていきます。

自作している胴突き2本バリ仕掛けのレシピはこちら。

全長1.6mの仕掛け:上から5号40cm、5号80cm、4号40cm、枝スとの連結は親子サルカン、枝スは4号35cmのハリはムツバリや根魚バリ16〜18号(替えバリは結びシロ含め40cmで作る)

 

エサは二階屋丸さんでは冷凍イワシを配ってくれます。

持参する場合はサバの切り身やイカの切り身、イイダコなど、色々とアタリエサを試すのも楽しいところ。

 

 

ポイントは航程20分ほどの川奈沖。

水深も15〜20mと夏の浅場最盛期といった感じです。

朝一からアカハタやカサゴの活性良く、船ブラでも胴突きでもバリバリ釣れ始めます!

根魚ということもあって、資源保護のために

・アカハタは30cm以下リリース

・カサゴは25cm以下リリース

とリリース基準を自主的に設けて楽しみました。

根から剥がした後はなるべく目や内臓が飛び出ないようにゆっくりめに巻いてやります。

また、エア抜きも準備して、お腹が膨れてしまっている魚はエア抜きした後にイケスで休ませてからリリースしました。

 

小型アカハタが釣れ続く中、大きくシャクって高く跳ね上げ、長めのカーブフォールを繰り返していると…

カーブフォール中にゴンっと鈍いアタリ、ガツンとフッキングを入れると、竿が満月状態に曲がり止められます!

直後ガンガンと暴力的に首を振る!これはデカイに違いありません。

ドラグは強め設定、まずは5mくらいは強気で根から剥がして、あとはゆっくりファイトしてあげると上がってきたのは…

42cmの大型アカハタ!

東伊豆のアカハタをやり始めてもう6年以上になりますが、40の壁はなかなか越えられない一つの大きな壁なんです。

いやぁ、朝からもう大満足なサイズ、船ブラでがっつりキャストして積極的に探ったおかげで取れた1尾と言えるのではないでしょうか。

 

大島くんもかなり大物がかかった様子でしたが残念ながらラインブレイク…

しかしその後36cmの良型をゲット!

 

船ブラはある程度楽しんだので、胴突きタックルに持ち替えます。

エサはサバもカタクチイワシも良かったですが、この日良かったのはイイダコ。

イイダコは東京湾で釣ったものを小中大に分けて冷凍しておいたもの、今回は小サイズを使いました。

このイイダコ餌に36cmのこれまた良型アカハタが食ってきてくれました!

潮加減や状況によって魚も食べるものが変わるでしょうから、魚系、甲殻類系、軟体系のエサをどんどん試していくのも楽しいプロセスですね。

ちなみにこの日アカハタが吐き出したエサはこちら↓

 

1日通してアカハタ・カサゴのアタリ良く、バッチリ楽しめました。

釣り方やタックルも変えて色々と楽しめるのもこの釣りの面白いところ、大島くんは紅牙テンヤゲームのXHやEXのベイトでも楽しんでいましたよ。

 

数・型ともに楽しめた東伊豆アカハタカサゴ釣り、皆さんも色々な釣り方で楽しんでください。

二階屋丸さん、大島くん、同船の皆様、楽しい1日をありがとうございました!