アングラー:高槻 慧


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2019.11.6

イイダコ湧き湧きで絶好釣!富津から東京湾イイダコ

11/2(土)は富津のひらの丸さんからイイダコへ!

つり情報根岸さんにお誘いいただき、中村イカ生さんと3名で楽しんできました。

「マダコとイイダコの両方が良い年はない」という定説でしたが、その定説をひっくり返すようにここのところ富津沖ではイイダコ好調が続いています!

爆湧き情報に加え、いつもは湾奥からしか乗っていないので初めての富津イイダコということもあって期待が高まります。

 

1号船のタチウオ船は哲さん、18号船のイイダコ船は親方が舵を握ります。

18号船は昔タチウオ船で出ていた船、良く乗らせてもらったなぁと懐かしく感じます。

船宿支給のテンヤは昔ながらの「らっきょうエサのテンヤ」

 

私、本物のらっきょうを使うのは初めて!私が始めた頃はもうどこもダミーラッキョだったからなぁ。

これが噂のらっきょう!と感動しながら、新旧イイダコテンヤを用意します。

上:らっきょうに8号テンヤ

下:ダミーラッキョに6号テンヤ

 

根岸さんは昔から愛用している手バネ竿の二刀流!

かっこいいですね〜、メリットはなんと言っても「軽さ」

リールがない分軽く、イイダコの微妙な乗りも伝わるんだそうです。

 

わたしもいつも通りの二刀流。

※2本竿OKかどうかは船宿さんに要確認をお願いいたします。もちろん1本竿でも十分楽しめますよ!

左持ち用:ロッド:ライトゲーム XVS-150  リール:プリード150SH-DH  ライン:UVF メガセンサー 8ブレイド+Si 0.6号

右持ち用:ロッド:ライトゲーム XVS-150  リール:プリード150SH-DH-L  ライン:UVF メガセンサー 8ブレイド+Si 0.6号

 

富津では「スッテ禁止」なので、テンヤオンリーです。

まずは6号&ダミーラッキョのいつも通りのスタイルでスタートします。

 

出船は7時、航程15分程度の富津沖、ここのところの爆湧き情報と三連休の初日ということもあって、富津の船5隻が集まりちょっとしたイイダコ船団。

期間と場所限定の釣り物ですが、コアなファンの方が多いことが伺えます。

 

朝一はとても潮が速く、6号だとちょっと厳しい感じ。そして釣れるイイダコのサイズがデカい!

トモで根岸さんがバンバン大型を連発しているので、この差はテンヤの差かもしれないと、8号本物らっきょうのテンヤに変えてみると…

着底も取りやすく、浮き上がりにくくなったのに加えてらっきょうのシルエットが大きいのも効いているのか私も大型が連発!

イイダコは小さいタコですが、その中でも大型イイダコが乗るとズシンとなかなかの重量感を味わえるんですよ。

このまま朝一は大型が釣れ続け、一旦収まってからは少し探索しながらポツポツと。

イイダコの大きさによって、らっきょうのサイズを変えるのもこれまた一つの手だなと勉強になりました。

 

潮が緩やかになった中盤からはまたまた連チャンタイム。

朝一の大型はどこへやら、今度は小型〜中型が多く乗ってくるような状況です。

中村さんも流石軟体ハンター、連チャンモードです。

 

根岸さんも手バネ竿やリール付き和竿で連チャン連チャン!

「最近忙しかったから少し休憩がてら、癒やしの釣りにイイダコでも」とお誘い頂いたはずが…皆さん手を休めることなく連チャンモードを楽しんでいます笑

だってこんなに湧いていて、ズシンズシンと乗る度に楽しいのですから、そりゃあもうってもんです。

 

小型が多くなってきた状況なので、6号&ダミーラッキョに戻してこの通り。

小型は刺し身やしゃぶしゃぶがとても美味しいんですよ。

 

後半は以前連チャンモード、片方の竿を取り込んで投入し、もう片方を持ってみると…こっちも乗っている!という状況が数回あるようなまさに爆湧き状態。

水中の中はどうなっているんでしょうね?イイダコもかなりスイッチ入っているんだと思います。

その中でも「触らせるまでの時間をいかに短くするか」と「触りをいかに速く察知できるか」がたくさん釣るポイント。

「触らせるまでの時間をいかに短くするか」については、小突き方でかなり差が出ると思います。

持ち上げ過ぎず置き過ぎずの丁度いい小突きがその日その時でやはりありますし、船の流しに逆らわずに丁寧に流すことで固まっているポイントを見つけて連チャンしていくのがキモのような気がします。

「触りをいかに速く察知できるか」については、乗り感を覚えることと小突きに集中すること。

マルイカ釣りのように、こんな感じに穂先が曲がるもしくは手に重みみたいな違和感を感じる=触ってるみたいな感覚を覚えれば良いのですが、そのためにはこちらから引っ張って乗り感を出してあげないといけないわけで、やはり小突きの重要性に繋がってくるのだと思います。

また、今回勉強になったのは、寄せるための小突き(いわゆる小突き)と乗りを感じるための小突き(聞き上げの連続)をちょっと意識して分けて使えるともっと思い通りに釣れるということ。

中村さんは叩きにも似たシェイクで寄せて、少し魔を置いてぐいっと聞いてみる、という誘いを繰り返してかなり連チャンしてましたね!

 

楽しい時間はあっという間、気づくともう沖上がりの12時半を迎えます。

釣果も90杯以上と大満足、開幕後の不調が嘘のように今年もイイダコは絶好調です!

釣って面白い、処理も簡単、食べて美味しい、特餌としても使える!?そんなイイダコ釣り、皆様もチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

ひらの丸さん、根岸さん、中村さん、同船の皆様、楽しい1日をありがとうございました!