アングラー:高槻 慧


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2019.10.4

房総オニカサゴ・夜クロムツ!高級魚の贅沢連チャン釣行!

9/29(日)は南房オニカサゴ&勝山夜クロムツの贅沢釣行!

 

まずは南房乙浜の「しまや丸さん」から、釣り仲間の浅居くんに誘ってもらって糸川組の皆さんと楽しんできました。

しまや丸さんでは今季初出船のオニカサゴということで、さてどんな結果になるでしょう!?

ポイントの水深は浅くて90m前後、深くて130m前後。

指定オモリは150号、今回使ったタックルはこちら。

ロッド:アナリスターオニカサゴ190  リール:シーボーグ300J-L  ライン:メガセンサー12ブレイド4号

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天秤はリーディングアームII、スレッドが黒いΦ1.2-450のやつです。

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そして仕掛けは…浅居くん特製◯◯タマ仕掛け!

でっかいパール玉が付いてますね、でもこれ、釣れるんだよな〜♪

浅居くん曰く潮受けも良くて、エサがストンと落ちる、らしい…

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エサは持参のサバの切り身、薄めに削いで15cmくらいになるようにカット。

光り物や装飾系は特に付けずにスタートしてみます。

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この日前半はかなーり潮が速く…1流しの時間も短く集中!

でも開始早々の流しではコツコツモニュっというアタリが出たので軽く竿を下げて5秒カウント、そして聞き上げてゴツゴツと重いアタリに変わったのでガツンとフッキングすると重たい!?

上がってきたのは小オニのダブルでした!(このサイズは全てリリース)

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幸先良いスタートでしたが、この後も私は小オニばかり汗

でも船中バタバタと釣れるタイミングでは皆さん良型を釣られています!

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後半は潮も少し落ち着いてきて釣りやすい状況に。

私は相変わらず小オニばかり汗…反省点はもっとエサ大きめでデカイの狙いにすれば良かったなということ。

ラストには浅居くんも良型ゲット!(でも浅居くんのエサは小さめ、なんでだーw)

これからの南房オニカサゴシーズンが楽しみになる結果になりましたよ!

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しまや丸さん、浅居くん、糸川組の皆様、楽しい1日をありがとうございました!

次はビッグワンを目指してまた行こうと思います。

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さてさて、午後一には帰港してそのまま勝山へ。

ハイウェイオアシス富楽里でお昼を食べて、勝山港で仮眠…

 

夕方からは浅居くんと一緒に勝山の萬栄丸さんから半夜クロムツへ!

背負うオモリも150号、水深も100前後とオニカサゴと似ているのでタックルもオニカサゴタックルをそのまま使用できる!なので連チャン釣行という訳です。

ロッド:アナリスターオニカサゴ190  リール:シーボーグ300J-L  ライン:メガセンサー12ブレイド4号

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仕掛けは萬栄丸さんオリジナルの胴突き3本仕掛け。3セット1,000円で購入できます。

コンパクトなプラダンに仕舞われて取り出すのも簡単、とても助かります。

自作も可能とのことですが、光り物や夜光の装飾パーツはサメやサバなど寄せてしまって逆効果なのでシンプルが一番とのこと。

エサが回って枝スがヨレることがあるので、替えバリは作っておいても良さそうでした。(ただ投入が結構忙しいので、素早く交換できる自信がある方のみ)

この日はスミヤキの攻撃やお祭りでなんだかんだ5セット使いました。

オモリも無垢の150号、お祭りやゲスト避けのために変な形のものや色付きのものは避けたほうが良いようです。

エサも船宿さんが準備しているサバの切り身、ムツバリにチョン掛けします。

オモリ(も買えます)以外全て船宿さんで揃うのは有り難いですね。

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この日はかなり潮が速く、一流し一投で回収を繰り返す状況。

沖イカ釣りのように、投入の合図に合わせて素早くオモリを放り投げて投入します。

ここでモタモタしてしまったり仕掛け絡みやトラブルが起こると、次の投入までお休みになってしまいますので、

・竿先にイトが絡んでないか、

・突起に仕掛けが引っかかりそうになっていないか

・エサは回らないようにトリミングしたものがキレイに付いているか

をチェックしながら、船が止まりそうになったらオモリを握って投入を待ちます。

 

着底したら2m一気に巻き上げてまずは根掛かり回避。

そこから優しく竿を煽って、上に上に探っていきます。

意外と上のタナにいることが多く、この日は底から5〜10mの辺りでアタリ活発だったように思います。

コツっというアタリがあったら、そこで待ってみると…ガツガツと穂先がガクガク揺れる本アタリに!

巻き上げはゆっくりでも中速でもなく高速巻き上げ、ムツバリですし、口周りも硬いところが多いので高速でも上がってきます。

逆に中速にしてしまうとサバに捕まってお祭りの原因になったり、船下に潜んでいるサメに取られてしまうとのこと。

取り込みもサメに取られないようになるべく速く、残り10mではロッドキーパーに掛けて取り込みに備えます。

上がってきたのはぷっくりと太った美味しそうなクロムツ!

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フィッシュグリップST225は船釣りでもとても使えますね。

フィッシュグリップ系で重要視したいのは刃先の分厚さ、これはステンレス製の分厚い刃先なので大物を持ち上げても曲がりづらいと思いますよ!

あと、刃先をハリ外しに使ったり、ハリ結びの締め込みにも使えるので、船べりに置いてあると重宝します。

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なかなか口を開いてくれないオニカサゴでも、下顎のところにねじ込んでグリップすると…

結構簡単に掴めますね。

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あと、こちらもオススメ!ハサミタイプのフィッシュホルダー240C

クロムツは歯が危険ですし、ゲストに釣れるスミヤキは全身凶器、こういった柄も歯も長いハサミタイプがあると安心して魚を掴めます。

滑りにくくてしっかりホールド出来ていいですねー。

 

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中盤からは潮も少し落ち着いてきて、お祭りもちょっと収まってきました。

ここで中乗りさんから多点の方法を教えてもらい、早速実践!

1つ目はしっかりフッキングして、1つ目を掛けたら…回収の合図までじんわりデッドスローで置き竿!

これが大当たり、デッドスロー中にガクガクがどんどん大きくなって、竿の曲がりも激しくなっていきます。

上げてくると…3本ばり3点掛けのトリプル!仲乗りさん貴重な情報ありがとうございます!

こんな調子で、1つ目を掛けたら多点狙いでダブルもそこそこ、後半に掛けて釣れ続けます。

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途中、スミヤキらしき暴力的な引きで仕掛けが切られたり、残り10mの巻き上げ途中にバツンと仕掛け一式取られたり(サメ?)と、この釣りには付き物のトラブルはあったものの、そこまでサメやサバ、スミヤキが酷い日では無かったらしく快適に楽しめました。

楽しい時間もあっという間、気づくと21尾とクーラーパンパンで納竿。

萬栄丸さん、親方、中乗さん、浅居くん、同船の皆様、楽しい釣りをありがとうございました!

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オニカサゴは鍋用に熟成中…

クロムツは毎日炙りに、日に日に美味しくなる…最高!

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