アングラー:高槻 慧


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2018.2.13

2月開幕の東京湾エビメバル!専用ロッドとゲームロッドで楽しむ!

横浜、大阪のフィッシングショーが無事終了し一段落!

お越しいただきました皆様、ありがとうございました。

 

さて、2/10(土)は浦安の吉野屋さんから、2月開幕となったエビメバルに行ってきました!

エビメバルは活きモエビを使った東京湾奥特有のメバル釣りのこと。

「春告魚」とも呼ばれるメバルですが、東京湾でのエビメバルの開幕は2月1日から。かなり寒い時期ですがシーズン始めは大型が期待できるとのことで、とても楽しみにしていました。

一昨年は良型は出たものの数に恵まれず、去年は行けなかったので、今年は万全の準備で迎えたいところ。

 

準備と言えば、平成30年2月からすべての小型船舶の乗船者にライフジャケットの着用が義務化となりましたね。

皆様お持ちのライフジャケットの承認印「桜マーク」の確認はお済みですか?

私の使っているのはDF-2207 ウォッシャブルライフジャケット(ウエストタイプ手動・自動膨脹式)

念のためチェックすると「桜マーク」が付いています。そして「小型船舶要救命胴衣」「タイプA」の記載を確認。

釣り人ではなく船長に迷惑がかかってしまうので、ご確認と必要ならばご購入をお願い致します。

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さて、仕掛けは胴突き3本針、根掛かりのある釣り物なので替えバリはたっぷりと。

仕掛巻 TS-80はハリス付き1本針の収納にとても良いですね、特に細ハリス(今回は0.8号、1号を準備)の収納と取り出しの際には抜群。

10本仕舞えて絡まずスムーズに取り出せるのでかなり重宝しました。

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仕掛けは下記を準備。

・全長1.8m(下から20,60,60,40)のビーズ交換式

・①ミキ1.5号エダ0.8号35cm、②ミキ2号エダ1号35cm、③ミキ3号エダ1.2号35cm

・メバルバリ9号

・オモリは指示オモリ20号、その他に15号、18号、25号、30号も一応準備

ビーズは快適D-ビーズ マーキングのSサイズを使用しました。

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秋のイイダコシーズンでもお世話になっている青山船長!

出船前にモエビの付け方、誘い方、アタリの出方、合わせ方など細かくレクチャーしてくれます。

特に大事だとおっしゃっていた「アタリがあっても合わせてはいけない!」ということ。

前アタリ〜中アタリ〜本アタリと分けられて、本アタリの強い引き込みが出てから巻き始める向こうアワセの釣り。

警戒心の強いメバルゆえ、合わせちゃったりバラしちゃったりするとどんなに釣れていてもすぐに食わなくなってしまうので、船中皆さんで気を付けたいところです。

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配られるモエビ達!可愛い!!飼いたい!!!笑

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尾羽根を軽く残すように切って、出来るだけ浅く掛けるのがコツとのこと。

(前の尾羽根の残骸が残っちゃってますね、本来は面倒くさがらずにキレイに取りましょう…笑)

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今回使用したタックルは2種類、メバル専用ロッドとゲームロッドで楽しむことに。

メバル専用ロッドはこちら↓

ロッド:リーディングメバルSS-265  リール:エアド100H-L  ライン:メガセンサー12ブレイド0.8号

メバル専用設計のSS-265、キャスティングさんの中古美品をかなり安く入手できたので即バイト♪(水野くんありがとう!)

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そしてゲームロッドはこちら↓

ロッド:リーディング64M-190  リール:エアドレッドチューン100SH-L  ライン:メガセンサー12ブレイド0.8号

今年生まれ変わった4代目!沖釣りゲームロッドの代名詞的な存在のリーディングがフルモデルチェンジです!

発売は3月ですが、ひと足お先に使わさせていただきました。

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まずは専用ロッドのリーディングメバルSS-265から使用。

吉野屋さんのエビメバルは数より型狙いのストラクチャー打ちスタイル。

人工物が水中の中でどう組まれているかを3Dでイメージしながら、根掛からないようにピンスポットを狙っていきます。

アタリが出ても焦らず、大きな本アタリまで待っていると…ファーストフィッシュはカサゴ!

次のポイントでようやく本命のメバをGET♪

今回一緒に同船して頂いた吉野屋さん常連のO氏はカサゴ・メバル共にコンスタントに釣り上げていきます。

誘い方やポイントを教わりながら続けていると…

ピンッっと手元に微かに伝わるモエビの逃げて跳ねるような感触?これが前アタリ。

からの〜コンコンコンっと穂先を震わすアタリはまだまだ我慢の中アタリ。

そして〜ゴンゴンズドーン!っと穂先が水面に突っ込む大きなアタリが本アタリ!

教科書通りのアタリに大興奮、25cmアップの良型メバルが食ってきてくれました!

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こんな調子でこの後も順調に釣れ続けます。

釣れ続けていると、メバルの活性も上がってくるのか更にアタリ数も増えてきます。

しかし、根掛かりを外そうとビシバシしたり、魚をバラしてしまうとさっきまでの反応が嘘のようにシーンとなってしまう…警戒させないこともかなり重要なようです。

 

後半のポイントでは潮色が赤茶色になっていて、船長もO氏も「これは釣れる潮色!」とのことで期待大。

期待通りメバルの活性良く、しかも型が良い!!

下記3つを意識して、良型メバルをたっぷり堪能できました。

・3種類のアタリを感じて、合わせないこと

・警戒されないように活性を上げてチームワークで釣ること

・水中を3Dにイメージすること

 

ある程度釣れたので、ゲームロッドのリーディング64M-190に持ち替えチャレンジ。

仕掛けが長い分、穂先に絡んだり取り込み易いようにメバル竿は2.4〜3mと長めに作られていますが、仕掛け捌きに慣れてくれば2m前後のゲームロッドでもトラブルなく楽しめました。

テスターの福田さんがNEWリーディングを使ったライトヒラメの様子をFacebookで投稿していたのですが、

【私の思うゲームロッドの条件って「ちょっと、大変かも知れないけど、これで釣ったら絶対に楽しいよね!」と思わせてくれる遊び心があるロッドであること。】

これはまさしく言い得て妙!

専用竿とはまた違うアタリの出方や引きの感じ方をたっぷり堪能し、専用ロッドと汎用ロッドで1日遊び尽くしたのでした。

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そして後半のポイントではなんと尺超えも登場!

これもリーディングで仕留めた嬉しすぎる1匹です!

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最大30.5cmを含む良型多数!!

メバル29匹カサゴ8匹の37匹と、旬のエビメバルを心ゆくまで堪能できました。

吉野屋さん、青山船長、お世話になったOさん、同船の皆様、楽しい1日をありがとうございました!

ご興味ある方、旬のエビメバル釣りに是非チャレンジしてみてください♪

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