久里浜沖の超深場タチウオ!今年を占う初釣りはいかに?
あけましておめでとうございます!
今年も船最前線ブログで私なりの情報発信を頑張りますので、よろしくお願い致します!
もう釣りに行かれた皆様、初釣りはいかがだったでしょうか?
私の初釣りは1/3(水)、富津の川崎丸さんからタチウオに行ってきました。
12月の中旬まで低調だった東京湾タチウオでしたが、そこから一気に盛り好転して下浦〜久里浜沖の超深場でとっても盛り上がっているんです!
この日も初釣りとあってか久里浜沖は年明け早々から大船団、タチウオくんもお正月で休んでいる暇はないみたいです。
指示ダナは150m前後、深くて180mまで下がってしまいますが、上がってくると120〜130mまで上がってくるような状況です。
指定オモリは80号、今回使用したタックルはこちら↓
ロッド:極鋭ゲームHH-172AGS リール:シーボーグLTD200J ライン:メガセンサー12ブレイド1号
深場用には極鋭タチウオゲームAGS H-180がとても良い仕事をしてくれるのですが、この日やこれからのシーズンの東京湾では150m〜の『超深場』がポイントとなってきます。
そこで、80号を背負って潮が飛んでいても、しっかりシャクれて天秤を動かせる竿、そして1日シャクっても疲れないなるべく軽量なタックル、となると勧めたいのがこの極鋭ゲームHH-172AGSです。
当ブログでも何度も登場しているこの番手、超深場シーズンでは欠かすことの出来ない私の相棒で、タチウオ名手達も多く使っている名機なんですよ!
そしてもう一つ、超深場の強い味方と言えばこのバッテリースーパーリチウム 11000WPです。
この水深を何十回も投入するわけですから、大容量かつ強力なバッテリーはとても心強いです。
天秤はいつもの快適天秤マルチ Φ1.6-300。
マルチというだけあって硬すぎず柔らかすぎず、感度も良好なんだけどクッションが絶妙に効いているお気に入り天秤です。
さて、釣りの方はと言うと…大船団について第一投目からアタリが出て、幸先良いスタート。
3本ほどバタバタっと釣れたのですが、朝一からカッ飛び潮で船中オマツリが多発してしまいました。
この水深ですからオマツリは仕方のないところ、そして相手は歯の鋭いタチウオですから高切れのリスクも当然あります。
しかし、船中協力すればリスクを少なくすることは出来ますので、下記をしっかりと守って気持ち良く釣りが出来るようにしましょう!
・落としている最中は必ずサミングをして、適度に道糸を張りながら落とす
・船が少し前に出たり後ろに下がったりとサミングしても糸が斜めになり過ぎる場合は、糸がある程度立つまで落下を止める
・オマツリに気づいたら、無理に巻かずに声を掛け合う
・タチウオが掛かっていてオマツリした場合、極力タチウオの歯と相手の道糸が触れないように外してあげる
・オマツリほどきが早く出来るように、天秤の連結の3箇所(道糸、オモリ、仕掛け)には必ずスナップを付ける
・天秤、オモリ、仕掛けの予備は万全に。ラインはたっぷり巻いて、出来れば予備リールもあると良し
カッ飛び潮も落ち着いて前半のアタリは一段落。
その後、潮がよどみ始めた11時ころからでしょうか、徐々にアタリ数が多くなってきてから一気に入れアタリタイム突入!!
色々な誘い方でアタリが出る状況でしたが、やはり仕事の早いシャクリはあるもので、手返しの速さに比例してきます。
この日特に良かったシャクリパターンの4つの要素は…
1.シャクリの幅 : 1mくらい
2.シャクリのスピード : ビシッと振り抜く
3.ハンドルの巻取り量 : 1回転
4.止めの間 : 1〜2秒程度の間を置く(この間に穂先の戻り=モタレやアタリを見る)
150mの超深場ですから、しっかりシャクらないと天秤もエサもボヨンボヨンとしか動かないはず。
シャクリはビシっとしっかり入れて、天秤とエサにメリハリのある動きを入れてあげるとすぐにアタリが出るような状況でしたよ。
周りを見てもしっかりと天秤を動かせていそうなシャクリや誘いの方がコンスタントに釣っていた印象です。
去年のブログを見返してみると、これから更に深く200m前後まで下がる日もありました。
でもタチウオの活性は良好と言う時は、深くてもしっかり動かせるタックル選びとシャクリパターンがこれからのシーズンは重要になってきますよ!
風が強くなる予報でしたが、納竿時間いっぱいまで釣ることが出来て25本と大満足!!
帰りは爆風の中ドッタンバッタンの海でしたが、新年一発目の初釣りをしっかり楽しめました!
川崎丸さん、同船の皆様、楽しい初釣りになりました、ありがとうございました。