アングラー:高槻 慧


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2017.9.12

東京湾イイダコ!9月からの開幕を3連戦で楽しむ!

9月に入り東京湾ではイイダコシーズンが開幕!

一昨年からイイダコ釣りを始め、その魅力にどっぷりとハマッてしまた私…

今年も待ちに待ったイイダコですが、さぁ今季の模様はいかがでしょうか?

早速9/3(日)、9/10(日)、9/11(日)と2週続けて3連チャン!

浦安の吉野屋さんからイイダコ釣りを楽しんできましたので、状況と釣り方など備忘録に残せたらと思います。

 

イイダコ釣りと言えば秋の風物詩!

江戸前小物釣りで、シーズンが9〜11月と季節限定の釣り物。

今ではイイダコ専門で出船している船宿さんは少ないですが、

・道具立てがシンプルでエントリーしやすい

・数釣りが出来る(熟練の方は日に1束も2束も)

・独特の釣趣が面白すぎる!

・そして食べて美味い!

と、この時期ならではの根強い人気の釣り物であることは間違いありません!

 

9/1から開幕とした今年のイイダコでしたが…あいにく台風の影響で遅延してしまい、9/3(土)から浦安吉野屋さんにてスタート!

開幕後の日曜日ともあって、常連さんで賑わう人気船宿、私も勉強させてもらいたくご一緒させていただきました。

船長は湾奥イイダコ釣りで知る人ぞ知る青山船長!

今年のイイダコシーズンスタートです!

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1本竿でも十分楽しめますが、2本竿OKだったら2刀流で楽しめるのもこの釣りの魅力。

吉野屋さんは2本竿OKですし、連日の釣行は下記のタックルで楽しみました。

ロッド:ライトゲーム XV S-150  リール:プリード150SH-DH  ライン:メガセンサー12ブレイド0.8号

ロッド:ライトゲーム XV S-150  リール:プリード150SH-DH-L  ライン:メガセンサー12ブレイド0.8号

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左右のタックルで小突き方やモタレの出方に差が無いように、出来る限り左右とも同じリールとロッドで揃えることをオススメします。

リールはプリード、入門機に最適なコスパモデルの汎用両軸リール。

ロッドはライトゲームXV、中でもS-150は長さと調子がイイダコにはぴったりな汎用小物竿シリーズ。

どちらも比較的安価なエントリーモデルなので、左手用の右巻きと、右手用の左巻きの2つを去年から装備しています笑

 

また、こんなタックルも試してみましたよ!

ロッド:極鋭マルイカレッドチューンAGS MC  リール:エアドレッドチューン100SH-L  ライン:メガセンサー12ブレイド0.8号

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マルイカのゼロテン釣法に特化したこのタックルセッティング。

マルイカの繊細なアタリや乗り感を捉えられるなら、イイダコにもばっちりでしょうと思い使ってみると…

これがなかなかのものでしたよ!

さすがに二刀流で揃えるのは難しいですが、キス竿やマルイカゼロテン竿などはイイダコタックルへの流用も可能♪

後々、船竿のスペックではやや硬すぎるかもと感じてくる頃には、イカダ竿なんかも視野に入ってくるのではないでしょうか?

 

シーズン前の前評判では、シロギス釣りで結構イイダコが上がってくることが多いということでぼちぼち期待出来るとか!?

初日は色々なポイントを探る展開でスタート、開始早々、今期初物のイイダコ♪

愛らしいこの風貌…たまりませんよね♪ IMG_7265

 

さて、仕掛けについてですが、今回の2連チャンでは「ダウンショット」を試してみました。

このダウンショットイイダコ釣法は、毎年お世話になっている吉野屋さん常連のOさんと一緒に試している釣法。

Oさんも2刀流でダウンショットスタイルで、熱心に研究されています。

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イイダコ釣りの仕掛けは「テンヤ」と「スッテ」の2種類がありますが、スッテと言えば今まではナツメオモリの中通しでした。

そんな中、この「ダウンショット釣法」もなかなかメリットがあって新しい釣り方になりそうと期待満々ですよ!

※富津沖など一部船宿さんではスッテ禁止もありますので、要確認をお願いいたします。

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メリットとしては、

・浮き姿勢が常に一緒なので。。。

・ほぼゼロテンションでイイダコの重みが感じれる

・シェイクや聞き上げなど小技が楽しめる

といったゲーム性由来の部分が楽しめるところにあると思います。

 

水中ではどんな感じかというと、恐らく…

ゼロテンションマイナスだと、こんな感じ。

浮きスッテのヘッド部分の浮力で斜め15度くらい立っていて、カンナの重みでお尻はボトムについている感じ。

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聞き上げて穂先が入ると…

オモリの上半身を持ち上げて、浮きスッテのヘッド部分が斜め30〜45度くらいまで持ち上がる感じ。

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この15〜45度くらいの「ほぼノーシンカーの状態」でイイダコの重みを感じれるのが恐らく最大のメリットでしょうか。

実際にイイダコが乗ったり触ったりするシグナルは、聞き上げの際になかなかはっきり穂先に表れますよ。

もちろん、下記も要因してくるので、仕掛けの要調節は大事なところになってきます。

・捨て糸の長さ

・スッテの長さ(2号なのか2.5号なのか、7cmなのか8cmなのか、1段カンナなのか2段カンナなのか)

・スッテ接続やオモリ接続部分のスナップやサルカンのサイズ

 

盤洲や木更津沖など数カ所を周りましたが、初日ということもあって探索船。

ポイントによってサイズはバラバラで、大きいイイダコばかりのところもあれば、中〜小サイズ主体のポイントもあります。

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初日は30杯、トップのOさんはダウンショットで37杯!

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台風の影響か、底荒れがひどかったのか、潮色は茶々濁り…あまりイイダコには良くない色なんでしょうか。

開幕とは言えもう少し様子見かなぁと思っていましたが…この週の水曜日にはなんと束超えが!!!

さてさて、土日が楽しみですね♪

ということで、9/10〜11の土日も同じく浦安吉野屋さんからイイダコで出船!

 

2日目の土曜日は色々試すday!

まずはこれ、ダイワのイイダコスッテ!

関西のエギタコよろしく、2個付なんかも試してみましたがこれもシルエットを出すという意味ではいいと思いますよ!

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3日目はダウンショットをメインに、後半は初心帰ってイイダコテンヤでやってみることに。

あまりダウンショットには乗りが良くなく、テンヤの方々はポツポツと上げている様子。

そこで久しぶりにテンヤを試してみると、いるじゃないですか乗るじゃないですか!

やはり長年変わること無く使い続けられたイイダコテンヤ、この形に落ち着いた経緯や思いを感じました。

温故知新と思いを馳せながら、「テンヤや中通しと同じように、誰でもイイダコ釣りを楽しめる釣り方を研究したい!」と感じた瞬間でした。

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こんな感じで新旧の釣り方を交えながらの3日間。

ダウンショット釣法の可能性を十分に感じながらも、まだまだ改良点は多く多いな感じながらも、この「追求する面白さ」にどっぷりハマっております!

是非、皆さんもご興味あればイイダコ釣りにチャンレンジして、温故知新を楽しんで情報交換しましょう♪

 

3日間、吉野屋さんと常連の皆様には大変お世話になりました。

海が遅れているのかまだまだ本調子とはいえない状況でしたが、十分過ぎるほど今期の初イイダコを楽しめました!

様子を見て、これはまた色々と試しに行かないとですね!課題は山積みです。

 

そして、もちろんお楽しみは「食」!

万能食材イイダコですから、しゃぶしゃぶ、ニンニクバーター醤油焼き、煮つけと色々な料理が楽しめますよ!

小さいサイズはお刺身で、流行は「塩とゴマ油のつけダレ」最高♪

キムチの素と、少量のキムチと和えれば…「イイダコキムチ」!

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