アングラー:金森 聡


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2023.3.5

”価値ある一本”を求めて。大阪湾シーズン最終盤!! 厳冬期のタチウオ

 

大阪湾の最近のタチウオの釣果は‥なかなかきびしいですねー(^_^;)

おかげで今期のタチウオ便を終了されていかれる船宿さんも多くなって、出船する船宿さんを探す方が難しくなってきました(>_<)

例年ではこの時期に大阪湾でも けっこうなドラゴン級が数もあがったりもするんですが。

昨年の2月

 

「釣れないから」「アタリも少ない」から面白くない。と言う方も多いと思います。

実際 自分もボウズじゃなければいい。アタリがあればいい。なんて思いながら行ってます笑(^^ゞ

ドラゴンラッシュで盛り上がる東京湾へ行ってみたい気持ちを抑えつつ(笑)

激渋の大阪湾の攻略をかねて2月26日と3月1日の2日間にわたり

テンヤタチウオ勉強中の私の奥さんと釣行して参りました!

 

ここで少々、奥さんの紹介をさせていただきますm(_ _)m

テンヤタチウオ歴5年ですが最初の4年は年に数回程度・・・

昨年より本格的に僕の釣行に付いて来るようになり昨年の『大阪湾タチウオキングバトル』に初参加して

セミファイナルまで進出しました

夫婦でテンヤタチウオどっぷりハマッてます笑

 

2月26日。この日は悪天候(強風)予報でしたが前日は「なんとか出れそう」との事でしたが‥

予約していた船宿さんに向かっている途中で出船中止の連絡がありました(;´Д`)やっぱり‥

「ど~する?」なんて二人で言いながら 和歌山県の加太【三邦丸】さんなら出船するとの事で急遽そのまま向かいました。

三邦丸さんは大型船も含め数隻所有されキングバトルのセミファイナルの舞台になる程の大きな船宿さんで、今までもまぁまぁの強風の中でも出船していた記憶があります。

受付のある事務所もたいへんキレイでスタッフの皆さんも親切です(*^_^*)

5時半に受付を済ませ乗船。そして6時に出船!

波風‥

向かう朝一のポイントは地ノ島沖(通称”アカマツ”)ここの海底はおわん型のような地形をしており、洲本沖にくらべ

そこまで水深も深くありませんが潮の流れなどによって

魚がたまりやすいポイントで、ドラゴンも居付きやすくなっているようです。

 

現場に着き 船長の合図でスタート。水深75M 一度底までテンヤを落とし、タチウオの反応とタナを丁寧に探りながら

テンヤを上へと上げていきます。

しかし船は波で揺れる揺れる 立ってるのも大変なくらい。

なんとか体を固定させて竿を振りますがなかなか確信的なアタリが出ない中 時折感じる“居食い”的なアタリ。

個人的な意見で言うと

渋い時はこういうアタリが多いですが、大きい個体(ドラゴン)等も警戒心が強くて“居食い”のような小さなアタリが多い様に感じます。

それにしても、この波と風の中アタリを感じれるロッド:極鋭タチウオはさすがだなぁと感心します(*´ω`*)

“居食い”(タチウオが食い上げるでもなく、引き込むわけでもなくその場でテンヤをかじってる様なアタリ)

のアタリに皆さんも

もどかしさを感じた事ありませんか⁇

合わせにいっても掛からない。

追わせても途中で居なくなる。

僕も通常であればハンドルをゆっくり巻いたり、ロッドをさびく様に立てていき タチウオが引き込むのを待ったりするのですが‥

今回は波風のせいで安定して追わせる事が出来なかった為、無理矢理掛けにいきます!

やり方は↓↓↓

ロッドを20㎝ほどスッと下げテンヤのヘッドを落とす

↓↓↓針先がタチウオに触れるイメージ

↓↓↓ からの~フッキング!!

 

僕はチョイチョイ使うやり方ですが、あくまでも[裏ワザ]的にお考えくださいねー。

上手く掛からない事も当然あり、タチウオの掛かりどころを選べなくバレやすい他、

ロッドを下げすぎるとリーダーがタチウオの口の中に入り、合わせた時にそのままリーダーが切れる事が有ります。

自己責任でお願いしますm(__)m

色々な誘いを確かめる中

この日は最終的に渋い時や真冬の時に僕がメインで多用する誘い

『FFジャーク』(夫婦間でそう名づけてる誘いです笑。詳細は今後紹介していけたらと思っています)

が小さなアタリではありますが よく反応してくれました。

隣で同じ誘いを続けていた奥さんが『アタリある!』と言った次の瞬間にフッキングし掛けていました!

しかし電源が弱いのか? リールの調子が悪いのか?

タチウオはなかなか上がって来ません・・・

そして海面にその姿が見えると‥

私「デカいっデカいっデカいっ!」

奥さん「???」

分かってない様子‥(-_-)

出ましたー!  やっぱり居ました‼︎

貴重な一本。  それもドラゴン!!!

123㎝美味しそうな肉厚ドラゴン!!

 

 

僕も奥さんも興奮して喜ぶ中、船長も大喜び。(^^)/☆☆

いやっむしろ船長が一番嬉しそうだったかも(笑)

 

その後 潮のタイミングに合わせて、洲本沖へ移動。

洲本沖の方が波も風も強かったですがアタリはコンスタントに出ました。

ただ‥上がってくるタチウオは小さな個体ばかり。

このまま洲本沖かアカマツへ戻るか船長と相談した結果。

夢の有るアカマツへ‼︎

だんだん海のコンディションが悪くなる中、そのまま終了の合図。

 

渋いうえに海のコンディションも悪い中での釣行。

なかなかハードでしたが、その中でもドラゴンも出現して納得の1日でした^ – ^

“テンヤカラー、誘い、高い集中力、等 全部が当てはまらないとアタリも出ない程の『繊細な』冬のテンヤタチウオ釣りですが。

だからこその貴重な一本で、

間違いなくスキルアップにもなるチャンスの時期だと考えています。

皆さんもぜひチャレンジしてみてくださいね m(_ _)m

 

■今回の使用タックル

ロッド:極鋭タチウオテンヤSP 82-182AGS

リール:シーボーグ 200J‐L

ライン:UVF PEデュラセンサー×8+Si²

テンヤ:快適船タチウオテンヤSS AG

: 快適船タチウオテンヤSS 速攻SP

:快適船タチウオテンヤSS 40TG

 

最後までブログを読んでいただきありがとうございました。

次回の投稿(3月1日いずみ丸さんの釣行の様子)

も、読んでいただければ幸いです

ぜひよろしくお願いします‼︎