アングラー:林 良一


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林 良一さんの記事
2012.8.10

〈林〉本気スイッチ・やる気スイッチ

釣り人の本気スイッチが入り狙った魚のやる気スイッチを入れに行く・・・

「一流」や「名手」と称されるアングラーと同船する機会があり、釣り座が近いほどその人が本気で釣っている横顔が垣間見れるものです。

そんな時、「えっ! この船中沈黙の状況で掛けるんですか!!」というときもあれば、「また掛けましたね~! 何連荘ですか!?」といった状況もあるものです。

 

先日のくろしお丸さんでのつり情報さんの「実釣見聞録」の取材では、右隣に2011DKO覇者の小泉さん、左隣にはご存知宮澤さんで、文字通り「一流の名手」に挟まれた格好での釣りとなり、この日は小泉さんの誘い→アタリ→巻き合わせが冴えに冴え、その二日後の剣崎沖解禁カワハギ仕立てでは、潮が弛んだ途端に宮澤さんの連荘を見ることができました。

 

カワハギとは、「カワハギ地獄」というタイトル、言葉があるよう恐ろしい魚で、一度カワハギ釣りの門をくぐってしまうともう後戻りはできず、僕自身カワハギ釣りの面白みゆえの難しさに、「他の釣りのように中々上手く釣る事ができない、カワハギ釣りを止めようか・・・」と思ったことがありました。その頃の釣りのお知り合いでも、カワハギ釣りに難癖を付けてドロップアウトしてしまう先輩釣り師もいました。

でも、近年のタックルのめざましい、革命とも言い換えることのできる PEラインの登場+メタルトップ+軽量化+アルファ=今まで取れなかったアタリを感じ取ることができる=よりカワハギに近付く!=カワハギ釣りという壁に緩い坂を付けてくれる が体感できる時代となりました。

 

メンタル面も重要、そして刻々と食いパターンが変わって行くカワハギ釣り。先のドロップアウトした先輩釣り師のように、趣味なのですからそれも有りだとは思います。でも、DAIWA最高のテクノロジーを結集したロッド、リールを使ってみたとき、「これがあれば今にも増して強い味方になる! よりアドバンテージを保ちながらカワハギと対峙でき、カワハギを自分の間合いに入れ込み狙って獲れる!!」と感じました。

 

本気スイッチを入れるために一流のタックルを携え、それを使いこなしてカワハギにやる気スイッチを入れて行く・・・

「う~ん、でも~、結構なお値段ですよね~」確かにごもっともです。 でもですよ「でもどうしよう!?」とお迷いの方にはそっと背中を押して差し上げます。なぜかって? だってその価値は十二分にありますし、今後のカワハギ釣りに、「やはり手に入れておけばよかった!」等、釣りで一番いけない「迷い」を伴ってしまいますからね!

 

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