トカラ列島最北の島・口之島釣行記
GWを利用して南の島遠征釣行に行ってきました!
トカラ列島の最北に位置する口之島。
住所でいうと、鹿児島県鹿児島郡十島村口之島
先ずは羽田空港から鹿児島空港へ約2時間のフライト。
次に、鹿児島空港から屋久島空港へプロペラ機で約30分のフライト。
屋久島から口之島までは、今回お世話になった船宿の船長が船でお迎え。
片道30マイル強(約60km)。約3時間の行程。
途中、「ニオン」と呼ばれる岩礁帯が。 磯釣りの超1級ポイントです!
初日は移動日。口之島に到着後、民宿に入り、夕食をとりながら翌日からの実釣の作戦会議。
今回お世話になった民宿・松元荘。 綺麗なお部屋で、洗濯機も使えるので有難いです。
さて、翌日は朝方は若干風が強く、口之島南西側の風裏でインチクにてハタ系の魚を狙うことになりました。
島周りはどこもかしこも釣れそうなポイントだらけ。。。
先ずは「ユカタハタ」
「シロブチハタ」
「アザハタ」
10時に出船して、お昼過ぎには、船中4人でこの釣果。
船上でゆっくり昼食(民宿で作ってくれるお弁当)を取り、14時頃からムロアジ釣り。
4投で船の生簀満タンのムロアジを確保しました。(あまり多く入れすぎるとムロアジが弱るのでほどほどにして)
そして夕方の2時間ほど、泳がせ釣りにチャレンジ!!!
船長も、初日はウォーミングアップとばかり、島の近場を攻めてみましたが、1発目からアタリます!
落とせば誰かしらにアタリがくる? と言っても過言ではない魚影の濃さ!
初日からアドレナリン出っ放しです!
初日のラストは、仕掛け回収途中にいきなりムロアジをひったくっていったスマガツオ!
釣りたてのカンパチとスマガツオを民宿でお刺身にしていただき舌鼓!
抜群に美味かったのは言うまでもありません。
2日目は朝からムロアジ釣り。初日ほどではありませんがこの日も順調にムロアジが釣れ、船長曰く「少し大きいカンパチを狙いに行きましょう!」とのこと。
臥蛇島や中之島を臨みながら釣りを堪能させていただきました。
そして3日目は、今回1番の好天!
所謂、ピーカン・べた凪です!
GT狙いの船や、キハダ狙い、泳がせカンパチ狙いの船も口之島の港に入港していました。
船だけでなく、イルカやシャークなんかも沢山遊びに来ていた(?)みたいで、こういう日はなかなかムロアジが
釣れません。。。
午前中一杯掛かってようやく生簀満タンに。
が、泳がせ釣りを始めると、3日間で1番のアタリの多さでした!
いきなりの1発目のアタリは、モロコ!!! しかし、アタリとほぼ同時にシャークアタック。。。残念無念。。。
気を取り直して、次の投入では、私の仕掛けだけ落ちていかない。。。
オモリだけ飛ばしてしまったか???と回収しようとした途端急に仕掛けが横走り。
正体はこいつでした! シイラもデカイ!!!
移動後の次の投入では、また底付近で強いアタリ到来。
ゴンッッッと、いきなりひったくるように食い込んだので、またモロコか???と思いましたが、その後の下へ下へと潜ろうとする引き込みが無く、上がってきたのはヒレナガカンパチでした。
全身に心地よい疲労感が。。。
1回休憩。 その流しも同行者2名の竿が絞り込まれました!
そして、次の流し。
仕掛け着底後、タナ取りをしている最中にズドン!!!
一瞬、根掛かりか?と思うようなアタリ。構わず全身で思いっきり合わせを入れると、明らかに重量感のある生体反応が伝わってきました!
水深の半分ほど巻上げたところでひと暴れ。リーダーが水面を割る頃に獲物から泡が浮いてきて、思わず両手を突き上げて「ヤッター!!!」と叫んでしまいました!
泡に続きボカンと浮き上がった魚体は、そうモロコでした!
3日間、4人の釣果の一部。
いやはや、何とも凄いポテンシャルのフィールドです。
松風船長、民宿・松元荘の皆様、本当にお世話になり有難うございました。
使用タックル
泳がせ:
リール:シーボーグ800MJ
ライン:UVFメガセンサー12ブレイド+Si 10号
リーダー:60号×10m
ロッド:マッドバイパー ファング 170
ムロアジ釣り:
リール:シーボーグ300MJ
ロッド:ショットバイパー M-210
インチク:
リール:スパルタンMX IC 、ミリオネア バサラ
ロッド:極鋭ゲーム H-185