アングラー:田渕 雅生


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田渕 雅生さんの記事
2018.3.8

三寒四温の季節でもまだまだアマダイ

春一番が暖かい空気を運んできたかと思ったのもつかの間、ほんの数日でまた真冬の気温に逆戻り。

毎年この時期は「三寒四温」の時期ですが、今年は「寒」と「温」の差が激しすぎると感じているのは私だけではないと思います。

気温差が激しければ風も強まるというもの。釣行計画が予定通りに出船できずに悶々とされているのもまた私だけではないはず。。。

先日も釣り仲間と新島キンメ釣行を企てていましたが、釣行2日前に船長から出船中止の連絡。

予報では、沖では北東の風が20m近く吹くということ。これではとても出船は無理。でも相模湾、東京湾では北東の風は風裏になるので、灘寄りの釣りモノなら出船可能では? との飽くなき探究心(単なる悪足掻き?)で有志で相模湾のアマダイ釣りに向かうことに!

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前夜19時の天気予報後に船宿さんに出船OKの最終確認をさせていただき伺ったのは、平塚の豊漁丸さん。

6:30出船とのことで、5:30に船宿到着。中野区の我家から平塚港まで早朝なら1時間強で来れてしまうアクセスの良さ! 船宿から船着場まで荷物を運んでくれるので楽チンです。

さて、シーズン終盤を迎えたアマダイ釣りでしたので、何とか型が見れたらいいな!という位の気持ちで臨んだのですが、船長が懇切丁寧に指導してくれ、またこまめにポイント移動を繰り返してくれて、飽きない程度にポツポツ本命が顔をだしてくれました!

前半は、船長曰く「東から西に結構潮が流れてますよ!」とのこと。こまめな底だちを繰り返し、微細なアタリを捉え、じっくり食い込む間を取り、ゆっくり竿を持ち上げながら魚の重みを感じたところでキュッとあわせると船長に教わったとおりに実践すると、アマダイ独特の首を振る魚信が伝わりました!

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巻上げ途中でも、水深の半分くらいのところと残り20mあたりで引き込みをみせるアマダイならではのひき!

まさにアマダイダンス! 楽しい~!!!

 

そして、潮が緩んできた11時過ぎに、極めて小さいアタリを捉えて半信半疑でゆっくりと竿を持ち上げていくと

「ゴン!ゴン!ゴン!」っと鈍重な手応えが!!!  脳天を直撃するような強烈な刺激が堪りません!!!

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大アマダイの首振りダンスは油断すると3号ハリスを切られてしまうので、リールのドラグを効かせながら且つしっかりと竿を起こしてやりとりするようにしています。

私の顔がいささか強張っているのは寒さのせいだけではないのは言うまでもありません。(笑)

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無事にタモに納まってくれたのは体高のある46cmの大アマダイでした!

強張った顔も一気に満面の笑みに変わります!!!(笑・笑)

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13:30沖上がり。

一日中冷たい風が吹き付けるコンディションの中、終わってみれば大中小あわせて8匹のアマダイと出会えました。 シーズン終盤とは思えない釣れっぷりですね!

これではまだアマダイ釣りの道具を仕舞う訳にはいかないなと思う今日この頃です。

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当日使用したタックルは、

・ロッド:極鋭タチウオゲームH-183AGS

当日はオモリ60号を使用。 100m超のポイントもありましたが、極小さなアタリもスーパーメタルトップがしっかりと捉えてくれます。(先ずは目感度のアタリが出やすく感じます) 穂持ち部分がしっかりとしているのでデッドスローで利き上げた後のあわせが効きます。バットパワーがあるので操作性に優れていますが、魚が掛かってからはグゥっと入り込んでくるのでやりとりに安心感がもてます。 何と言っても軽量なので、一日中手持ちで誘っていても疲れにくいです。(私は置き竿にする時間も多くありますが。。。)

・リール:シーボーグ200J-L

・ライン:UVFメガセンサー12ブレイド2号

・バッテリー:スーパーリチウム11000WP

・ロッドキーパー:パワーホルダーCS90CH

・エサ入れ:エサバッカンML