アングラー:田渕 雅生


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2016.12.26

X’mas中深場釣行

私の釣り仲間達で毎年恒例となっている年末中深場釣行。

今年はお休みの関係で12月25日、クリスマスの日となりました。

毎年仕立て船をお願いしているのは、松輪港・伝五郎丸さん。

7:00出船。松輪・江奈港をあとにします!

 

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城ヶ島をを横目に40分ほど南下。

本日のターゲットは中深場五目釣り! クリスマスだけに皆さん「赤い魚」を狙います!

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私が使用したタックルは、シーボーグ1000メガツインマッドバイパー深海M-200キンメスペシャル

仕掛けは幹糸ナイロン14号-フロロカーボン12号-〃10号のテーパーにステ糸ナイロン10号3m。

針は12本 ムツ18号、ホタ16号。 ハリスは8号80cm。

使用オモリは250号です。

 

私の狙いは、キンメとムツが大本命。上の写真の仕掛けは右がリール側(上)、左がオモリ側です。

エサは上半分にはイカ短を(赤染めと青染めを交互に配し食いの良さを試しました)、下半分にはサバ短、カツオの腹身を付けました。

上でキンメ、下でムツを狙おうという魂胆。

マッドバイパー深海M-200 キンメスペシャルは、2kgの鉄筋オモリを使用する「新島キンメ」でも私のメインロッドですが、200号~300号を使用する中深場釣りでもとても良い仕事をしてくれます。

現在、中深場釣りと呼ばれる釣りの中でも、針数5~8本程度でなるべく手持ちで誘いを入れ続ける釣り方と、針数8~15本程度で置き竿で狙うスタイルに大別できます。

この竿は後者のスタイルに適していると思います。

バットパワーがあるので根掛かりを切る「根起こし」も楽にでき、穂先部がしなやかに曲がるので船の揺れをある程度吸収して、巻上げ途中の口切れによるバラシを軽減してくれます。

また、穂先のしなやかさが、魚信による竿先の振幅を増大させるため、追い食いさせて多点掛けになっていく様子がはっきりと見て取れる楽しさがあります!

 

水深270mのポイントからスタート。

 

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1投目はキンメ2匹、白ムツ1匹。

2投目はキンメ7匹に2kg級のアカムツ! これは嬉しい!

3投目にはキンメ以外にクロムツも釣れ、既にクーラーの中が大賑わい!

 

 

ここで潮が流れなくなり、水深370mの深場に移動するも本命の代わりにゲスト魚達が多く登場してきました。

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小さくても引きが強いメダイ。 癖の無い白身は刺身は勿論、フライにすると絶品!

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スミヤキ。正式にはクロシビカマス。 松輪の漁師さん達はガランチョと呼びます。黒ムツ同様鋭い歯でハリスを切ってしまう厄介者ですが、実は食味は抜群。私は塩焼きでいただきます。

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シロムツ。塩焼き、煮つけでいただけます。

 

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ユメカサゴ(ノドグロカサゴ) 煮付けで絶品。

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オキギス(略してギスと呼ぶことも) 漁師さん達はダボと呼びます。

蒲鉾の原料にはなるらしいです。。。

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何とアラも登場。(九州地方で言う「アラ」はモロコのことで関東ではこのオキスズキをアラと呼びます) これは小型だからコアラですね!(笑)

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13時半過ぎの最後の投入では、キンメがズラズラか?と期待を持たせて上がってきたのはオキギス6点掛け。こいつはアタリも引きもキンメに似てるんですよ。

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結局、なんだかんだ言いながら五目どころか十目以上の魚種が釣れました。赤いターゲットも予想を大きく上回る釣れっぷりで、私的には大満足のクリスマス釣行となりました!

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色んな魚と出会え、美味しい魚も沢山の中深場釣り。

潮がぶっ飛ばないかぎり、年中できる中深場釣り。

釣って楽しく、食べて美味しい中深場釣り。

皆さんも是非やってみては如何ですか?