アングラー:前田 俊


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2015.1.25

そこにシビれる!あこがれるゥ! ~ディープレンジでのライトタックルヤリイカに挑戦!

1月25日
常宿の松輪瀬戸丸が、このたびヤリイカ乗合船をスタート。
ライトタックルも大歓迎ですよ~!と連絡を頂いたので早速行ってきました。

水深200m以上。270m付近を攻める事もあるそうです・・・。

色々な釣りに大活躍してくれている愛機シーボーグ150JのPEライン。
何度か高切れしているので、釣行前日キャスティング寒川店へ巻き直しに。

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副店長の高野さんにお願いして予備リールのPEラインもチェックして頂きました。

20150125 065.JPG

準備万端整いました!
いざ出船~♪

ポイントは洲崎沖。水深190mからスタート。

朝イチはデカイスルメの着ノリで始まりました。
その後、イカからのシグナルが遠ざかりました。

ノーマルタックルの皆さんはアタリが出にくそうでしたが、LT(ライトタックル)だとバッチリ!
ミッドスティックが良いのか? ワタシだけポツポツ取れる流しもありました。

後半は水深220-240mへ移動。
スルメメインでヤリイカ混じり。
潮が効きだすと徐々に活性も上がり、ノーマルタックルのエキスパートの皆さんが多点掛けで連チャンするようになると一気にぶっちぎられました。
20150125 082.JPG

 

 

それでも、コレだけ釣れれば大満足!
モタレアタリで掛ける釣りは、マルイカ釣りと同じ。
ビタ止めからデッドスローの聞き上げや、刻みながらの落とし込みで上手く掛けられると最高です!

デカいヤリイカの引きは強烈でムチャクチャ面白かったです!
やり取り中の動画 ⇒ YOUTUBE

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ディープレンジのライトタックルヤリイカ。私にとっては初めて挑戦した釣りなので、考えた事、注意した事、気付いた事が色々ありました。
新しい釣りでもあり、備忘録的に書きとめておきたいと思います。
ご参考になれば幸いです。

◆前提&必須
・船宿、船長の理解、承諾が必要&大前提。
・船宿のルール厳守。釣座の指定やオモリやPEラインの号数など。
・混雑時や早潮時はノーマルタックルを使う。
・仕掛け回収(巻き上げ)の指示には速やかに従う。・・・ノーマルタックルよりも巻き上げ速度が遅いため。

◆高切れリスク対策
A)細いPEを使うため高切れを回避する。
・投入時、オマツリしないよう工夫、気を付ける。
・周りのお客さんとの良好なコミニュケーション。 = オマツリをスムースに解決するため。
・連チャン時でも毎回投入器にツノをセットしてオモリを投げるなどの工夫。

B)高切れしてしまった時の対策、準備。
・予備リールの準備。 = 高切れしてしまうとゲームオーバー。

◆高切れの要因となるオマツリ回避&対策。
・直結推奨。・・・・サバが多いとブランコはサバに食われオマツリに繋がる。
・ツノ数は5本程度までにする。

【まとめ】
自分の身は自分で守る。と言うとちょっと変?ですが、高切れ(オマツリ)回避は自分の為なので、配慮すれば、想像以上のとても楽しい釣りを堪能できると思います。
「高切れは自分持ち!」

また、数を狙いたい方にはこの釣りは向いていないと思いました。
ノーマルタックルとの比較をしたところ200mで約20秒着底が遅く、早く着底させた方が有利な釣りゆえに、数で勝負しようとしても、そもそも勝負にならないと思われるからです。
微妙なアタリをきっちり捉えて掛けることを楽しいと感じる方にはお勧めの釣りだと思います。