アングラー:前田 俊


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前田 俊さんの記事
2012.8.28

低活性時の工夫は・・・ 

8月25日(土)

常宿の松輪瀬戸丸からカワハギ狙いで出船しました。

カワハギ船は片舷9名~10名の大盛況です。
ワタシの釣り座は左舷ミヨシ2番。

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今日はニューロッド極鋭カワハギAIR1343を初めて使ってみます。
どんな感じなのかワクワクです。
スマックレッドチューン100L(PE1.5号)をセット。

仕掛けは自作3本鈎。鈎はすべてパワースピード7.0/8.0㎝ハリス。
仕掛け上部にはピラピラ集寄(L3枚)を付けてスタート。

餌は家で剥いて塩と味の素で〆てきたアサリと、船宿で用意してくれている剥き身と
両方使ってみます。

ポイントは松輪港のすぐ前。台風の影響でうねりが入ったため少し沖目の水深17~8mへ。
潮色濁り。

序盤は船下探りますが反応なく、流し替え。
ピラピラ集寄を使ってゆっくりと送り込んで行くと本命のアタリ。
強烈な引きをいなして上がってきたのは良型29㎝!

1343はピラピラ集寄の動きを把握しやすく、アタリの出方も明確です。
持ち重りしないバランスで誘い続ける釣りにおいてはアドバンテージが大きいと感じました。
腰がしっかりしていて大型の引きにも不安ありません。
感度の良い乗せ調子。と言う印象です。

次は沖目にキャストしてさびきながらピラピラ集寄をユラユラさせ、少しテンションを抜いて
ステイ。
“ココッ”っと言うアタリを聞き合わせるとゴゴッゴッ!と横走り。胴で受け止めてやり取りして
抜き上げると、これもまた良型です。

ゼロ・テンションでのアタリの出方が明確で、弾かれるようなこともなく素直に鈎を飲みこんで
いました。

活性が低く、ほとんどの方がまだカワハギの顔を見れていない状況・・・。
キャストしてピラピラ集寄でユラユラ・・・ゼロテンションでステイ。このパターンでポツポツ
拾う展開となりました。

後半、潮が流れだして澄んできたのを機に先手を打って仕掛けをチェンジし誘う釣りにシフト
しますが、結果的にこれが裏目に出て、追い込めず15枚でフィニッシュ。

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トップはお隣ミヨシの方で21枚。次頭が反対舷の大艫の方で17枚。

聞けばトップの方は、故長谷名人のお仲間さんで有名な方だそうです。
2年ぶりのカワハギ釣りですと言われていましたが、流石の状況判断でした。

終日活性が低い時の釣り。
週末など特に人数が多い船だと、こうした時の釣りをマスターしておく必要を痛感しました。

餌は今回も船宿の剥き身の方が食いが良かったです。
渋い日は生の剥き身有効・・・これ、ポイントでしょうか。

沖上がりに瀬戸丸の美味しいそばを頂き、一義丸の仕立てに乗っていたブチさんと合流。
三浦海岸のマホロバマインズで温泉に浸かって汗を流してから瀬戸丸BBQに参加しました。
 

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釣りのジャンルを超え、真鯛の常連さんたちともご一緒できて、楽しかったです。