2022.9.21
価値ある究極の1本
伊豆半島石廊崎の約75キロ南西に位置する銭州!きっと誰もが一度は行ってみたいと言う銭州! 荒波にも負けず、いつもアングラーを迎えてくれます。
本州から日帰りで釣行可能な為、関東地方の皆さんや西日本の皆さんが大型魚を夢見て通って来ます。
6月5日いつもお世話になっている静岡県西伊豆土肥港『とび島丸』さんから銭州遠征に行って来ました。
集合時間は、深夜1時!我が家から土肥港までは3時間程掛かります。時間に余裕を持って現地に向かいました。集合時間に近づくと、本日ご一緒する皆さんが続々と大型クーラーボックスを持って製氷機の前に集合時間します。氷を詰めて、いざ船着場でタックルを降ろして乗船合図を待ちます。
自分の釣り座が決まったら、いよいよ乗船となります。
釣り座には、ロッドキーパーのみ取り付けてタックル類はしっかり所定の位置に固定します。この時、決して釣り座に座らない様に注意するのも遠征船乗船のルールの一つで!釣り座は夜露で濡れている為、衣類が濡れてしまいベッドルームでの睡眠が出来なくなってしまいます。ロッドキーパー取付 タックル類の積み込みが終わったら早めにベッドルームで睡眠しましょうね!ワクワクして寝れない時もありますが(笑)
初めて乗船する際は、鈴木忠文船長より安全安心に遠征釣りを楽しむルールや安全装置の説明 シャワールーム トイレ 真水の使い方を丁寧に教えて頂けます。
皆さんのタックル類の積み込みとセッティングが終わるといよいよ銭州に向けて出船です。夜間航行中は外には出られません。トイレは、船内にも有るのですが出船前に済ませておきます。
ベッドルームは一人一つの個別です。これがまた快適で銭州到着までの時間グッスリ眠れます。熟睡していても船内の目覚まし時計で起こしてくれますよ。
ウエアに着替えて、ハッチを開けるとそこは太平洋の大海原です!タックル 仕掛けの準備を済ませてネープルスにお神酒を献げ本日の釣行をお祈りしてから釣りスタートです。
この日は、アカイカを神津島で搭載したのでアカイカの泳がせからスタートしました。ガツンガツンとイカが暴れゆったり仕掛けを送り込み一気にアワセを入れます。見事、針掛かりに成功しやり取りスタートです。ガツン ガツン!楽しい過ぎ!
上がって来たのは良型のマダイです!
次に、ムロアジの泳がせで泳がせスタート!ポイントもネープルス周りから、ちょっと離れたポイントです。しかし、黒潮の中に入っている様で潮が激流です。さあ~どうやって攻略しましょうか?道糸は、どんどん出て行きます!しかし反応はバリバリと忠文船長!
オモリが着底しても、道糸はどんどん どんどん出て行きます!道糸だけが潮の抵抗を受けてます。なる程!船中アタリが有りカンパチが上がって来ます。自分もカンパチからのアタリを待ち速潮攻略をイメージします。するとムロアジがもう暴れします。自分のムロアジにカンパチがアタックして食べようとしています。ドキドキ感満載です。しっかり食い込ませてからアワセを強く入れると針掛かりしました。リールのドラグはフルロックに近い状態で巻き上げスタート!海底から10メートル程巻き上げた所でドラグを少し緩めて口切れを防ぎやり取りします。
上がって来たのは、美味しそうなカンパチです。思わず釣れてくれてありがとう!そして、美味そうと言葉が出てしまいます。
正しく、究極の1本です。
今回の釣行では、アカイカ泳がせとムロアジ泳がせの2パターンでしたが今後はムロアジを釣って泳がせるスタイルに変わって行きます。
13時に釣り終了し、シャワーを浴びて着替えを済ませてベットで爆睡し17時過ぎに帰港となりました。
皆さんも是非釣行してみては如何ですか?
とび島丸さん 忠文船長 裕己さん 同船した皆様お世話になりました。
今回のタックル
リール シーボーグ500MJ
ロッド マッドバイパーファング170
キーパー パワーホルダーGS160
リーダー60号 ハリス50号2.3メートル
針 ライト系 泳がせ針30号
オモリ150号
そして、後日我慢できずちょっと早いけど4日間熟成させたカンパチを家族みんなで食べましたが、絶品!
ごちそうさまでした。