第1回ゴリラカップ・カワハギ釣り教室
先日個人ブログでご紹介させていただいたカワハギ釣り教室を経て、今回は「ゴリラカップ」と称し、優勝カップを賭けたプチ大会を織り交ぜながらの釣り教室のご依頼があり開催させていただきました。
まだまだ元気なカワハギを求めて1月27日、巳之助丸さんにお集まりいただきましたのはお子さんを含めての13名様でした。
当日はこの冬最も気温が低い日となり、横横道路での車外計はマイナス4℃を表示したいました。
今回は大会形式とはいっても、今後模様される大会のリハーサル的な意味合いもあるということで、カワハギ釣りが初めての方もいらっしゃり、出船前はレクチャーをさせていただきました。
レクチャーでは、カワハギってどんな魚? どんなタックルで釣るの? 釣り方は? など、基本的な事を中心にお話しさせていただきました。
レクチャー終了後定刻に出船、大船長は一路剣崎沖のポイントを目指します。
もうちょっと沖、吉野瀬付近のマダイ船団を見ながらの航行、程なく剣崎灯台を西に見やるポイントから始めました。
開始直後は潮が流れておらず、アタリが遠い状況でしたが、しばらくすると船中1枚目が植野さんにヒット! 中型の形の良いカワハギでした。
特に川釣りに精通していらっしゃるとおっしゃられていた竹藤さん。「なるほど、そういうことか」と、カワハギの心境を思い浮かべた懇親の1枚でした。
前回もご参加いただいた齋藤 勇太くん。「中々難しですね~」と、ZEROを使って柔軟な穂先でアタリを取っていました。
F1、ZEROを使い分けての日下さん。ジックリ誘ってシッカリ待って良型を釣り上げました! お見事でした!!
さて、幹事の石川さんは、「りょうさんも早目に竿を持って、皆さんとお話ししながら釣って下さいよ」とのはからいに、序盤からロッドを手に船を回らせていただきました。
上げ潮が差してくる時間帯ではありましたが、潮高が低く、中々実感として流れを感じない状況でした。
冬季であり水温が低い事、水温では、東京湾の河川からの雪しろが流れてきていることもあり、こんな時はソフトに、そして丁寧に誘った後、「止めることが誘い」と考え、ゲストにちょっかいを出されはするのですが、仕掛けを止めておく時間を作ることが大切になってきます。
そしてロッドは、その小さなアタリを目感度ととして捉えられる柔軟な穂先が求められます。
リール:スパルタン RT TW
さて、風がおさまり空は快晴、朝一の低温はどこえやら、みるみる暖かくなってきました。
10時頃より上げ潮も緩く流れ出したようで、船中でアタリが増えだしました。
今回最年少、小学4年生の山本晄子ちゃん。カワハギ釣り初挑戦で4匹! お見事でした!!
お父さんとパチリ!
「りょうさ~ん、デッカイのきたよ~~」の声に振り向けば、小峰さんが大型を上げていらっしゃいました。また「SF、いい竿ですよね。でもアナリスターを2本買おうかな?」と、楽しい思案のお話しもされていました。
これも大きい! 釣り上げられたのは松谷さん。ご自分で作られた竿をお使いになり、終始笑顔で釣られておられました。
お隣の穴山さんにも大型がヒット! お隣に座らせていただくと、笑顔でお話しを、楽しそうにしてくれました。
江藤さんはダブルで釣り上げられました! 楽しさ、嬉しさ一塩の瞬間でした。
佐藤さんもダブル! この小さな、掛けるのに難しいカワハギを2枚同時にとは恐れ入りました。
山本さんもやりました! この笑顔が何より釣りの楽しさですね!!
右舷大艫は山下さん。これも美しいカワハギです。つい目尻が下がってしまいますよね。
幹事の石川さんは静かで丁寧な釣りをされます。竿先に訪れたアタリに間髪入れずアワセを入れてこの通り。流石でした!
剣崎沖は気難しいカワハギでしたが、沖上り2時間前ほどから下浦沖に移動しました。
ここでは小型中心で、一時宙で入れ食いとなりました。
皆さん十分楽しまれての沖上り。下船後はゴリラカップの表彰式です。
表彰式の前に、今後の釣りに繋げていただけたらと、当日の状況をお話しさせていただきました。
そしてゴリラカップの初代チャンプは、22枚釣り上げられた植野さんでした。おめでとうございます。
幹事の石川さん、ご参加いただきました北支部、目黒支部の方々、ありがとうございました。晄子ちゃん、寒い中パパと頑張ったね。
巳之助丸さん、大船長、女将さん、矢内さん、お世話になりました。
ゴリラカップは今後も継続、様々な大会要素を取り入れ、より楽しく開催の予定だそうです。