やや浅くなってきたマルイカ・釣り教室
去年は釣果が優れず開催を躊躇してしまったマルイカ釣り教室ですが、今年は早々から模様が良く、神奈川県佐島の志平丸さんにて開催することができました。
前日、桜の開花宣言があった3月26日(日)、当日は雨模様で寒い日となりましたが、そんな事にも負けず、多くのマルイカフリークの方々にお集まりいただきました。
出船30分前、小雨模様の中船へ移動し、恒例のレクチャーを始めさせていただきました。
レクチャーでは、簡単なマルイカの習性、適したタックル、スッテ、仕掛け等の他、釣り方、今年のスッテのトレンドなどについてお話しさせていただきました。
レクチャー終了後に出船。船長は、ここの所少し浅くなった、水深70mライン辺りを中心に、マルイカの捜索を始めました。
数流し目、船中1杯目のマルイカを釣り上げたのは荒谷さん。中々良い型です! 深場からのリリーングを楽しめたことと思います。
ここのところ、釣り教室によくご参加いただいている小前さん。これも中々の型、最後までポツリポツリと釣り上げてらっしゃいました。
マルイカ釣りに手慣れている小林さん。ここからイカを外し仕掛けをリリース、釣りの態勢を立て直す手返しがすごく早かったです。
小さなマルイカのアタリを捉え掛けたのは尾久さん。マルイカMCでお見事でした!
極鋭マルイカMCとFを携え、マルイカ釣り初挑戦の廣瀬さん。勘所を掴み、果敢に掛けに行きました。この笑顔、嬉しさが伝わってきます。
岡崎さんは、ロッドを満月にしならせながらリリーング。海面を割って出たのは良型のヤリイカでした! 食べごたえがありそうですね!!
さて、中盤の頃、良い反応に当りました。
皆さんを回りながら、操舵室の横を過ぎようとした時、戸が開いて船長より「林さん、良い反応が出てるよ~。見ていて上げるから釣ってみて!」と伝えられ、「分かりました、頑張ります!!」と、舳の一角で竿を出してみました。
流しの途中であったので、程なく移動の合図。
次の流しでは、巻き落としの後の違和感で1杯掛けることができました。
操舵室のガラス越しに、こちらを見ながら笑顔の船長、ホッとする僕なのでした。
そんな中、船がグッと集まり、アタリが集中していた時間は30分程だったでしょうか、中にはムギイカの4点掛けをする方もいらして、皆さん寒さに負けず、一生懸命釣っておられました。
飯田さんはシーボーグで挑戦、見事ケイムラで掛けました。寒い中結果が出ました。おめでとうございます!
様々なご質問をご用意されていた井上さん。質問の答えをご自分の釣りに取り入れ、タタキや食う間を色々と試されていました。
根気よく釣り続けていられた片山さん、ギョクロで掛けました! 掛けた後、船の揺れを丁寧に相殺しての巻き上げに拍手です!!
沖上り30前にヒット、やりましたね大内さん! この後2連荘!! マルイカ釣りのコツを掴めたようです。
弱くではありましたが、止まない雨の中、皆さん根気よく頑張ってくれました。
下船後、まだ雨の残る中、宿の中で当日の総評を述べさせていただきました。
ご参加の皆さま、雨と風、低温の日並の中、ありがとうございました。何か得ることはございましたでしょうか。
志平丸さん、初めての釣り教室を開催させていただき、ありがとうございました。
次回のマルイカ釣り教室は4月1日(土)となります(満船御礼)が、4月22日(土)にも、同じく志平丸さんにて開催させていただきます。