竹岡沖・Xデーは今日? それとも明日?
「今年は海が、2ヶ月遅れている」という釣り師の方もいらして、僕も9月頃からの東京湾の水温低下の変遷を気にしていましたが、やはり2ヶ月近く、1ヶ月半は送れているのではないでしょうか?
東京湾のカワハギの大場所、竹岡沖では、12月に入ってからトップシーズンの扉が開いた感があり、そんな12月9日(金)、浦安の吉久さんより出船してきました。
宿に到着し、受付けにいる昭久船長にご挨拶、入れ立てのコーヒーをいただいていると、宿のテーブルには「カワハギ釣り 初心者の方 目を通してみてね!!」と、釣り雑誌からの手作りスクラップがありました。
初めてカワハギ釣りをされる方、是非一読されてみてください。きっとご参考になると思います。
さて、薄暗い内から乗船し、タックルを準備いたします。
やはりこれ! プロバイザーHDタックルバッグ(B)の横に取りつけたサイドバッグ(A)、バッグ内でスペースを取る船縁トレイ、チョイ置きキーパーが余裕で入ります。
そして、このクーラーは軽くて強度が高く座ることが可能、濡れた船上でも滑ることなく踏ん張ってくれます! プロバイザー HD
さて、今回のタックルですが、水深30~35m位にカワハギが落ちてきたことを鑑み、今回は、信頼の極鋭1455 AIR AGSに、リールはスパルタン RT TW、ラインはメガセンサー12ブレイド0.8号の1本で臨んでみました。
当日は、南西の風が12m位と強く、海堡を交わすと船はウネリと波、風に翻弄され、竹岡沖には2時間余り掛かっての航行でした。
開始の合図と共に第一投、オモリ着底⇒50cmほど切り、船の揺れを相殺しながらのヒラウチ⇒そのままオモリ着底⇒ステイ⇒??⇒ツルテン!!
この後1枚獲ったものの、「ということは、この荒れ模様の中、宙かな」と、50cm~1m位の宙を狙ってみたところ、面白いように3連荘!
「このまま、このまま!」と、もう一枚追加して、15分余りで5枚!!
「これは、この強風の中、イケちゃうかも~!」と思った途端失速、底を狙うも段々と活性は下がって行ってしまうのでした・・・
それでも、上下動の激しい船上、荒れた海上のこと、重めのシンカーを打ち対応、正確な、弛ませる⇔沢山弛ませるを繰り返し、1枚、1枚釣って行きました。
その後、再度宙に浮くことはありませんでしたが、風でウネリが高くなり15枚の釣果でした。
実釣時間は4時間ほどで早上り、これで凪いでいたらと思うと・・・
晩秋のカワハギは、「西風が吹くと深場で固まる」と言われ、強い南西風の後、今日10日、又は11日は、カワハギが釣れ盛っちゃうXデーになるかも知れません!