アングラー:林 良一


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2026.5.13

また釣行しようと思わせる湾フグ釣り

釣りは、沢山釣れて楽しかった、だからまた釣りに行こうと思うものかも知れません。

また、文学的な釣行記を書かれていた故 開高 健さんの著書の中に「永遠の中の一瞬をとらえる」といった一文があります。

今回はまさにそんな釣行だったのでした。

 

貴重な白子のシーズンを迎え、釣果が安定してきている東京湾のショウサイフグ。

そんな湾フグの代表格であるショウサイフグを狙いにえさ政さんへ行ってきました。

 

6月7日日曜日はえさ政さんの第7回 湾フグ釣り大会、豪華賞品で人気の大会ゆえ、告知後数時間で満船になる人気なのです!

 

乗船当日は毎年5月11日に行われる「水神祭」でした。

組合行事で江戸時代から続いている行事で大漁、海上安全祈願をするのだそうです。

8号船には鮮やかな大漁旗がたなびいておりました。

 

内木船長の船で釣りの準備をしていると「説明しま~す!」との声。

カメラを向けると「照れるなぁ~」とは内木船長(笑)

 

いざ出船、内木船長は富津岬の南側に船を向けました。

 

湿気の少ない大気で清々しい東京湾を南下する船、そんな気持ちの良い船上で、出船前の船長の言葉を反芻すると・・・

「昨日からフグ、良くないんだよね・・・」とのことなのです・・・。

 

ポイントに近づくとチラシバリ仕掛けにエサ付け、この時は12号だったオモリは、流れない上げ潮を鑑み6号へ。

 

東京湾のショウサイフグポイントは砂地、アンカリングしての釣りとなります。

そうして何か所かアンカーを上げ下げしたポイントで先ずは1匹釣り上げられました。

上げ潮が流れずごく小さな目感度アタリでした。

 

ロッド:極鋭湾フグ EX  リール:アドミラ  ライン:12ブレイド0.6号  カットウ:D-MAXフグカットウバリスピードL

 

アンカーを打ってしばし、船が安定すると内木船長もロッドを出して様子を見ています。

するとすぐに! お見事の一言です!!

 

その後は転々とポイントをかえてくれたのですが中々アタリが出ず・・・

 

沖上がり30分位前だったでしょうか、SMTを僅かに揺らすアタリに手首を跳ね上げ即アワセ、でも掛からず・・・

仕掛けをもう一度着底させて誘いを掛け、次のアタリで掛けることができました。

 

 

今回第一海堡から南の海域は、何か潮色が黒っぽくなっているように感じました。

北側は緑っぽくそう悪い潮には見えませんでしたが、赤クラゲが多いことが印象適した。

底潮が冷えたのか? はたまた底荒れしたのか?

永遠の中の一瞬をとらえられるように、アタリが無い時でも集中力を切らさないように、誘い下げのルーティーンを根気よく繰り返して行きました。

何れにしても白子シーズン真っただ中、復調すればまた食いが戻るのではと思っております。

大船長、女将さん、内木船長、フグをさばいてくれた学船長、アジをいただきました佐護船長、ありがとうございました。

 

微細なアタリにアワセを入れると根掛かりと見紛うばかりの反動の直後、横っ走りに曲がるロッドを愛でながらのやり取りがたまらないこの時期のショウサイフグ。

次回はいつ釣行しようかと楽しい思案中です。

 

追 記

釣り上げたショウサイフグはその日の夜に刺身に。

俗にいう「その日のショウサイ」は、個人的にはフグ刺しの中で一番好みかも知れません。

1㎝位の厚切りに、あわ漬け醤油に一味をパラリと入れて。