アングラー:林 良一


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2020.7.28

湾奥西部のポイントへ!・エギタコ釣り教室

大人気を博している、ロッドとリール、そしてタコエギを使ったエギタコ釣り。

手釣りはある意味「やったことがない」といった垣根があるといった方もいらして、使い親しんだロッドとリールで釣ることができるエギタコ釣りは、そんなところも魅力ではないでしょうか。

そんなエギタコ釣り教室を、羽田のえさ政釣船店さんにて開催させていただきました。

 

梅雨特有の若干小雨の降る中、出船前のレクチャーを始めさせていただきました。

レクチャーでは、手釣りからロッドを使った釣りへの変遷、タコエギについて、タックル、釣り方などについてお話しさせていただきました。

 

 

レクチャー終了後出船、柳沢船長は、湾奥神奈川県側のポイントを目指しました。

先ずは川崎新堤から釣り始めましたが、ここは少し根掛かりがあるポイントです。

 

潮の動き始め、僕もちょこっとロッドをだしてみたら、何か小さな変化?

小突いてタメて、そこからラインを巻き込み大きなストロークでアワセを入れますが・・・、軽い!?

こんなチビちゃんでした(笑)

 

さて、ポイントを扇島、京浜運河と移動しながら釣らせてくれます。

当日は湾奥特有の濁りが入っていて、この濁りはマダコ釣りにおいては有利な潮色だと言われています。

 

神奈川側では、堤防沿いのゴロタ石周りを狙うことも多いエギタコ釣り。

そういった堤防から沖へのブレイクラインをトレースするように船をユックリと流してくれる船長。

マダコ釣りは不思議なもので、その船の進行方向の、いわゆる「潮先」が決して有利なわけではなく、一度エギが通った後の潮裏でヒットが連発することもあるのです。

堤防際にキャスト、底質のゴツゴツ感を感じながら、徐々に水深が深くなってくる駆け下がりも感じながら、1秒間に3回程、正確に小突きを入れながらエギに命を吹き込みます。

定点で小突き、アタリが無いとみると巻き込んで跳ね上げカーブフォール、エギのブレイドが回転してアピール、着底したところから再度小突き始めると、タコ特有のジワッっとした重み=アタリが訪れました!

ここでもう数秒小突きを続け、タコがエギの正中線まで乗ってくる間を作り、更に重くなったところでラインを巻き込みストロークのあるアワセを入れて、水の抵抗でタコをカンナに掛けました!

大きくたわんだロッドを眺めながらのリーリング、上がってきたのはキロオーバーの、この時期としては良型のマダコでした。

 

ロッド:メタリア エギタコ S-175

 

リール:ミリオネア バサラ

タコエギ:快適船タコエギ SS

 

 

 

最後は近場のポイントを攻め、15時に沖上がりとなりました。

帰港中に弱い雨が降ってきましたが、実釣中は快適に釣りができました。

 

船が桟橋に着き下船、宿の裏手にて、当日の状況をお話しさせていただきました。

 

ご参加の皆さま、ありがとうございました。次の釣行に繋がるものはありましたでしょうか。

えさ政さん、大船長、女将さん、柳沢船長、この度もお世話になりました。

 

東京湾の工業地帯を眺めながらのエギタコ釣りでした。

今年も好調な釣果で推移しています、是非エギタコ釣りにお出かけになってみてはいかがでしょうか。

 

今後のえさ政さんで釣り教室は、8月15日(土)のタチウオ釣り教室、8月22日(土)の湾(ショウサイ)フグ釣り教室となります。