アングラー:林 良一


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2020.3.25

人気のタチウオ・アジのリレー釣り教室

どちらも釣って楽しく食べて美味しいタチウオとアジのリレー釣り教室を開催させていただきました。

3月22日(日)、お子さん3名を含む25人様のご参加をいただき、えさ政さんのテラスに設けさせていただいている釣り教室の受付にて、くじ引きで釣り座を決めさせていただきました。

 

出船前のレクチャーは最初に行くタチウオから、タックル、仕掛け、釣り方などをお話しさせていただきました。

 

レクチャー終了後に出船、大切なエサ付けは平水面の多摩川を航行中、個々にお伝えさせていただきました。

 

岩越船長はここのところ大型が釣れている観音崎沖を目指しました!

予報よりやや強い南西の風に、途中より船足を落としポイントに向かいました。

 

水深は75m前後、反応は底から5m迄ということで、タチウオの活性はあまり良くないと思われるスタートでした。

でも、流し替える度に船中のどこかで良型のタチウオがヒットするのでした。

 

船中を2巡、初めての方にはシャクリ方などをお伝えしながら回らせていただいた後、様子を見るために舳先の釣り座でロッドを出してみました。

南に位置する湾口より南西の強い風が吹き込み、特に大きなウネリの時は、ピッチングを繰り返す船の舳先が海を掬う程でした。

その位揺れてしまう釣り座では、ロッドワークで翻弄される船の上下動を相殺するようにシャクリを続けるも長さが足りず、ゆえ正確なシャクリができない場合があります。

ではと、なるべくエサを定点に留めるべく、ウネリの強弱、タイミングを見計らってロッドを上下させました。

これでも海中のエサはピタッと止まっているではなしに上下してしまうと思うのですが、イレギュラーなシャクリよりは捕食しやすいのではという考えからです。

最初のアタリは船の下降でハリスが弛んだのでしょう、ハリスをスッパリやられてしまいました・・・

ハリの号数を上げ再トライ、今度はアタリと同時に船が持ち上がり、ロッドのストロークが足りずエサ半分を食い千切られてしまいました。

でも、そんな大きな揺れにも段々と順応してくると、アタリ⇒アワセまでが決まりだし、2時間余りで7本のタチウオと出会うことができました。

 

ロッド: 極鋭タチウオ ゲーム AGS MH‐180

リール:ティエラ IC

ライン:UVF メガセンサー12ブレイドEX+Si  1号

今回、ティエラICを使ってみました。

このリールは仕掛けの沈下中10m毎にアラーム音が鳴りますので、水深が75m位だった今回、ロッドキーパーに掛けアラーム音を聞きながら外したタチウオの処理、次のエサの用意等をし、6回目のアラーム音が過ぎた頃手を拭きロッドを手にすることができます。

 

テンビン:快適天秤 マルチ/スピード

シンカー:快適船シンカーS

 

 

さて、ひとしきりタチウオ釣りを楽しんだ後、南風に押されるようにアジ釣りに移動しました。

 

タチウオ釣り⇒アジ釣りは、テンビンまでは同じでシンカーをビシに、仕掛けをアジ用に替えればよく、タックルは同じもので大丈夫というお手軽なものなのです!

アジのポイントは、南風を遮るような堤防のこちら側、コマセがきいてくると次々とアジが釣れ出しました!

 

今回アジ釣りでは、極鋭 コンセプト ゲーム MC 180AGSを使ってみました。

ロッドを下向きに構え、手前部分でコマセを振りそのまま水平にすると、付けエサが丁度コマセの煙幕の中に入ります。

 

堤防越しの風で多少揺れる船のこと、その揺れを利用してそのままコマセをポロポロと出しながらの置竿が効果的な時も!

 

たおやかなMCの穂先と穂持ちが、船の揺れを適度に吸収し、そのメタルトップが居食いしているような、ブルブルという引き以前のアジのアタリを伝えてくれました!

 

 

 

南風の強い日並みではありましたが、皆さま沖上がりまで頑張っていただきました。

下船後は宿の裏手にて、当日の状況をお話しさせていただいております。

 

ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。何か得ることはございましたでしょうか。

えさ政さん、大船長、女将さん、岩越船長、佐川船長、矢内さん、この度もお世話になりました。

 

今後えさ政さんでの釣り教室は、4月に湾フグとタチウオアジリレーを予定しております。