東京湾の夏タチ開幕!・釣り教室
強い逆光がギラツク海面に大船団、先日、東京湾の夏の風物詩である夏タチウオ釣りが開幕、前日には「ツッキー」こと高槻さん、田渕さんが取材で好釣果を記録していました。
そんな6月30日(土)、羽田のえさ政釣船店さんにて、LTタチウオ釣り教室を開催させていただきました。
朝のテラスでご参加の皆さまをお待ちしていると、そこに・・・「顔を見に来ましたよ」と、笑顔の浅石さんが。フグ乗り合いに乗られるとのことでした。
この時間は、船長方々と情報交換をする時でもあり、当日の組み立て、予想できることを話し合い、出船前のレクチャーに生かしています。
さて、出船の30分位前より船上でレクチャーを行っております。
真剣な皆さまの食い入るような視線の中、ここでは大切なお話しをさせていただいております。
LT夏タチウオ釣りに適したロッドやリール、なぜテンビンを使うのか? 歯が鋭いタチウオですが、ハリを飲ませてもハリスが切られない仕掛けとは?
気になる釣り方は? アタリからアワセは? 取り込みまでをお話しさせていただきました。
レクチャー終了後、柳沢船長が舵を握る船は出船、前日良かった走水~観音崎沖を目指しました!
多摩川を航行中、大切なエサ付けは個々にお伝えさせていただいております。
ポイントでは、まだ大船団ではないですが、タチウオフリークを乗せた船が多数集っていました。
開始1流し目、左舷舳のRieちゃんにヒット! ジグで狙うのが好きな彼女ですが、当日はエサ1本で通していました。タチウオ釣りの幅が広がりましたね!
前半から好調に釣り続ける高橋さん。渋い時合でも何気にタチウオを掛けてしまうところなど、流石の一言でした!
はしりの夏タチサイズを釣り上げられのは上田さん。エサにまとわりつくが口が小さく掛け辛いサイズをお見事でした!
Newロッド、New電動リールで挑んだ鈴木さん。指3本サイズのトルクフルな引きにえびす顔でした!
沖から「お~い! りょうさぁ~~ん!!」との声の方に振り向くと、大石さんが仕立てた釣り仲間のタチウオ仕立て船でした。皆さんお声掛け、手を振っていただきありがとうございました!!
大畑さんは指2本半サイズを釣り上げました。アタリの少ないこの日、根気良くしゃくり続けていらっしゃいました。
飯田さんも夏タチサイズをGET! この長さのタチウオでも、掛けた時はロッドをガクッと止めるものです。
牛山さん、シャクリのコツをお伝えしたらすぐに! この後もサイズアップ!! 流石でした。
最後の流しで3連荘を見せたのは吉澤さん。どなたも釣らない時合にお見事でした!
当日は、3~4日続いた南寄りの強風が少しは弱くなったものの、風が強い1日でした。
潮色は濁りで早目の潮、タチウオ釣りには悪くない条件でしたが、当日はアタリが少なく渋い展開となりました。
そんなアタリが少ない時は、チモトのパイプを取り除いたり、ハリスを細く長く、シャクリも刻みながらなど、ナチュラルとスローを心掛けて釣り続けて行きます。
ハンドル1/4のシャクリで釣っていると、初動はじゃれつくようなアタリでしたが、ひときは強く引かれるアタリでフッキング、上がってきたのは・・・
これは小さい(笑) かなり細いネクタイでした(爆!)
沖上り直前、向かい風に入れていた船のクラッチがニュートラルになった途端船は風に押され、そうするとラインは舳先方向に、垂直の誘いから斜め引きになった数シャクリ目、大きくロッドを曲げ込むアタリを捉えました!
ロッド:メタリア タチウオゲーム サブに リーディング73MH リール:スパルタン TW サブに スパルタンRT TW
14時半の定刻に沖上り、船は北上、多摩川の河口を目指します。
下船後は宿の裏手にて、当日の状況解説、今後の釣りに繋がるお話しをさせていただいております。
ジャンケン大会。
ヨリモドシ掬い!
ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。何か得ることはございましたでしょうか。
えさ政さん、大船長、女将さん、柳沢船長、矢内さん、この度もたいへんお世話になりました。
えさ政さんでのタチウオ釣り教室は、今月、来月と続きます。