富津岬の北側で爆釣!?・湾フグ釣り教室
先週末、「新しいポイントで湾フグが好調!」と、湾フグの看板を掲げる船宿さんのHPは軒並み賑わいました。
その翌週となる6月9日(土)、羽田のえさ政釣船店さんにて、湾フグ釣り教室を開催させていただきました。
今回ご参加いただきましたのは22名様。いつも多くのご参加ありがとうございます。
釣り教室では、宿の受付けを済まされた後、釣り座決めの抽選を行っております。
また、出船の30分ほど前から、船の舳先部分にお集まりいただきレクチャーを行っております。
レクチャーでは、湾フグとは? タックルの特長は? 釣り方などをお話させていただいております。
そして当日はカメラマンが乗船、 4Kカメラにてレクチャー、基本的な釣り方、エサ付けなどを撮影、皆さんの釣り姿、ヒットシーンを編集してDISCを作製させていただきます。
気が付けば、お隣の仕立て船からも熱い視線をいただいておりました。
レクチャー終了後、柳沢船長が舵を握る船は、今回は大貫沖でなく、その手前の富津沖を目指しました。
ポイントまでの航行中は、大切なエサ付けを個々にお伝えさせていただいております。
50分位で到着、このポイントは一週間前に大釣りした場所で、水深は5m余りと浅く、到着早々は潮もほぼ止まっており釣りやすい状態でした。
開始早々は中々アタリが出ない中、赤松さんに船中ファーストヒットのショウサイフグがきました!
安定した釣果を出す冨永さん。この日もポツポツと、皆さんアタリが無い時でもアタリを出し掛けて行く辺りは流石の一言です。
ここのところ、えさ政さんの釣り教室では毎回のように参加して下さる鈴木さん。この日もメタリア 湾フグの手感度アタリで掛けに行っていました。
ご夫婦でご参加の小川さん。先ずは奥様、良い所にカットウが刺さっています。釣った感満載のこの笑顔です!!
ご主人の小川あっちゃん。これはアカメフグ、やはり良いところを掛けています。麦わら帽子がお似合ですよ!
後路さんはポンポンポンと3連続ヒット! フグの心境を読んだ誘いがピタリと嵌ったようです!
カメラマンの大さん。皆さんの釣り姿、ヒットシーンを撮り続けています。
さて、中盤以降から、僕もロッドを携え船中を回らせていただきました。
これは何も自分も釣りをするという事ではなく、皆さまの間に割って入れさせていただくことで、ご質問をお受けしたり、実際の釣り姿をご覧いただく為なのです。
当日の状況は、緩い下げ潮が良い感じに流れてはいますが、潮が濁っているせいでしょうか、アタリが遠い感がある時間帯が続きました。
それでも根気よく誘い下げを繰りかえしている釣り人に女神は微笑むもので、その中でのアタリを創作していきます。
仕掛け着底直後の、食いが悪い時ほど微細になってしまうアタリを創り、間髪入れずにアワセを入れる集中力がものを言います。
そんな中、右舷大艫の小片さん、初めてながら大き目のショウサイフグ釣り上げられました。その嬉しさが、その表情に表れていますね!
ご夫婦でご参加の池添さん。チラシバリを食いに来てカットウも掛かり、こうなるともうフグは逃げられません。お見事でした。
この日は6名でご参加の、「たけちゃん」こと武田さん。思えばたけちゃんにえさ政さんをご紹介していただきましたよね。感謝しております。
右舷舳に山田さん。ひときは大きいフグを釣り上げられました! 白子も沢山入っておりました。
さて、沖上りまで20分の頃、船の一番先端、アンカーロープが出ている際で最後の勝負に臨んでみました。
南風で緩やかに上下する舳先。
その揺れを相殺するように、ゼロテンパーミングを駆使、誘い下げ後のゼロテンションを僅かにチタントップを曲げることでキープします。
誘い下げ⇒カットウが着底⇒オモリが着底⇒ゼロテンション⇒3秒後にアタリ!⇒次のアタリを待たずして間髪入れずにアワセ⇒船下に潜り込む横っ走り
そんなスリリングな展開で上がってきたのは、元気な大型のオスでした(この模様はバッチリ撮影できDISCに収録されます)。
ロッド:メタリア 湾フグ リール:エアド レッドチューン ライン:UVFメガセンサー 8ブレイド+Si 0.6号
先週の爆釣を夢見ての釣り教室でしたが、当日フグのご機嫌はナナメで、トップで7匹の釣果となりました。
下船後は宿の裏手で、当日1日の状況の解説をさせていただいており、今後の釣りに繋げていただいております。
RYO’S METHOD ステッカーを賭けたジャンケン大会!
釣り教室解散後は、大好評のヨリモドシ掬いです!
ご参加いただきました皆さま、次の釣行に繋がるものはございましたでしょうか。
えささん、大船長、女将さん、柳沢船長、マスター、矢内さん、この度もたいへんお世話になりました。
当日この後はアナゴ釣り教室、こちらも張り切って臨まさせていただきました。