長井沖のカワハギ・釣り教室
12月3日(日)、長井の小見山丸さんにて、カワハギ釣り教室を開催させていただきました。
今回ご参加いただきましたのは20名様、多くのご参加ありがとうございます。
釣り教室では、出船前にレクチャーを行っております。
レクチャーでは、カワハギとはどんな魚なのか? カワハギを釣る為に適したロッドは やリールなどのタックルは? 仕掛けは? 釣り方は? また、その場所のポイントの特長などについてお話しさせていただいております。
レクチャー終了後に出船、長井沖は港前から好ポイントが点在していて、当日は水深15~40m位を攻め分けました。
小見山船長は浅場のポイントから開始、朝一はごく緩やかに潮が流れていて、コッパが果敢にエサを追っている様相でした。
そんな中、船中ファーストヒットは三上さん。それもダブルで! この後もコンスタントに釣果を伸ばされていました。
丁寧な誘いで食う間を与えアタリを出していた前田さん。まずまずのサイズにホッと一息ですね。
神保さんも手堅く1枚をキャッチ。当日は、コッパが育ったこんなサイズが多かったですね。自ら剥いたエサでお見事でした。
お~! これは小さなカワハちゃんです。でも、このサイズを掛けるのは難しいもの、流石でした高須さん。
「ん~、難しい、難しい」とつぶやきながら好釣果だった橋詰さん。その難しさを踏破した先に、釣果アップが、そして更なる難しさがあるかも知れませんね。
沢山のご質問を用意されていた野島さん。後半パターンを掴み、良型を連荘されていました。
仕掛け作り教室を開催させていただいている「酒舞」さんのマスター秋本さん。カメラを向けるとおどけてこんなポーズを(笑)
中盤から、少しづつではありますが、良い型のカワハギが混じるようになりました。釣り上げられたのは真鍋さん、横で見ていて叩かれる竿が型の良さを感じさせました。
さて、中盤より僕もロッドを出してみることにいたしました。
丁度潮がわり前位の時間帯でしたが、ほとんど潮が動いていない状況で、水色はささ濁り、吹いていたそよ風も少しずつ弱くなった頃合いでもありました。
皆さんの間を割って入らせていただくために、少し遠投して沖めを狙いましたが、ゲストのトラギスやベラの活性はほどほど良いのに比べ、カワハギの活性は今一つ盛り上がらない感じでした。
こういった時は、例えばキャストしての釣りならカーブフォール後のステイ、船下の釣りならヒラウチ後、オモリを着地させてのゼロテンションの時間を長く取ります。
でも、ゲストの活性が良いのですか、仕掛を止めてしまってはゲストからのアタリが来てしまいますよね。
そんな時、ゲストのアタリにはアワセに行かず=ハリのカエシまで貫かず、アタリが途絶えたところで次の動作に入りリセットします。
トラギスのアタリは大抵、竿先を細かく早く上下に震わせるようなアタリですのそれと分かります。
カワハギは、トップガイドをごく僅かに押さえ込むようなアタリを出すものです。
さて、今回親子でご参加後ろのお父さんをさておいて、良型カワハギを釣り上げられたのは小嶋くん。帰宅後美味しく食べられましたでしょうか。
そんなお父さんも負けてはいません! 渋い時合にダブル!! どうですこの笑顔、嬉しそうですね~!!
釣り教室をお手伝いいただいている矢内さん。ロッドを出せばすぐにこの通り! 流石の一言です!!
コッパちゃんと茶目っ気たっぷりの蝦名さん。誘い下げからゼロテンステイで掛けました!
終始ニコニコと笑顔で釣りをされていた正司さんさん。釣り大好感がひしひしと伝わって来ました。
奈良さんのヒラウチしながらのタタキ下げの誘いに食ってきたカワハギ。このサイズになると引きも中々のものですよね。
大型を釣り上げられた平野さん。この日船中最大であったのではないかと思います。
沖上り後は宿の向き合いの駐車場にて、この日の状況をお話しさせていただきました。
是非今後の釣行に繋げていただけたらと思います。
トリッキーな長井沖、潮が動かずカワハギの機嫌は良くは無かったですが、何か得るものはございましたでしょうか。
小見山丸さん、船長、船長のお母さん、お世話になりました。
下船後の宿での豚汁、美味しかった~(写真撮り忘れ・悔))、そして三浦大根のお土産もありがとうございました。
小見山丸さんでのカワハギ釣り教室はまた来年、2日程を予定しております。