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アングラー:林 良一


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林 良一さんの記事
2017.09.05

今季初の竹岡沖・カワハギ釣り教室

本州の東の海上を台風が通過する前、東京湾の大場所、竹岡沖でカワハギが好調に釣れていました。

そんな台風通過後の9月3日(日)、巳之助丸さんの宿の横で、釣り教室の受付けを構えていると、大船長より「林さん、こないだ竹岡が良かったみたいだから、今日は竹岡行ってみようか? DKOの練習にもなるしね」とのお声掛けをいただき、受付けの横で殻付きアサリを剥く皆さんのテンションもやおら上がるのでした!

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釣り教室では、出船前にレクチャーをさせていただいております。

今回は、夏から秋へ向かっての釣法の違いを中心に、カワハギ釣りに適したタックル、カワハギの1年を通しての簡単な生態、期待の竹岡沖のことなどをお話しさせていただきました。

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また、今季のカワハギ釣り教室では、3つの調子を持つアナリスターをレンタルロッドとして常備しておりますので、是非お気軽にお声掛けいただけたらと思います。

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レクチャー終了後、大船長が舵を握る船は竹岡沖を目指しました。

ポイントに到着までには、カワハギ釣りの大切な基本であるエサ付けを、皆さんを個々に回らせていただきながらお伝えさせていただいております。

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約30分の航行で竹岡沖に到着。ほぼ無風でべた凪、台風の余波であるウネリもほとんど無い好条件でした。

開始間もなく、SFに入魂したのは川窪さん、リールはエアドレッドチューン。先ずは中型サイズでしたが、トリッキーな竹岡沖のこと、この後どういった展開になるのでしょうか!?

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小前さんは、早速F1を使って釣り上げられました。リールはスパルタン。F1の、全てを最速で伝える感度を生かしての1枚でした!

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朝一は潮が下げ残っていましたが、そんな緩い潮の中、エサ盗りが上手いコッパを手にしたのは飯田さん。この1枚を掛けるのが難しいものなのです。

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潮が弛み、まだ上げてこないかな? という時合でロッドを出してみまたら、その頃から一気にコッパの活性が上りました。トラギスのアタリを少し硬質にしたようなアタリに掛けに行くとこの通り。岸さんも同サイズを釣り上げられていました。

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ロッド:極鋭カワハギEX AGS F1 今季DAIWAのカワハギロッドのフラッグシップモデル。「より最速に」をコンセプトに開発、また「使い手を選ぶ」とも。

リール:スパルタンRT TW 信頼のスパルタン。その剛性ゆえの汎用性、Tウイングシステムによるラインの放出抵抗の軽減。カワハギの他マルイカ、タチウオ、マゴチ、エギタコ、エギスミイカ、湾フグ等、僕が得意とする釣り物はほとんど網羅しています。

ライン:メガセンサー12ブレイド 今回は0.8号を使用。その強度、滑らかさ、適度な硬さ、マーカーの見易さ、どれを取っても堂々最高峰のラインです!

 

冨永さんに良型がヒット! このサイズとコッパが混在していて、特にハリの選択には悩まされるところとなります。でも、それが面白いのですが・・・(苦笑)

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「ちっくしょう、またやられた・・・」と、大艫の背中の肩がガックリと落ちることしばしの佐藤さん。でもでも~、難敵コッパを掛けて行く辺り、今季の竹岡の感触をつかんだかな~!?

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ムードメーカーである廣瀬さん。廣瀬さんの周りには、いつも笑い声が絶えず聞こえてきていますが、1枚釣り上げると(わざと)ドヤ顔でパチリ! こんなところも彼の人気の秘密ですね。

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小川あっちゃんは奥様とご乗船。タチウオ教室の時には・・・、でしたが、今回はやりましたね~、って、奥様はカワハギ釣りは今回初めてでしたもんね!

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そんな奥様も、最初の1枚に苦労したものの、矢内さんのサポートもあって見事釣り上げることができました! この笑顔、嬉しそうです! 「スゴク引いたよ~」とは、本人談。

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奥田さんは渓流のエキスパート、日本全国の渓流で釣りをされているそうです。船釣りにも精通され、難敵カワハギを釣り上げられました。

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これは良い型、釣り上げられたのは廣瀬さん。特エサを配しての仕掛けでしたが、それが功を奏しましたか!?

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さて、当日は下げ残りからの緩い上げ潮でしたが、下げ止った頃は、そう風が吹いていないのにもかかわらず、表層の潮だけが流れている2枚潮の状態でした。

20mより浅い水深でしたので、そう釣り辛いことはありませんでしたが、中オモリを2.5~3号と重くし対応、この時期の仕掛け操作、誘いの動作を確実なものにしました。

カワハギの状況的には、産卵後期~終期となり、夏カワハギからトップシーズンへの入り口への端境期となり、その証拠に、夏特有の大型も出るは、アタリを良く出し果敢にエサを食べてくれる中型もいましたが、まだヒレがガタガタで、産卵期のキズが癒えていない個体、はたまた素早い摂餌のコッパなど、言ってみれば竹岡沖らしくテクニカルでトリッキーであり、その型に合わせたハリの選択、刻々と移ろう活性に追従しての誘い方のシフトチェンジが必要となる、ある意味面白い1日でした。

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中盤よりF1を携え、皆さんの間に割って入らせていただきながら、沖上りまで皆さんのご質問にお答えしたり、お話ししたりしながら船を2周させていただきました。

ロッドが硬調子のF1であることから、スパルタンのATD(ドラグ)を数度微調整、大型の不意の引き込みに瞬時に対応できることを軸に、その分ハリを小さく、スピードの7号、又は6.5辺りを使ってみました。

少し枝間の広い仕掛けの上部にワンタッチシンカー、船下の釣りなら オモリ着底⇒1m底を切りヒラウチ⇒オモリ着底・オモリパタパタ⇒短いステイでのゼロテンション⇒中オモリを使って「弛ませる⇔沢山弛ませる」を繰り返す⇒アタリがあったら即アワセせず、中オモリで仕掛けに弛みが出るよう送る⇒聞き上げてみて、大きく頭を振るようなアタリ(引きの序章)が訪れたら聞きアワセ といったルーティーン

キャストしての釣りなら キャストしてオモリ着底⇒ラインを張ってみてアタリを確認⇒その場で中オモリを使って「弛ませる⇔沢山弛ませる」を繰り返す⇒アタリが無ければラインを巻き込み、ロッドを跳ね上げると共にリールを2~3巻き⇒そのままテンションフォールか、ヒラウチさせならフォール⇒アタリがあれば、上記のように掛けに行く。

この時期は、食いの遅い、産卵のキズが癒えていないカワハギがいる中、秋パターンの食いの早いカワハギが混在していることが多く、アタリの次の送り込み、その後の聞き上げの時の頭を振る強さでそれを判断、もう一度送るのか、そこでロッドを立て行くのかを見極めるのです。

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ユックリと、一口ずつ齧り取るような摂餌をする個体もいるかと思えば、2個のエサを食べしまう食いしん坊な1枚もいました。

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終盤はゆるりと流れる上げ潮でしたが、移動直後にポツポツと、その場所の活性の高い個体を釣り上げると沈黙が続きましたが、カワハギはいる気配、エサを食べようという衝動を与えるイメージで、仕掛をカワハギの目の前でユラユラと動かしてあげるのです。

 

そんな終盤、「冨美男ちゃん」こと神保さんにヒット! 「カワハギ釣り、やめてたんだけど面白いな(笑)」と、今季よりまた嵌ってしまった様相でした!

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「タモ、タモ~~!」と大きな声に振り向くと、秋保さんのロッドが伸されています! 数度の引き込みを交わし、上がってきたのは堂々の尺オーバー! おめでとうございます!!

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キャストして広範囲を、堅実にアタリを出す立川さん。この日はちょっと苦戦だったかな。でも平均を上回る釣果は流石でした。

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「大きい大きい!」との声に急いで向かうと、なんとこのカワハギを抜き上げたそうです! この32cmのカワハギを釣り上げられのは大川さん。ホームグラウンドの相模湾で腕を磨いていた成果ですね!

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カワハギ釣り初挑戦とおっしゃっていた鈴木さん。お伝えした釣りを根気よく続けられ、アタリが出て掛けた後のリーリングにも余裕がありました。お見事でした。

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これも大きい! 釣り上げられたのは市川さん。 カワハギは平たく、横を向きながの引き味は満点、どのような料理で食されるのかな~

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終日凪の竹岡沖。後半そよそよと南風が吹いてきて、夏の終わり、秋の始まりを感じさせる心地良い日並でした。

下船後は、当日の状況のお話しをさせていただいた後、ジャンケン大会などを行わせていただいております。

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様々なコンディションのカワハギが混在するこの時期、竹岡沖のカワハギ釣りはいかがだったでしょうか。

巳之助丸さん、大船長、女将さん、矢内さん、今回もお世話になりました。

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今年のカワハギロードは始まったばかり、まだまだ熱い道のりは続きます。

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