アングラー:林 良一


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2017.8.30

食い渋りにこの一手・タチウオ釣り教室

今年、水深はやや深いものの、夏タチウオが安定して釣れ盛っており、そんな最中の8月27日(日)、羽田えさ政釣船店さんにて、LT夏タチウオ釣り教室を開催させていただきました。

今回ご参加いただきましのは24名様。いつも多くのご参加ありがとうございます。

そして今回は、カメラマンが乗船しての動画と静止画撮影をさせていただきました。

 

宿に到着された方から、先ずは、釣り座決めのくじ引きをさせていただきております。

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いざ乗船。 レンタルロッドとマイロッドは、タックルバッグに差したロッドキーパーへ、これはたいへん便利で、いつもお世話になっております。

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今回、出船前のレクチャーでは、夏タチウオの基本的な釣り方に加えてRYO’S METHOD タチウオ釣法の内容も盛り込ませていただきました。

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レクチャー終了後は岩越船長の操船で、ここの所好調な走水~猿島沖へ向かいます。

航行中、レクチャーでは見えにくいエサ付けを、船を一回りしながらお伝えさせていただきました。

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ポイントに到着すると、タチウオ船団は少しバラケ気味でしたが、そのいつもながらの船数の多さに圧倒されます。

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今回初めてのご参加、そして、釣りも初めてとおっしゃっていた、はるかさん。着底して数巻き、すぐにドスンときましたね~~!!

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「これぞ完璧なフッキング!」といった感じで、タチウオの上顎を貫きました。釣り上げてえびす顔の、冨美男ちゃんこと、神保さんです!

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ナイスサイズを釣り上げたのは永久さん。今年の夏タチは、深い分よく大型が混じりますね。

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多々良さんは、回らせていただく度にご質問をいただきます。熱心さは集中力を呼び、アタリを創り出します。

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このサイズがアベレージでもあり、エサ取りが上手いサイズでもあるかも知れません。取られるか掛けるかの攻防を制してですね、たけちゃん。

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Xジャパンの大ファンである佐藤辰ちゃん(冗談です・笑) 釣りたてのタチウオの背は、何かこう、ムラサキ掛かった色をしていますね。

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集中力を保ちながら丁寧に、常に正確なシャクリをキープする大川原さん。この日トップクラスの釣果、お見事でした。

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今季はちょっと、迷いの時期もあった?荒谷さん。でもこの日は復活、沢山お釣りになっていらっしゃいました。

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お母さんとご参加いただいた御園生 花凜ちゃん。ヒットシーンをカメラマンが動画撮影、ナイスな1本を見事にキャッチしました! おせんべい、ご馳走様でした。

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ここのところ、メキメキと釣りの腕前を上げておられる阿部さん。この日も、大型を含め20本のタチウオをGET! ん~、末恐ろしいです・・・(笑)

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さて、朝一のサービスタイムが陰りを見せるころ、僕もロッドを出してみることにしてみました。

ポイント到着直後、動いていなかった潮も下げ始め、それと共に活性が急降下、アタリが出難く、出ても掛け辛くなってきました。

そこでハリをサイズダウン、シャクリも、リールのハンドル1/4以下、間を取りながら、時にはリールを巻かないシャクリも入れて、「活性が低い程動きを小さく」のセオリー通りにスローな釣り、そして繊細な仕掛けにシフトして行きました。

すると、隠れていたアタリを創り出すことができ、そこから食い込ます15秒、30秒、時には1分以上の攻防を楽しみながら、上手くフッキングすれば、満月にしなるロッドに目尻は下がり、空振りしてしまえば、穂先は虚空を仰ぐのでした・・・

細ハリスの場合、ハリのチモトから上を、タチウオの口の中に入れないことがキモなのですが、それは、活性の低い時の早アワセにも繋がり、そこの見極めが面白く、スリルがあるものです。

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ロッド:極鋭タチウオゲームAGS MH-180   サブに  極鋭ゲーム MH-175 AGS

リール:ミリオネア バサラ サブに スパルタンRT TW

ライン:メガセンサー12ブレイド 0.8号

リーダー:タフロン 船ハリス EX 6号・2m

ハリス:タフロン 船ハリス EX 5号・2m+ディーフロン船ハリス12号

テンビン:快適天秤 マルチ/スピード

 

天光さんは、アジのビシ竿でポンポンと釣り上げます。腕のなせる技ですねぇ!

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貝吹さんは今回、2本のロッドを持ち込み、ご自分に合っている方を精査しながら釣っておられました。どうも8:2が良いとか。

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これは大きい! 堂々のメーターオーバーです!! 釣ったのははるかさん。釣りが初めてでこれには・・・、参りました!

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タチウオ釣り初挑戦の渡邉さん。柔らかなロッドを寝かせ気味にて、リールの直前でシャクリを入れてアタリを出されておられました。

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レンタルタックルで挑戦の矢嶋さん。「ちょっと難しいですね~」とおっしゃっていましたがこの通り!お見事でした。

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序盤、苦戦されていた、ひかりさんでしたが、食い渋った後半でも、ハリスを細くハリをサイズダウンしてこの通り! 嬉しい1本でしたね~!!

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軟調ロッドの特性を引き出し、トップ釣果を出す伊藤さん。この日も、活性が低い群れの中から1本を誘い出し、エサの先を食ったアタリから本アタリへと、次々と掛けていらっしゃいました。

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湾フグ釣りの名手でもある赤尾さん。でも、この日の活性の急降下には苦戦されていました。次回はきっと、今回を踏まえれ更なる釣果アップをに期待をしております。

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最初シャクリは難しいものです。そのペース、リズム、ストローク、巻き取り量など、タチウオの活性を思い計りながら調整しながらとなります。大切なことは、シャクリを続けながら、「次はアタリが出る」と、大切に、丁寧に続けることです。次回はきっと、有薗さん。

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やはり初挑戦の田中さん。午後から細ハリスと小バリで、このサイズでも掛かり出しました。タチウオ釣り、是非また挑戦していただけたらと思います。

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これも大きい! 下がる目尻が嬉しさをモノがったっていますね。流石です、阿部さん!!

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当日最大、目測130cm以上、指7本サイズの超大型でした。釣り上げたのは、タチウオ釣り初挑戦の鈴木さんでした。

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14時半前の沖上りまで、釣り上げた方で22本(2人)。その後21本、20本と続きました。

大型も多数混じり、まだまだ期待できそうな夏タチウオといった印象でした。

 

下船後は宿の裏手にて、当日の状況をお話しさせていただいております。是非次回以降の釣行に繋げていただけたらと思っております。

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今回、ポイントに到着し、開始の合図があったのが8時半頃でした。

その後、最初の移動は13時半、その間何と5時間流しっ放し! タチウオの群れの濃さが窺い知れまました。

 

ご参加の皆さま、何か得ることはございましたでしょうか。

えさ政さん、大船長、女将さん、岩越船長、矢内さん、カメラマンの大さん、今回もお世話になりました。

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今季は好調夏タチウオ、もうしばらく楽しめそうです。