剣崎沖解禁カワハギ仕立て・後編
剣崎沖解禁カワハギ仕立て・前編 より続きます
乗り合いで数人から始まった剣崎沖解禁カワハギ仕立てですが、今年でもう10年位、いや、それ以上経ったのではないでしょうか。
また去年より、「剣崎沖の解禁仕立てに参加したい」とのお声を多数寄せられていたこと、そしてここのところ、そういったことを親身になって聞き考えてくれ、人数によっては仕立てが2艘になったとしても任せられる方々がいらっしゃることもあり、思い切って今年からもう1船、2艘の仕立てとさせていただいたのでした。
お祭りムードの1号船に対して、2号船は「解禁日のカワハギ釣りを真剣に楽しむ」といった雰囲気となりましたが、どちらかと言えば後者が基本的な仕立て船の位置付けとなり、どちらも楽しく、釣りを楽しむと言ったスタンスには変わりがありません。
出船前のムードは前編に書かせていただきましたので、2号船のポイント到着からの模様を書かせていただきます。
同じく剣崎沖、灯台を西に見やる浅場のポイントに到着、朝一の潮はそう早くないようです。
開始の合図と共に仕掛けを振り込み⇒オモリ着底⇒1m底を切りヒラウチ⇒そのままオモリ着底=オモリパタパタ⇒短いステイの後中オモリを使って仕掛けを弛ませる⇔沢山弛ませるを繰り返します。
アタリがなければ仕掛けを巻き入れ替えて、中オモリの重さを感じつつ弛ませる⇔沢山弛ませるを繰り返していると、「コンッ」と頭を振るカワハギのアタリが出たら、中オモリの重さを使って少し送り、次の「コンッ」でもう一度送り、ユックリとロッドを立ててくると小気味よい引きとなります。
そんな夏カワハギ釣りのパターンで、早くも1匹目を釣り上げたのは川田さん。嬉しそうな表情です!
西本さんも良い笑顔! 平日にお仕事返上でのご参加、その甲斐ありましたでしょうか?
加賀さんも早々にヒット! まだまだ大きな型がいます、是非狙ってみて下さい!!
までヒレが整っていない、典型的な夏カワハギを釣り上げたのは西家さん。ついばむようにエサを食べる、難しい1枚です。
釣り上げると、フッと心が緩むもの。そんな表情の高須さん。
まあまあサイズを釣り上げたのは秋保さん。この日も細かで丁寧な釣りをされたことと思います。
「カズ」こと高沢さん。プレジャーボートをお持ちで、ご自身も無類の釣り好き、巨人好きでもあります。
「ボビーちゃん」こと山下さん。いつも笑顔を絶やさず、周りの皆さんを一瞬で笑顔にしてしまうムードメーカーなのです。
柳澤さんは、この日も安定した釣りをされたと思います。2号船の竿頭、流石です!
尺ハギを釣り上げた嵯城さん。嬉しくて笑って・・・、いないなぁ・・・(謎) 嬉し過ぎてもしかして、うれし涙だったかな?
アタリパターンは掴んだものの、宙で我慢、修業?をしていた冨永さん。でも1枚差の次頭、流石でした!
「よんちゃん」こと松迫さん。何でも前半苦戦されていたとか・・。でも、この起死回生の1枚から波に乗れることもしばしば、良い笑顔です!
柘植ちゃんは、釣行毎に分析、考察を怠らず、確実に階段を昇ってくる辺りに頭が下がります。これからも応援しております。
噂によると「川窪さんは、かなり真面目に釣っていましたよ」とのことでした。それがこの大型、好釣果に繋がったのですね。
小前さんはマルイカでも、エギタコでも、もちろんカワハギでも、真剣に楽しく釣りと向き合っていらっしぃます。そうして釣り上げた1枚は格別ですね。
2号船リーダーの矢内さん。サブリーダーの佐藤さんと共にありがとうございました。釣りはもちろん凄腕、今後ともよろしくお願いいたします。
ジギングも大好きだけど、カワハギも大好きなRieさん。この日は前半苦戦したとか!? でもこの笑顔、この後もサイズアップ!
定刻まで釣りを楽しみ1号船、2号船は平作川をスローに航行している時より雨が降り出してきました・・・!
沖からも、久里浜辺りの空の色が気になっていましたが、皆さんが宿に上がる頃に雨足は強まり、集合写真を撮る前に無念の解散となってしまいました。
ただその後、一旦雨が上がった時に、まだ残っていらっしゃった方々で集合写真を撮ったのですが、その後、前日に誕生日だった松浦さんに、大石さんよりサプライズのバースデープレゼントが!
すると大石さんが「プレゼントはもう一つあります!」と言い出し、それは、主催のりょうさんへと言うのです!
これにはたいへん驚き、なかなか手に取ることができなかったのですが、皆さん、大石さんに囃し立てられ受け取らせていただきました。
そこで一言、二言ではありましたが、この釣り会は、皆さまのご参加があってこそ行えること、その幸せに、感謝の旨をお話しさせていただきました。
前編冒頭で綴った文章をもう一度・・・
年間を通して数ある釣行の中で、8月1日は僕にとって特別な釣行日なのです。
そんな素晴らしい思い出を反芻しながら、ついつい思い出し笑いをしてしまいながら、この前編・後編を書かせていただきました。
ご参加いただきました皆さま、心よりありがとうございました。
山天丸さん、山下丸さん、巳之助丸さん、お世話になりました。
剣崎沖解禁カワハギ仕立てはまた来年、よろしくお願いいたします。