海堡で好調 夏タチウオ!
猛暑が続く中の8月7日(日)、羽田のえさ政釣船店さんにて、LTタチウオ釣り教室を開催させていただきました。
えさ政さんでのタチウオ釣り教室第2弾となるこの日、ご参加いただきましたのは22名様、いつも多くのご参加ありがとうございます。
さて、釣り教室では、出船前にレクチャーを行うのですが、準備をしていたら、あれあれ・・・? 何だか派手なハットを被ったお方が(笑)
そう、前日は、伊藤さんの誕生日でしたので、大内さん(右)の粋な計らい)で、賑やかな船上となりました。
レクチャーは30分位、タチウオのポイント、適したタックル、仕掛け、釣り方などを述べさせていただいております。
レクチャー終了後、岩越船長が舵を握る船は、第二海堡周りのポイントを目指します。
出船後は皆さんを一回り、お1人ずつエサの付け方をレクチャーさせていただいております。
ポイントに到着するとそこには、ギュッと密に集まったタチウオ船団ができていて、期待に胸を高鳴らせながら、本船は船団に近づいて行きました。
ただ、どの船を見ても、タチウオの釣れ上がる、真夏の陽光にギラリとくねる魚体が見えません・・・??
開始の合図で、皆さん一斉に仕掛けを下しますが、タチウオからのシグナルは中々訪れず、おまけに潮が物凄く早く、朝一がチャンスのタチウオ釣りですが、乗っけから不安が立ち込めました。
その沈黙を破ったのは元岡さんの奥様。タチウオ釣り教室の時もご夫婦でご参加いただいておりました。
えさ政さん常連でもあり、チャリティー釣り会にもご参加いただいている鈴木さん。ユッタリとしたシャクリの中でアタリを見つけ見事フッキングさせました!
湾フグの名手、「たけちゃん」こと武田さん。今日は会社の方々3人とご参加、20本近い釣果は流石の一言でした!
大村さんは、タチウオ釣り数回目とは思えないほどのシャクリで、アワセもバシッと決まっていました。
「エサを離してしまったタチウオの攻略法が分かりました!」と、嬉しいご報告をいただいた大川原さん。次回はもっと釣果を伸ばしていただけたらと思います。
誕生日ハットから、ダイワのキャップに被り直し、メリハリのあるシャクリでチャンスをモノにしていた伊藤さん。ラスト5分、動画のカメラが回る中、2本のタチウをを釣り上げたのには感激いたしました!
「中々難しい」とおっしゃっていた原さん。基本のシャクリができるようになってきたらこの通りです!
さて、早潮の中、オマツリに注意しながら、皆さんからなるべく離れたスーパー舳から竿を出してみました。
水深は40m位、アタリダナは30m付近と言うことで、斜めに出て行くラインを鑑み、マーカーを見ながら45m程ラインを出しシャクリ始めました。
反応がある=船が密集して船団ができている のですが、ハンドル1回転のシャクリではアタリが出ないようです。
そこで、
その場で2度、リールを巻かずにシャクリを入れ、3回目のシャクリでリールを半回転巻くを繰り返しました。
海中のエサは、2度ほど小刻みに揺れ、その次に30cm程上方に移動、を繰り返すシャクリです。
活性の低い時、このシャクリは有効で、シャクリ続けているよりは定点で止める間合いが多いので、その定点でアタリが出れば、エサの端を咥えている噛みアタリでも弾くことがなく、ハリ掛かりさせるまでの勝負に持ち込むことができます。
その誘いで連荘、当日のタックルは
ロッド:極鋭GAME M-175 AGS
リール:スパルタンRT TW
ライン:メガセンサー 12ブレイド 0.8号
テンビン:快適テンビン スピード
シンカー:快適船シンカーS/SR 50号・60号
ハ リ:D-MAX 船タチウオ SS 1/0
ハリス:ディーフロン 船ハリス 5号
そういったシャクリ方、基本の釣り方等も収録したDISCには、音声、テロップの解説付きで配信させていただいております。
さて、そんな早い潮に、ロッドを携え船中を回れないでいたのですが、潮止まり付近より流れも落ち着いてきたところを見計らい、皆さんの間に入れさせていただきながら、釣っている姿をご覧いただきました。
艫の釣り座を生かし、早潮の時も釣り上げていた大内さん。誕生日のハット、盛り上がりましたね~~(感謝)
前日は、ジギングでタチウオを狙っていた神尾さん。そのタフさ、そして探究心、脱帽です!!
静かな釣りで、シッカリと釣り上げている吉澤さん。DAIWAのシャツ、キャップ、明細の短パンがお似合いでした!
途中から食いパターンを見出し、連釣していた望月さん。深場のタチウオ釣りが得意との事でしたが、浅場でも難なく釣り上げていらっしゃいました。
ダブルヒットは、木村さんと伊藤さん。タチウオ釣りの面白さを味わっていただけましたでしょうか。
やりました、鈴木 利枝さん。最新のタックルを携え、タチウオと向き合う真剣な横顔、カッコよかったですよ。
下顎にバッチリフッキングの上条さん。良型を釣り上げ、してやったりの表情です。
ラスト1時間、船は海堡から千葉側、富津沖へと移動、13mという超浅場、夏タチのメインポイントを攻めて終了となりました。
今回は、朝一から良い感じで船団ができ、反応があるにもかかわらず、何かパッとしない釣れ方でしたが、日が高く昇ってかでも、そう食いが落ちるということはなく、ポツポツと釣れ続いた1日でした。
初めてタチウオ釣りをなされた方が半数位いらっしゃった中、掛けるとまるで根掛りのようなタチウオに、目を丸くしてリールを巻かれていたことが思い出されます。
この度は、ご参加いただきまして、ありがとうございました。
えさ政さん、岩越船長、お世話になりました。
今後えさ政さんでは、カワハギ釣り教室、湾フグ釣り教室などを開催させていただく予定です。