2024.5.14
富津沖から大貫沖へ
2024.4.22
東京湾にて、ロッドとエギを使ってのマダコ釣りをテーマにした釣行の第5弾、今回はつり人誌さんの取材も入りました。
8月5日、夜が明け切らぬ前、浦安の吉久さんの駐車場で一休みです。
夜が明け船に移動、タックルの準備をしていると、隣り合ったフグ船よりお声かえいただきました。
お話しをすると湾フグは初めてのご様子で、前夜僕の湾フグ釣りの動画を観て勉強してきたとのこと。加藤さん、嬉しい限り、ありがとうございます。
さて、今回のタックルは
ロッド:タコX リール:ミリオネア バサラ これは、50号オモリを使ってのテンヤ、又はエギ用
ロッド:アナリスター エギタコ リール:スパルタンRT この組み合わせは、10~30号程度のオモリを使ったエギ用
ロッド:アナリスター テンヤタチウオ アナリスター エギタコに近い調子で、やや長め ラインは何れもメガセンサー12ブレイド2号
今回はタコエギとしてエメラルダスを、カンナにはSaq Sas カットウのLLサイズを取り着けた改造エギを用意しました。
そんなタックル類を、つり人誌の八木編集長は、次から次へと撮影して行きます。
さて、峯岸船長の船は定刻に出船、旧江川河口を出て東に進路を取り、ディズニーランドを左手に見ながら航行、ポイントを目指しました。
ポイントは、中潮ながら潮の動きはほとんど無く、夏の湾奥特有の濁り潮でした。
到着して開始間もなく、先のタチウオ釣り教室にご参加いただいた、山口 ゆかりさんのロッドが「キタキタキタ~、重い~~!」との声と共に曲りました! ジギング用のスピニングロッドとタコエギで、お見事1杯目のマダコをGETです!!
やはり、タチウオ教室にご参加いただいた二関 雅代さんはテンヤの手釣りで、美味しそうなサイズを釣り上げていました。
僕は、アナリスター エギタコとスパルタン、タコエギで狙って1杯目を釣り上げ状況を計った後、エメラルダスに付け替えキャスト、小突きながら手前へと誘ってくると、入っては戻っていた穂先が、粘性のある重みをともない止められます。
こう、これがタコのアタリで、今まさに海底で、エギに襲い掛かり、押さえつけ始めた挙動なのです。
ここではアワセを入れずに、更に小突き続け、タコに襲われ逃げようとするベイト(エギ)を演出、逃がすまいとの不安感をタコに抱かせ、これ以上ない程抱き込んだと思われる=重さが更に増した頃 ロッドを下げラインを巻き込み、スイープなアワセ=1秒位1m位でロッドを立てる で シッカリと重みを受けながら、水圧でタコをカンナ方向に移動させハリ掛かりさせます。
底を離れたタコを背負うロッドは気持ちの良い曲りを見せ、水面と、リールに巻き取られるラインの色を交互に見ながら、ポンピングしないよう、緩めないようにリーリングしてきます。
水面に現れたタコのカンナの掛かり所を見極め、腕の根本、太いところにガッチリと掛かっていればそのまま抜き上げてしまい、腕先の細い所や、浅く掛かっている場合は、タモによるアシストをお願いしましょう。
さて、八木編集長は先ずテンヤで挑戦、程なく「きました、きました」とアワセが決まり、初タコGET、おめでとうございます。
釣りに精通されている方は、新たな釣りをされても、すぐに勘所を捉え、エギでもこの通り、流石としか言いようがありません!
硬調の、テンヤタチウオ用のロッドが、気持よく曲がり込んでいます。
僕は、ホワイト系のエメラルダスでヒットした後、イエロー系にチェンジ、キャストを繰り返し、船下まで探ってくる途中にモタレ、小突き続けて大アワセ、キマシタ!!
当日は心地良い風が吹き、終日晴天、真夏の海上だったものの、水分を十分に持って行き、喉が渇く前に飲みながら快適に過ごせました。
釣り座によっては日陰が無い場合もなり、この時期は、余るほどの水分と、十分な日焼け対策に留意いただくよう、お願いいたします。
関西では、エギを2個付けしての釣法もあり、実績を上げているようです。
関東のマダコ釣りに、新たな提案と言っては言い過ぎかも知れませんが、当日の釣果は、ロッドとエギを使った釣り人に軍配があがりました。
この日の模様は、つり人誌8月25日号に掲載されますので、是非ご覧いただけたらと思います。
もちろん食味はお墨付き、浅茹でにして、これは唐辛子酢味噌で。たいへん美味です。