アングラー:林 良一


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林 良一さんの記事
2009.8.15

マルまるブログに参加させていただき ~釣りに対する考え方の変遷~

去年位前まで釣りに行くと、いわゆる「竿頭」を目指して奮闘していた自分がいました。

でも最近になって、釣りに対する考え方が変化してきた自分がいることを感じています。

 

数年前の夏のタチウオシーズン、常宿に「○○ジギング倶楽部」とプリントしたTシャツを着た数人組みが乗船してきました。

こちらは勝手に「刺客」と思い込み、「負けちゃいけない」と躍起になってタチウオを釣った思い出があります。

そんなように、自分勝手に状況判断して奮闘したこと、一度や二度でははりませんでした。

またそれが楽しく、プレッシャーの中でのメンタルコントロール、その日を次の釣行につなげる為の釣り方、仕掛けなどの試行錯誤など、考え得ること、でき得ること全てやってきた自分がいました。

 

そして今年、このマルまるブログもきっかけとなり、素晴らしい釣りのお仲間が沢山できました。

そんな方々、「林さんはアナゴ釣りやるんだ、今年から始めようと思っているんだけど、今度一緒に行きませんか?」など、その方が未体験な釣り物で僕がやっているもの、「僕で良いのなら」と、ご一緒する機会が今年はものすごく増えました。

 

家族で食事に行けばお釣りの来るほどの金額を、良い意味でマヒして支払い乗り込む釣り船。

皆さんトキメキを求めて船に乗りに来る、釣りに来るのだと思うのですよ。

そこでは人生の先輩を敬う年功序列こそあれ、常連が偉いとか、一番釣った人が偉い人、または、釣れなかった人はダメな人などという価値観は存在しないと思いますし、そこでは皆が安全に楽しむ権利がある「主人公」なのではないでしょうか。

 

でも、「折角釣りに行くんだから、釣れないよりは釣れた方がいいに決まってんじゃん!」という方もいらっしゃるでしょう。

ごもっともです。

近頃僕は、「お知り合いになった素晴らしいお仲間、この方達皆が主人公で釣りを楽しめ、できるならなるべく多く釣り上げられるにはどうしたら良いか?」に思いをめぐらすようにってきました。

では、「僕の得意としている釣り物で、自分の経験、自分の考えから出来上がったもの、それらをこの公開の場で発信させていただけ、もしそれで一匹でも多く釣れるなら」と考えました。

そしてこの、末席に加えていただいたマルまるブログでも、釣行記、釣りの技術面、道具の扱い、仕掛け、釣りに対する考え方、メンタル面、マルイカ以外での釣り物のキモ等、とても拙い文章、読む方にとっては難解だっだとは思うのですが、ここのところの僕の釣りに対する考え方を綴ってみました。

 

これからもずっと釣りを続けて行きたいと思っています。

こんな面白い趣味、沢山の素晴らしいお仲間、やめられるはずはありません!