アングラー:田渕 雅生


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2020.10.20

ライトタックルで楽しむ中深海釣り

釣って楽しい!食べて美味しい!中深海釣り!!!

中深海の定義は、はっきりとした事は分かりませんが、私なりの理解では、

・水深150m~300m程度で使用オモリが150号~300号(メインは200号)が中深海。
 ターゲットは、オニカサゴ、アカムツ、ムツ、キンメ、等々。
・水深300m~500m程度で使用オモリが300号~500号(時には2kg前後の鉄筋)が深海。
 ターゲットは、アコウダイ、キンメ、マダラ等々。
・水深500m以深で使用オモリが500号~800号(時には3kg前後の鉄筋)が超深海。
 ターゲットは、ベニアコウ、アブラボウズ等々。

深海~超深海の釣りでは、タックルを「手持ちで誘う」ことはなく、基本的にタックルをロッドホルダーに掛けたままの釣りになります。

一方、中深海の釣りで、オモリ150~200号を使用する場合は、勿論「置き竿」でもやれますが、手持ちで「誘い」を入れて、アタリを取ってあわせることができます!
昨今の関東エリアのオニカサゴ釣りやアカムツ釣りでは、手持ちで誘う釣り方が主流になっているようですね。

さて、今回は三崎・海外港の「釣船・智盛(ともせい)」さんから城ケ島沖の中深場で、ムツ・キンメ狙いの釣りに行ってきました!

はい! ご存じの方もいらしゃると思いますが、釣船・智盛は、周年中深場釣りで看板を揚げている「伊三郎丸」さんのご子息が独立した釣り船です!
とても綺麗に掃除されている船で気持ち良いですよ!

船で配られるエサは冷凍のイワシ(背黒)。 こちらも新鮮な状態のイワシを急速冷凍しているようで、身持ちがとても良いです。

仕掛けは、ダイワから新発売された「快適中深海仕掛け」を使用。
今回は、定番ゲストの色々な魚(スミヤキ、メダイ等)も釣り上げたいと思い、8本18-12-16の最も太いハリスの仕掛けをチョイスしました。
この表示の意味は、針がムツ針18号、ハリスがDフロン12号、幹糸がDフロン16号です。
連結のサルカン、親子サルカンはサクサス採用で糸絡みを軽減してくれます。 これは深場釣りではとても重要なファクターです。

8本針の上5本に持参したイカ短とカツハラ(カツオのハラモ)を付け、下3本にイワシを装着しました。
イワシは下顎から頭部の目の少し後ろの硬いところに針を刺すとエサ持ち良いです。



タックルは、
ロッド:極鋭コンセプトゲームP HHH-205
リール:シーボーグ500JS
ライン:UVFメガセンサー12ブレイドEX∔Si 4号

水深260m~280mラインで竿先をガクガクさせる良いアタリを出してくれたキンメ③点掛け!!!
全てイワシ餌に食ってきました!

北東強風と雨が降りしきる悪コンディションながら、船長がバッチリ良いポイントに当ててくれて楽しい釣りができました!

ムツにキンメと刺身や炙りで良し! しゃぶしゃぶで良し! 煮つけや塩焼きで良し!
沢山釣れたら西京漬けにして冷凍すれば保存もききますよ!

今日使用したタックルは、オニカサゴ釣りやアカムツ釣りにもバッチリです。
竿もリールも軽いので手持ち誘いには持って来いですよ! 是非お試しください!