林 良一さんの記事
2014.8.11
〈林〉伝説の調子復活・アナリスター エギスミイカ
毎年秋、カワハギと並行して釣りに行くスミイカ。スミイカ釣りには伝統的なテンヤとシャコをエサにする「テンヤ釣り」と、餌木を使った「エギング」と2種類の釣方で楽しむことができます。僕は後者のエギングオンリーで、タナ取りからスミイカが餌木を抱いたアタリ、カンナに掛けたときの根掛りしたかのような反動、そしてその食味と、毎秋何回かはスミイカ釣行をしています。
去年はそんなスミイカ釣りで、手持ちの様々な竿を試すべく釣行、「スミイカのエギングに適した竿とは」と題しこの場でも書かせていただきました。その時は、以前からA-トリガーライトフグがスミイカのエギングに最適な調子ということを鑑み、比較的柔らかなマルイカ用の竿を試してみました。どちらの竿でもスミイカを掛けることはできましたが、柔らかでアタリの大きく出る穂先の竿は横風に弱かったり、風に強い硬めの竿はアタリが小さく出たりと言った「帯に短し襷に長し」といった所がありました(専用竿ではないので、当たり前なのですが・・)。
そしてこの度、スミイカエギング伝説の調子を忠実に再現した「アナリスター エギスミイカ」がリリースされました! 10号オモリ+エギの重さを背負った時のアタリを取り易いしなやかな穂先と、スミイカをガッチリと掛けて受け止める粘りを兼ね備えた竿となっています。
今から楽しみなスミイカ釣り。秋は釣って楽しく、食べて美味しい釣り物が多くて困りものです・・・(苦笑)