好釣!・湾(ショウサイ)フグ釣り教室
今季ホームグラウンドの東京湾で好調な湾(ショウサイ)フグ。
そんなショウサイフグを狙った釣り教室をえさ政さんで開催させていただきました。
一般募集の釣り教室の釣り座はくじ引きで決定しており、船宿さんへの受付け時に連座のご希望もうけたまわっております。
皆さんお揃いになりレクチャー開始です。当日は何となく雨模様なのが気になるところでした。
レクチャーでは、なぜショウサイフグという名前なのか? 釣るために適したタックルは? 仕掛けは? 釣り方、ロッドを傷めない抜き上げ方などをお話しさせていただきました。
レクチャー終了後女将さんのお見送りを受けて出船、岩越船長は一路富津沖を目指しました。
出船後は大切なエサ付けを、エサ作りと共に個々にお伝えさせていただきました。
航行1時間程で富津岬の北側の海域である富津沖に到着、アンカーを入れ船が安定すると釣り開始の合図が出ました。
するとすぐに1匹、小型のショウサイフグが上がるのですがその後パッといたしません。
ポイントを移動、その後もう一回移動したときにアタリが頻発いたしました!
さて、当日の富津沖は鈍色の空、南寄りの風もやや冷たく感じる日並みでした。
潮は濁っており小潮回り、上潮残りの時間から釣り始めるも潮高がないため下げ始めていました。
下げ潮がもう一息速く流れてくれれば活性が上がると予想できました。
アタリの出方は大きく2つに分かれ、活性が良く分かりやすい目感度アタリを出す個体もいれば、おそらくどこかのエサを食べてきたのでしょう、緩い潮の流れと相まって居食いさながらのごく小さなアタリもありました。
湾フグ釣りで大切なことは、軟らかな穂先を装備した専用ロッドを使ってのゼロテンションの精度で、活性の低い居食いのアタリ≒穂先の変化を感知することが大切となってきます。
ロッド:極鋭 湾フグ
リール:アドミラ
ライン:12ブレイド0.6号
フグがハリスを噛んでもアタリが出るチラシバリ仕掛け。
まさに「アタリを出すことに特化した仕掛け」であり、アタリが出さえすれば後はカットウがフグを掛けてくれます!
途中土砂降りの雨になりましたが、皆さん穂先を見つめる眼差しは真剣で、集中力を切らさず頑張っておられました。
決して日並みの良い中ではありませんでしたが、皆さん沖上がりまで頑張っておられました。
帰港中は南風に押されながらの航行となりました。
下船後は宿の裏手にて、当日の状況をお話しさせていただきました。
ご参加いただきました皆さまありがとうございました。何か得る事はございましたでしょうか。
えさ政さん、大船長、女将さん、岩越船長、マスター、山下さん、この度もお世話になりました。
今後の釣り教室ですが、富士村 彩花さんをお迎えしてのLTアジ釣り教室が若干の空きがあります、釣り好きの彼女と美味しいアジを釣り上げていただけたらと思います。