アングラー:林 良一


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2022.10.17

温泉パックでタチウオ釣り

早朝のえさ政さんのテラスで釣り教室の方々をお待ちしていると、様々なお知り合いの方にお会いするものです。

 

そんな週末、今年5月に湾フグでのプライベート釣り教室を開催いただいていましたNさんより、この秋にもタチウオ釣りでのご依頼をいただきました。

会社の方々の20名様が参加されレンタルロッドが17本、釣りの面白さをお伝えできる機会ともなったのでした。

 

皆さんがお揃いになりレクチャーを開始させていいただきました。

 

今回のレクチャーはギアを下げ、リールの扱い方、巻き上げ過ぎの注意、タチウオの歯が鋭い事などを繰り返しお話しさせていただき、沖上がりまで快適で安全な釣りができるようお伝えさせていただきました。

 

レクチャー終了後、女将さんと春彦船長のお見送りを受け出船いたしました!

 

出船後は大切なエサ付けを個々にお伝えさせていただきました。

おそらくコノシロの切り身エサを初めてご覧いただいたのではと思います。

 

今回の試案所はポイントの選定でした。

朝一、担当の佐護船長と船上にて打ち合わせをいたしました。

それによると、富津沖の浅場にタチウオの群れがいたのだが、吹き続ける北西の風で群れが散り散りになっている模様?とのことでした。

一方神奈川県側の走水沖は水深60m前後となり、釣りが初めてでレンタルロッド、オモリ60号では少々辛い釣りになることが予想されました。

ではと、浅場の富津沖に向かいしばらく釣ってみて、状況が良くなさそうであれば対岸の走水に移動しようかという事になりました。

 

鈍色の空の下を北風に押されるように航行すること1時間、富津沖には10艘近くのタチウオ遊漁船の姿が見えました。

水深は16m、開始早々艫の方が指3本半サイズを釣り上げられました!

 

群れの移動が速いようで、佐護船長はこまめなポイント移動を繰り返します。

反応は底ベッタリのようで、そこから誘って食い気のある個体がエサを追ってきて数メートルのところでバイト、掛けた直後の大きくしなるロッドに頬が緩みました。

 

タチウオの他にもイシモチ、マゴチ、エソ等のゲストも上がり、何と船中2匹のトラフグも釣り上げられました!

 

ロッド:極鋭タチウオゲーム MH-175

テンビン:快適天秤アーチ

 

 

ちょっと渋い日ではありましたが、この後、温泉に入って自ら釣られたタチウオ料理を堪能できる温泉パックの食材としては十二分の釣果となりました。

 

 

下船後は宿のテラスにて、当日の状況をお話しさせていただきました。

 

ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。この後の宴会でも大いに盛り上がったのではと思います。

幹事のN様、この度もありがとうございました。

えさ政さん、大船長、女将さん、佐護船長、山下さん、この度もお世話になりました。

 

気候も良く釣り物も充実している秋、是非釣りにお出掛けいただけたらと思います。