アングラー:林 良一


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2022.8.29

寄りフグ絶好釣です!

釣友の高村さん、中村さんからお誘いしていただき、中村さんの2人のお子さんとも一緒に羽田のえさ政さんへ湾フグ釣りへ行って来ました。

 

秋は数釣りの湾フグ釣りではありますが、今年はショウサイフグが一所に集まる「寄りフグ」のタイミングが早く、8月中旬からその模様が出て釣れ盛っていました。

ただ「釣り(師)の時世に今は無い」という言葉のように、「昨日は良くて今日はダメ」とか「明日は良いだろう」ということも良くあるもので、さて、当日はどんな模様になるのか期待してタックルを用意をしていると、えさ政さんの常連の大熊さんからお声掛けいただきました。

 

やはり釣友の「タケちゃん」こと武田さんを待って出船、楽しい釣りになりそうです!

 

今回タックルは、根回りのドウツキ仕掛けでの釣りにはメタリア、カットウでは極鋭を使ってみることにしました。

 

懐かしいボックスにドウツキの替えバリを入れています。

 

またハリは、「小型のフグが多い」との情報から、糸付きのカワハギバリも持参してみました。

 

さて、ポイントの大貫沖までは航程1時間程、到着すると岩越船長は魚探に目を落としながらフグの反応を探します。

きっと根を確認しながら、そして浮き気味の反応を確認して船を回し直して期待の第一投、「みっくん」こと光希くんが釣り上げました!

 

高村さんも掛けました。やはり極鋭湾フグとアドミラの組み合わせです!

 

6年生、お兄ちゃんの陽斗くん、初めてのフグ釣りにこの表情です!

 

タケちゃんはアカメフグをGET!  根回りのポイントですので多彩なゲストも混じります。

 

ごく小さなアタリを創り出す出ろテンションで掛けました! 中村さん、初湾フグ釣りはいかがですか?

 

かく言う僕は開始早々はちょっと苦戦でした。

若干張りのあるノーマルのメタリアで20号オモリのハンドリングを容易にと考えたのですが、潮止まりに向かっている潮見でしたので居食いアタリが予想よりも小さく、より目感度アタリが大きく出る極鋭に持ち替えました。

ごく軟調なSMT(スーパーメタルトップ)は、オモリが寝ている状態でのゼロテンション時、そのしなやかさゆえの目感度アタリを、そして超高感度ゆえのフグがハリを噛んだ手感度アタリを明確に伝えてくれます(ちょっとドヤ顔ですみません・・・笑)。

 

それはカットウ釣りでも活かされ、誘い下げ時のカットウが着底した挙動も目感度アタリに反映され、オモリ着底後のホバリングしながらの摂餌の様子もリアルに伝えてくれます。

これはカットウとチラシバリの両方に掛ったダブルの状態で、誘いが合って摂餌のタイミングであるアタリの間合いを捉えると、このようなことがあり、当日も数回ダブルで釣り上げました。

 

途中根掛かりで2回ほどラインが高切れしてしまい、船上でラインシステムを組んで再トライ、こんな時両隣で釣られるとかなり焦るものです(笑)

 

嬉しく美味しいゲストも釣り上がりました!

 

終盤、上げ潮の流れが強くなりオモリを追加したりしながら、誘いを掛けてゼロテンションで食う間を創り、その小さなアタリ≒僅かな変化に掛けに行きました。

 

沖上りまで皆で釣りを楽しむことができました。

終わってみれば86匹、久し振りの寄りフグ釣りにしては上々の釣果でした。

 

9月11日は晴山 由梨ちゃんをお迎えしての湾フグ釣り教室、まだ寄りフグが残っていることを願っています。

 

えさ政さんの竿頭ステッカーを初めていただきました(嬉!)

 

PS. 中村家では、釣り上げたフグで陽斗くんが河豚の握り寿司やから揚げを作ったそうです。