アングラー:林 良一


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2020.12.15

新ポイントで好釣!・ヒガンフグ釣り教室

何の釣り物でもそうですが、開幕するとしばらく手付かずのポイントゆえ比較的釣果が良く、大型も多く混じってきます。

毎年ヒガンフグは秋の始めより開幕、実績ポイントを攻めているとやはり個体数が減ってくるものです。

そこで今回は、えさ政さんの岩越船長が新ポイント開拓、良い釣果に恵まれました。

 

釣り座決めのくじ引きが終わると、乗船してレクチャーの準備を始めます。

レクチャーでは湾フグとは? ショウサイフグとヒガンフグの違いは? 生息場所は? タックルは? 親バリ仕掛けとチラシバリ仕掛けの違い、釣り方、熟成の仕方などについてお話しさせていただきました。

 

レクチャー終了後出船、航行中にエサの解凍の仕方、剥いてからの切り方などを個々にお伝えさせていただきました。

 

そして、いつもは多摩川の河口で面舵(右折)となるのですがこの日は取舵(左折)、新ポイントと思われる場所へ船首を向けました。

ポイントに到着、期待の第1投です!

 

下げ潮止まり付近、そして湾奥のポイントゆえ、あまり潮の流れが無い状況の中でのスタートでした。

 

さて、このポイントは少し釣って見切り、船長は対岸、千葉県側に舳先を向けました。

 

移動後も、ここぞと思うポイントを転戦、反応が良いところを流し替えながら、アタリが止まると新たなポイントへと移動、RUN & GUNしながら攻めて行きました。

 

さて、東京湾のヒガンフグのポイントは平場もあるのですが、堤防際などのマンメイドストラクチャーが主だった釣り場となり、ゴロタ石は敷き詰められている場合が多く、根掛かりしやすい場所でもあります。

そんなポイントでは、イカリバリであるカットウは根掛かりしやすくもあります。

個人的には捨て糸でカットウを自動ハリス止めに接続、そこがウイークポイントとなり、根掛かり時にもPEラインを高切れさせることが減ります。

カットウ:D-MAX フグカットウ針SS

オモリ: 紅牙遊動テンヤプラスヘッド

 

潮止まりからの上潮に期待しましたが、湾奥のポイントゆえ中々潮は上げて来なかったのですが、良いポイントに入ると連荘もあり、居食いしているごく小さなアタリにアワセを入れると「ガクン」とロッドが止められ、そこから頭を振る暴力的な引きが訪れます(写真は当日の最小サイズです・笑)。

ロッド:メタリア 湾フグ

リール: 20ADMIRA A100XHL

ライン:UVF メガセンサー12ブレイドEX+Si

リーダー:タフロン 船ハリス EX

 

 

 

 

 

 

風がほとんど無く、微細なアタリが創り出せる1日でした。

 

下船後は、宿の裏手にて当日の状況をお話しさせていただいております。

 

ご参加の皆さま、ありがとうございました。次回の釣行に繋がるものはありましたでしょうか。

えさ政さん、大船長、女将さん、岩越船長、大城船長、この度もたいへんお世話になりました。

今後えさ政さんでの釣り教室は、大場所の竹岡沖でのカワハギ釣り教室となります。