〈林〉作り込んで臨む
タックル面のお話し・・・
何釣りにしてもそうですが、いざ実釣で「あっ、あれ忘れた・・・」や、帰りの車中で「あれを忘れなければ今日また違った良い展開になっていたかもなぁ・・・」など、前回までの釣行で重ねてきたトライ&エラーで次に繋げる何かを見つけ出してはいたものの、もしその時使うモノを忘れていてしまっては、過去の自分の研鑽が1日停滞、迷いの時間帯がある釣りになってしまうのではないでしょうか?
ロッドやリールにおいては言語道断(といっても、実際リールを忘れたことがある筆者です・・・)ですが、シンカーや仕掛けなど、いわゆる小物関係の点数は多く、いざ船上で用意をしようとバッグを開けてみると「・・・・・。」、なんてことがたまにはあるものです。
そういった細分化したモノ、ハリス付き鉤や仕掛けにも新製品が登場いたします!今季は7cmハリスおがラインナップに加わり、8cmハリスを不安げにやや短くハリス止めビーズに取り付けていた方も安心のアイテムとなっていて、もちろんSaqSas健在です!!
そして新たなシンカーも発売され、25号、30号のシンカー素材はナマリとタングステンとがあり、ナマリ素材のシンカー(下の写真右)はアイ(シンカーをスナップなどで接続する金属の輪)がシンカーの下部にもあり、ナマリ素材よりも硬いステンレス素材のアイのこと、トントンと海底とコンタクトをはかるとシャープな手応えが返ってきます!
タングステン素材のシンカー(下の写真左)は言わずと知れた高比重、小さな体積で仕掛けをカワハギの待つ海底付近まで急降下させ、ステージ5などの激しい仕掛けの動きにもレスポンス良く追従してくれること受け合いです!!
そして、チョイ置き船べりトレイもカラフルなラインナップとマイナーチェンジが施され、同じくカラフルになったチョイ置きホルダーとのカラーコーディネイトも楽しめそうです!
おっと、「作り込んで臨む」でした。
こういった新製品を携え、以前から使い込んで自分のモノにしているタックル達をも愛でながら、明日の釣りを夢見てバッグにパッキングしている時、頭の中ではさっき叩き込んだエリアの状況が思い出され、それらが混沌と交じり合い甘美な期待となって気持ちが高揚し、「よし、これだけイメージして、これだけ性能の良いタックル達と明日も!」と、1人静かな興奮を禁じえず明日への作り込みを終えるのですが、毎度のこと頭の中は覚醒しっぱなし! 釣行前夜はいつでも子供の遠足と同じ心境なのでした・・・